2003年7月
あの時のこと
私の魂は
意識よりも早く反応した。
あなたの瞳の奥。
とおこへのメール
『好きじゃないって確かに思うなら、もうやめちゃえ!
次へいけ!
今に、どうにも諦められない人に出会うまで。
でも、うまくいくことがたいせつなの?
本当にたいせつなのは
好きだと思えるその人に出会えたことなんじゃ…?
この世での出会いなんて、みんな奇跡みたいなものなんだから。
そのなかで「好き」という心にさせてくれた、相手の存在そのものに
感謝の心を持てたなら、もうそれだけでしあわせの形が
うっすら見えてこないか?
たとえ片思いでも。
その自分の心も愛おしく思えないか?
せつない感じって、ちょっと、いや、時にはすごく苦しいけど
嫌いじゃないよ。
悪い感じじゃない。
恋する心は大切。
たいせつなんだよ。
いちご。』
ヘアカット
倉田正樹というヘアメイクアーティストがいる。
彼はカットの天才。
あなたは天才、と言うと
「いちごちゃんの髪質と僕のハサミの相性がいいだけだよ」
なんて言ってるけど、違う。
私は知ってる。
倉田正樹は天才だ。
忙しすぎる彼を無理やり捕まえては
いつもカットをお願いする。
私はタレントでもモデルでもないのに
悪いなぁ、と思うけれど。
倉田さんのカットを欲しいと思う気持ちを
止められない。
だから、わがままを言う。
切って、と。
だって。
私は彼の魔法にかかって
勇気をたくさんもらって
すてきになれるんだよ。
そしてまた、撮るんだ。
ふたり
これ以上は。
もう止まってられない。
僕達は。
もう笑ってられない。
僕達は。
もう引き返せない。
僕達は。
僕達は。
もうあぶない。
告白
恋人にしてください。
不二子
しまった、と思った時にはもう遅い。
好きな気持ちってどうしてあんなに突然
気付いたりするんだろう?
もしもその思いが本気だったら
途中でやめたり引き返したりなんて不可能だ。
いつだって手遅れ。
気付いた時にはすでに
好きで好きで好きで好きでたまらない。
被写体に恋するってこと
はじめて教えてくれたのは彼女。
写真の世界では彼女が初恋の人だ。
彼女に会うたび
地獄の底に引きづられるような気持ちになる。
好きで好きで好きで好きで。
くるしい。
かなしい。
せつない。
彼女まるごと全部を欲しいと思う。
だから狂ったようにシャッターをきる。
好き….!….と心で叫びながら。
誕生日
2003年7月12日。
すてきな一日。
だいすきな人に囲まれて楽しい日を過ごした。
…けど。
最後の最後でびっくりするほど
ムカつくことが。
でもそれは本来私がムカつくような出来事ではないので。
それはわかっているので。
大丈夫。
心は壊れない。
壊さない。
いい誕生日だ。
道を踏み外す前に神様が警告を。
孤独の道を選べと。
どんな抵抗も。
許さなかった。
神様は。
結局信じた道は間違いだったのか。
すべて夢物語。
もう目が覚める頃…。
…だったんだろう。
ゲートを。
くぐったのか?
ひとり、で?
誕生日2
…といってすぐ激怒するのがウリなんだよ。私の。
もう仕方ない。
酔っぱらった頭でぶつぶつ文句言いながら書いた
ゆうべのエッセイ読んだら。
…怒ってました。また(笑)
でもさ。だってさ。いやだったんだもん。
だけど、うれしかったのは。
水谷ケイちゃんが来てくれました!
プレゼントいっぱい持って!
ドンぺリ飲んでみんなで酔っぱらっちゃいました!
師匠もがくちゃんもかっちゃんもいたのに
みんなの写真撮るのわすれちゃったよ(笑)
あぁ、ごめんごめん。
水谷ばっかり。
すみませ~ん!
もともとがひいきする性格なので。
しかもあからさまにしっかりとわかりやすく(笑)
メールでお祝いくれた方々も
ほんとうにありがとうございました。
夏野、がんばります!!!
軌道修正
苺さんは月ですね…と言われた。
そうそ。そうなの。その通り。
ひとりじゃ輝けない。
だから光りをあててくれる人が必要。
太陽を持ってる人にひかれる。
くーっと惹き付けられて
もうずっとずっとそばにいたい、と思う。
魂に触りたい、と思う。
その人の中心をうつしとって一緒に輝きたい、と思う。
私の中心を照らして、と思う。
….読んでますか?
それがもしあなたじゃないというなら。
また探さなきゃ。 私の太陽。
諦めない、絶対。 諦めない。
みつかるまで探し続ける。
でもこの頃、ずっと思っていた人は実は違っていて
…えぇ~…まさかあの人だったらどうしよう…
と、弱気になっているところ。
だって。あんなところで突然、あんなこと言ったりするんですもん。
私から遠離っちゃう気がするじゃないですか。
離れないって。 約束したくせに。
いちいちくだらない事につまづいてふらふらする私も悪いけど。
だって、だって、それは…。
だって…。
私の大切な日にあんなこと言わないでくださいってば!
なんか。すごい、ヤだった、の。
きれい…と言ったあたり…。
で、そこで私にも新しい考えが浮かんだわけなのです。
さっそく明日から実行です。
知らぬが仏
ばっかじゃないの。
一緒に桃とか食べちゃって。
私が笑ってるからって。
平和そうな顔して。
ムカつく。
私がどんなに怒ってるか。
あなたは知らない。
こうなったら分かりました、
私にだってちゃんと計画があるんだから。
…思い知らせてやる!
反省するまで。
反省したら?
許すの?
うーん…。
うーん。
私の機嫌が良くなるような事してくれたらね。
どうすればいいのか、知ってるはずだから。
あなたは、絶対。
だから。 それを。 して。
そうするまでは…..。
心のなかでさよならだ。
?
……でもさぁ。
今気付いたんだけど。
言わなきゃわかんないんじゃないの?それって。
やっぱり怒りたい時には相手に向かって爆発するのが一番なんじゃ…。
だって素直な感情表現だよ。
それがなぜ悪い?
怒らないで伝えればいいったって…。
えぇ~….。
なんかやだ。そんなの。 私じゃない。
良い人みたいで気持ち悪い。
新しいやり方を、って思ったけど。
あーん、むずかしいですゥ…。
すてきなふたり
今日、寿子とデート。
新宿のタカノフルーツパーラーへ行った。
そしたら!
となりのテーブルに!
たぶん。恋人同士の男の人がふたり。
とてもとてもとても楽しそうに
パフェを食べながら語らっていた。
ふたりの間にすてきな何かが漂っていて
本当に幸せそうで楽しそうだった。
ちらちら盗み見していた私まで幸せな心に。
いいなぁ。恋する心って。
やっぱり。 すてき。
忘れちゃいけないよ。
とはいっても
どこか特別な目でそのふたりを見ていた私。
でもよ~く考えてみたら、ここは新宿。
そういう私達ふたりもレズカップルに見えたかも。
打ち合わせ帰りの私はビカビカに光る素材の上着を来ていて
髪をショートにしたばかりだし、仕事モードの時は
どうしても男っぽい感じになっちゃうので。
女っぽい寿子と恋人同士に見えたかもね(笑)
何か障害があっても惹かれあうふたつの魂。
よっぽどの力が働いてるんだろう。
憧れる。
その絆。
その強さ。
今朝のこと
「信頼」というルーンをひいた。
回復を表すルーンらしい。
そして今を信頼せよ、と。
信頼のあるところに愛は育つ。
あなたを信頼しています、は
あなたを愛しています、のもうひとつの表現だとも。
今何らかの形でパートナーが近付いているとも。
書いてあった。
怒りが去ったあと、心の中心に残ったものは。
深い深い悲しみ。
私は怒ってるんじゃない。
悲しいんだ。
かなしいかなしいしゃしんをとろう。
そしたらこの暗闇を通り抜けて
一番最初に見えた光のなかにいるものに
抱かれよう。
私の中心を掴んだその手に。
すべてを委ねよう。
もうなにも考えずに。
誰が来ても。
何が来ても。
拒まずに。
それをよしとしよう。
やきもち
やきもちってさぁ。
なんでこんがりトーストみたいに
おいしく焼けないのかなぁ。
だいたい私なんて
こげすぎ。
まっくろ、だよ。
見ると相手が竹炭のようになっている…(笑)すっかり…。
そうなると、もはや引っ込みもつかず。
…あぁ。
ふたつの違い
あの、
何かをみつけられる人と
みつけられない人。
この差っていったいなんだろう?
どこで明暗が別れるのか。
人生はどきどきだ。
せっかくみつけても少しの不注意で指の間から
するりとこぼれ落としたりしてる人もいる。
ハッと気付いてすぐに拾えばいいものを
(たいせつと思うなら)
大した事とも思わずにそのまま通り過ぎたりして。
もう二度と間に合わないとも知らずに。
人生は甘くない。
光りの方向
前世をみてくれた先生が言ったんだ。
誕生日過ぎにゲートをくぐるって。
なんだよ、ゲートって、と思って。
なんかピンとこなかったけど。
おい、おい、わかってきちゃったよ。
見えてきた。
イメージとしては。
私は道を歩いてるわけよ。
そうすると霧の向こうにうっすらと何か…
でかい扉が見えてきた…
って、まぁそんな感じ。
あれだな。あれをくぐるんだな。
まだ少し距離はあるけど
このまままっすぐ進むと間違いなくあの扉の前に。
もう目的地が見えてきたんだ。
なんといってもね、私は3歳の時から
あの目的に向かってやってきたんだよ。
時には迷いながら。
時には大きく逸れながら。
時に見えなくなったりしながら。
でもけして諦めずに。
自分のなかにある光りを感じながら。
光りの方向に目的地があるのを知っていたから。
どんな暗闇のなかでもその光りを感じることを忘れずに。
光りだけを頼りに。
光りだけを信じて。
ゲートをくぐったら。
そこで自分の一生をかけてやりたいことがあるんだ。
やりたいことがはっきりしてるんだよ。
だから一刻もはやく、そこに着きたい。
着いて、天から与えられた仕事を始めたい。
ヤマゲン
あーーーん!!!
今日打ち合わせでヤマゲンが来たんです。
そしたら、なななーーーーんとッ!?
あり得ないくらいのでかい花束持って!
玄関に立っていた。
「遅くなって悪かったけど誕生日おめでとう!」
….って。
クゥーーーー!しびれたね。
私の中心が電気ショックを受けたくらい。
うれしかった。
だって、たぶん生まれて初めてだよ。
人からこんな大きな花束もらうのって。
あぁ。私ったら。ただのバカOLだったのに。
ポスト編集部からこんな大きな花束いただくようになるなんて。
…ずいぶん遠くまで来ちゃったなぁ…
って感じです。
しみじみ。
!!!
え?
帰ったあと、机の上を見てびっくり!
またまた忘れてる。
あげるよと、もう無理に言うのはやめよう。
きっと好きじゃないんだ。むしろ嫌いかも。
私の写真を誉めたりするのも実は嘘かも。
そういえばいい加減な自分、と認めていた、ゆうべ。
聞きだせてよかった。
だったら、あのことも、それからあのことだって。
調子良く言ってただけかも。
絶対に見て、とお願いしたのもいつまでたっても見ないし。
私の言う事真剣に聞いてない。
いい加減な付き合い、か…。
だからあそこでいきなりあんな事を言ったりも…
何事もす~ぐ簡単にごめんなさいと言ったりも…
なるほど。
いい加減な人の真面目さを引き出すって、いったい…?
やっぱり私は自分が好かれて
大切にされるのが好き!
八竹
原宿に八竹という大阪寿司のお店がある。
そこの寿司はめちゃうまい。
はじめて食べた時、背筋がぴーんと伸びて
「ひゃぁ~!」とわけわかんない声が出たほど(笑)
今日も買って来てもらった。
あぁ。食べるたび運が良くなっていく気がする。
だいたい私は老舗のものは好きだね。
物でも食べ物でも。
長い歴史のなかでずっと残り続けてるって
もうそれだけで「いいもの」だと思うし
そのいいものを自分に取り入れていくことによって
自分もどんどん「いいもの」に変化していけるような気がするんだよ。
いいもので出来てる自分て。
おぉ!すばらしいじゃないか!
そしていい仕事をする。
…すてきな生き方ではないか!
遠藤憲一
なんとなくしょんぼりな気持ち。
こんな時はそう!あの人とデート!
遠藤憲一という役者がいます。
私はバカOLのころから彼のファンだった。
だから仕事で彼を撮影することになった時すごいドキドキした。
初対面できゅっと仲良くなった私達の付き合いは
もうかれこれ7年ほどになるかしらん?
遠藤くんは、あんなに自分がカッコマンで素敵野郎なのに
会うたびいつも私を誉める。
もしかして誰にでも同じような事言ってるかもしれないけど(笑)
私のいいところをたくさんたくさん言ってくれる。
遠藤くんと一緒にいるとどんどん自信がでてきて
ぐんぐん自分を好きになる。
私のことも私の写真も、好き、と。いつも言ってくれる。
そこだ。そこだ。そこそこ。もっと。もっと言って。
と思う。私の中心がじんじんしてくる。
心のなかでエネルギー反応がおきて、私のなかにチカラがうまれる。
しかし。
飲み過ぎて最後はいつもひっくり返って
死体キャラになっちゃう遠藤くん。
そしてそんな遠藤くんを見てまるで夢から覚めるように
さっさと彼を置いてひとりで帰っちゃうひどい私(笑)
だってもう気が済んだんだもん。
いっぱい誉めてくれて、さんざん好き好き言ってもらえて。
気持ちよかった! だからさよなら。遠藤くん。またねー。(笑)
会いたい気持ち
会おう、と言い続けて
なかなか会おうとしない人がいる。
撮って、というので
じゃあ撮りましょう、と言っても
そのチャンスをつくろうとしない不思議な人が。
あの人は。
いったい…
私に会いたい、と思っているんだろうか?
それとも会いたくないのかな?
なら、なぜ?
撮って、なんて…。
愛のある場所
表面はいろいろでも。
やはりたったひとつでしょう。
好きという気持ちなんて。
そこに愛があるか。ないか。
そのどちらかでしかないでしょう。
中間なんてない。
だから、ある場合はもちろんわかるけど。
ない場合ももちろん、わかる。
ないのを発見した時のあの悲しさ!
自分の好きな人だけ大切にする人。
そういう人って好きだけど
その目が自分に向かなきゃつまんない。
苺中毒
私が発信する刺激にどこまで耐えられるか。
只今実験中。
最後までいければ
そのまま中毒になるかもしれないけれど
一流になれる、必ず。
欲しいものは欲しい。
手段は選ばない。
このやり方は
どんな被写体も逃さない、という事に繋がる。
それがわかるなら。
このまま進みたい。
びびるようなら。
まだまだ、だ。
悪(アク)について
以前、このエッセイで悪について書いたところ
たくさんの人から問い合わせメールをいただきました。
なので、ここで少し説明をしたいと思います。
あのエッセイを読まれたほとんどの方々が
私は悪人や悪事が好きなのか、と思われたようですが
それは微妙に違います。
私の好きな、心惹かれる「中心に悪を持った人」
というのは、
まず物事の善悪がきちんとわかる人。
これは悪い事、これは良い事の判断が
自分のチカラで鮮明にできる人。
そのうえで、場合によっては悪の道を選択できる人。
自分の夢や希望や欲望のために
ほんのいっとき悪の道を通過しなければならないとして。
そこを愛と勇気で乗り切れる覚悟のある人。
今は悪の道を歩いてるんだ、という事からけして目を逸らさず、
でもここを通り抜けた先の、あの光りを絶対見失わない人。
いざという時、
愛のためなら悪を選択する事もいとわないような。
悪を通過した自分自身のために
ちゃんと悲しんで、泣けるような。
そういう種類の人がいちばん好きです。
どんな場合でも、良い事はよし、悪い事はだめ、と
それだけの人は少し苦手かも。
悪い事は悪いという理由だけでそこは絶対通らず
そのために自分の夢や願いを諦めたりするような人。
そういう人って、自分以外の人の行動にうるさい。
目についた全員を正しい道に導きたがる。
「あ~ぁ!それは悪い事だから!だめだめ!」
なぁんて言いながら。(笑)
自分が通らなきゃそれでいいのに。
ほんとは通る勇気がないだけだ、そういう人って。
通ってる人がうらやましいんだろう、心の底では。
だけどまさか!そんな事ゼッタイ認めない。
一番苦手なタイプかも。なるべく会いたくない。
その生き方を否定したりはしませんが、もちろん。
私とは違う、ただそれだけです。
勇気があって、でも自分の意志で通らないだけ、という人は
他人の事そんなにうるさく言わないはず。
その時点で自分の生き方に満足していれば
あぁ、自分とは違うなぁと平和な気持ちで
ただすれ違うだけです。
どんな人に出逢ったとしても。
男って…
今日韓国料理屋で見たあの男の子。
目からなんか出てた。
光線みたいの。
ラブラブビームみたいな。
あぁ、好きなんだなぁ、ありゃ。
目の前の女の子。
光線ささって痛くないのかなーと思うほど。
でも違う。
女の子の方はなんとも思ってないふう。
光線跳ね返してる感じ。
ぷーぷぷ(笑)
あの恋はきっとうまくいかないだろう。
だいたい跳ね返されてるのも分からず
あんなにデレデレした顔で迫ってみたところで
そりゃ全然だめでしょう。
まぬけすぎます。
…ところで。あんな顔した人。
最近どっかで見たような…と思ったら!
かっちゃんでした!
私の誕生日に水谷にシャンパンをついでもらってる
その時の顔といったら!
ばかっちゃんです。
絆
心のままに付き合うだけだよ、後は。
深い深いところで。
誰にも来れないところで。
ひとつになろう。
かっこいい!
あーーん!ごめんなさぁい!
かっちーん!
そうです、そうです。
かっちゃんの名誉のために
かっこいいかっちゃんの写真も
紹介しとくざんす。
写真にかかわってる時のかっちゃんは
かっこいいです。
だからやっぱり一流の写真家になってほしいです。
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