2004年3月

2003-2005

夏野苺

ある日ある人からこんなことを言われた。

あなたみたいな人は自分の人生を語っちゃいけない。
誰にも話してはいけない。
あなたの道はとても特殊で他の人は絶対真似できないし
とうてい理解できないんだから。
あなたのやり方に憧れて近付いてくる人がいても
あなたは人を育てることをしてはいけない。
同じやり方をすればあなたのようになれると…
一時みんな夢をみるけど。
けして夏野苺にはなれないんだから。

聞いた時。  ああ、なるほど、と。
思いはしたよ、確かに。
だけどあれから少し時間がたって、なんとなく自分でも毎日考えて。
いや、ちがう。  と思い直した。
だって。
私の道は特殊って…そりゃ、私が自分でその道を選んだからだよ。
自分で好きな道を選んだにすぎない。

人生は選択の連続。
すべての人が意識的に選んでるかどうかは別としても
ひとりひとりみんな自分の道を選択している。
特殊な世界へ行きたい人はその道を選べばいい。
選べば誰だっていける。自由に。どこへでも、だ。
私だけが特殊なんて、そんなのありえない。
たとえば、自分には才能ないかも、とか。 できないかも、とか。
難しくしてるのはそういう、人間の心であって
なにも特殊だから難しいとかそんな話じゃないと思うけど。
それはもう自分を信じていないということなので
そういう人はどの道を進んでも成功者にはなれないと思います。

ちらっと…降りましたね、今日。
私は一日家の中に居たので
ぬくぬくしながら楽しく窓の外を眺めていました。
ぱあ……と降っていた雪…
きれいでした。
見ているだけなら、寒くもないし、なんの大変さも無い。
ただきれい、と思うだけで。
だけどたとえば、豪雪地帯に住むとか
雪と戦うようにして生きてる人の目から見ると
また全然違うんだろうなぁ。

同じものでも自分のいる位置によって違って見える。

これは物事すべてにあてはまるかも。
人の心とか、も。
最初きれいとか好きとか思っても
やがて大変だったり不都合だったり悪い事も知り…
さて、その先ですが、
いっぺんに嫌いになるという道もありますが
それでも好きでいつづける、という道ももちろんあります。

それでも好きでいつづける……
凛とした強さを感じられて、いいなぁと思います。
そういうのって。

なかなか存在しない尊い思いかもしれないけれど。

風の次は音です。

私の向かう方向から。
遠くかすかに聞こえ始めたそれは…爆発音のような。

飛び込むんだろうか…  あの中へ。

抜歯

こわ~い夢をみました、前の晩。
奥歯を抜く時、他の歯も一緒にごっそり抜ける夢。
そんな夢はちょっとどうかと思うけど(笑、だいぶ頭おかしい)
ビビリ屋の私はとても緊張してたんだと思う。
治療が始まったんですが、いきなり抜歯…です。
おおぉ…(泣)美人よ…きびしい…
ところが。
感動しました。華麗なる抜歯とでもいいましょうか…
私に極度の恐怖感があるのを知っている先生は
ずっと優しく声をかけ続けてくれて
気持ちをほぐしていきながらいつの間にか麻酔を。
全然気付かなくてチクリとも感じなかった私。
最後に「…はいっ!」と言った瞬間ぽろっと抜けた…親知らず。
麻酔が効いた後抜くまでにかかった時間は
わずか3分ほどだったと思う。
鮮やかなプロ仕事、見せてもらいました。
その夜、痛み止めのお世話になることもなく
無事終わってよかったです。

ところであの華麗なる抜歯。
どこかで見た事あるような…知ってるような。
と、あとからよぅく考えたら、
まるで私の仕事の現場にそっくりでした。
緊張している患者へ声をかけ続ける作業は
カメラマンと被写体の関係に似ていたし
タイミングを狙い、一気に「はい!」と歯を抜くあの瞬間などは
まさにシャッターチャンス。

…なるほど。プロは同じだ。どの世界も。

イエナイリユウ


ぜんぶ、ぜんぶ、ぜーんぶ、あんなのもこんなのもただのいいわけで
ほんとうのりゆうはほかにあるにちがいない。
だってそんなかんたんにじぶんのやりかたをまげるようなひとじゃない。
あのひとは。

秘密メール

『私は苺さん好きです。
 話してると心が綺麗になっていく感じがして
 すごく楽しいです。
 それに苺さんとメールやお話してて
 なんか自分が成長したように感じるんです。
 ぶっちゃけ…私の目指す女性は苺さんです。』

きたぞ、きたぞ、おい。こんなメールが。
とっさに私は考えたね。
このメールをくれた人は
1. まったく人を見る目がないバカ者
2. 私も気付かなかった私の良いところを発見できるほどの優れ者
さて、どっちだろうって。

まぁ…………………………………2、(笑)
と思うことに決めました。
いただいたこのメールの言葉を今日からお守りとする事にしよう。

なんて勇気をくれる言葉。
魔法の言葉。

だけどこの人知ってるかな?
一番大切なこと。
私なんかよりまずは自分の心が綺麗なんだということを。

裏切り


私は人を裏切ったことがない。
その感覚を知らない。
だから誰かに裏切られたとしてもきっと私は気付かないだろう。
それはどんな世界なんだろう?
嘘をつくということと似てるの?同じなの?
苦しいの? 切ないの? 悲しいの?
それとも。 気持ちいいの? 実は楽しかったりして。

裏切り、という言葉使ったな。
そうなのか。 裏切り…
今私は、本当に裏切られているのかもしれないけれど
なんだかよくわからないままだ。
むしろ信用しつづけたい気分でいるくらい。
だけど、どうなんだろう?
はたしてここでこう使うのが正しい言葉なんだろうか?
あの人は、裏切りという言葉で私の事を片付ける事によって
自分が本当に向き合わなければならない問題から逃げているだけ
という気がするけど。
もし裏切ったのだとすれば、それは
私を、ではなく自分自身を、なのでは?

どの道をどう行ってもその人の勝手ですが
できれば言葉は正しく使ってほしいです。
自分への言い訳やごまかしのために使うんじゃなくて。

まぁ、人のことなのでわかりませんが。

苦手なひと


どこをどう通ってこんな事になったのか
深いところを何も知らないのに、
物事の表面だけを見て、しかも自分の中の善悪だけで、
すべてを判断しようとする人が私は苦手だ。
こういう人って、その瞬間の自分の発言に酔いしれたりしてる。
自分の正しさにうっとりしたりして。
「自分は知らない」という事を知らない人だ。
「自分は知ってる」と思い込んでる。 ああ。こわい。

まただ…こんな人にはなるべく出逢いたくないのに、
ついうっかりまた会ってしまった…
気をつけよう。
ほんの一時でも気を許して信じた私がバカだった。
今度近くに寄ってきてもあたりさわりのない言葉で
そうとは気付かれないようにさぁっと逃げよう。
けしてもう二度と心の内は明かすまい。

私がなんのためにそうしたのか、
この問題がどこへ向かってるのか、どこを目指しているのか、
説明してはみたものの、そんな事ちっとも伝わってなんかいなかったんだ。
思えばそりゃそうだ、だって本当は
最初からこの問題にはまったく関係ないはずの人なんだから。

…私のやり方がよくないなんて。 影で言ったりして。
もし本当によくないと思うなら、どうして私に直接言えないんだろう?
他の人に言うくらいなら、私に言えばいいものを。
正論を唱えるならまずはご自分の行動を完璧にどうぞ…と思うけど、
それもできないくせに中途半端な正義を振りかざし私の行く手を阻む人。
ごめんなさい、苦手なんです、こんな人。

ゆうべの送信メール

『そうなの…特殊、なんて言われた日にゃなんだよそりゃ、としょんぼりな毎日。
 おまけに二度と語るなとまで言われちゃ、私は自分の人生を犯罪者か何かのような
 まるで悪い事してきたみたいに感じる。
 私といるからって…誰が私になれと?言ってないだろ、言ってないぞ。そんな事。
 苺になれないって、そりゃ当たり前だ。
 私の道って。 振り返れば確かにある、一本。
 でもそれって誰にでもあるじゃねぇか!…って思うのに。
 なんでみんな私の道と自分達の道と分けるんだよ…
 自分の道は一本道っていう意味ではみぃ~んな同じじゃんか!…って叫びたいけど。
 もうしません。黙ります。
 わかったよ、わかったよ、と、今私は貝のように口を閉ざして生きています。
 もくもくと。 ひとりっきりの世界で楽しく。

 よく知りもしない人達が間にごちゃごちゃ入って来て
 まるでわかったように決めつけてああしろこうしろと言っています。
 根拠は何もなく、私が自分の勘でそう感じるだけですが
 そういう人達の根底には、自分で好きなように生きている人を
 羨み、妬む気持ちが存在しているように感じます。

 自分のチカラを信じていけば大丈夫と思っていますが
 今はそのチカラを磨く時期なんじゃないでしょうか。
 ここで更に、どれだけ自分にチカラをつけられるか、
 その一点で今後のすべてが決まるような気がしています。
 先はどうなっているのかわかりません。
 が、前進あるのみ、です。

 それにしても。裏切ってごめんなんて。 私のせいにするなんて(笑)
 そうじゃなくて「だめだった」ということからちゃんと学んでほしい。
 今はそこをくぐらないと答え出せないと思う。
 今の自分を変えなきゃ。 なんにも変わらない。
 頑張ってかっこよくなってほしい。
 かっこよくなったら、もう一度会いたい。

 この前、部屋の窓から、
 お昼のお弁当を買うために長い列を作って並んでる会社員達を見た。
 確かに違うだろうな、あの人達と私は。
 見たいもの、見てるもの、感じてるもの、大切なもの、とかが。
 あの人達は私のことを特殊と言ったりするだろうな。
 でも。 私もいたんだよ、確かに。 かつてはあの列に並んでいたんだ。
 お昼には。みんなと一緒に。
 だから本当は誰でもなれるんだよ。スターにだって!(笑)みーんなみんなね。
 自分のいる位置に気付いて、もしも移動したいと望めばね。 本気で。

 たったそれだけのことなのに。』

ホワイトデー

び———っくりィ!!!
あけてみたらななななんと☆
CCマークの苺!
こんなのあり?

あ~ん、お守りにしますぅ!
ビッグになれそうですぅ!

ホワイトデー、
師匠からのプレゼント。

試飲会

銀座で行われた
イタリアワインの試飲会に参加しました。
ランチタイムだったので酔いが早く、
ぐるぐるちゃんになった私。
食事もとーってもおいしく
楽しいひとときを過ごしました。
スライドショーもあり、
ワインが出来るまでの説明も面白く
アドレア海を臨むぶどう畑の美しさが
印象的でした。

パルジャミーノチーズは
大きな樽状のままイタリアから運ばれて来て
その場でカットの実演。
切りたてのホヤホヤをいただきました。
本場イタリアでもなかなかお目にかかれない
贅沢なことらしい。

うれしくなって、かわいいココロがやってきた私は
かわいい写真が撮りたくなり、
ハーブのリゾットを自分で取り分ける時
ハート型によそって、パチリ。

よし!今年はイタリアへ行こう!
…とまた急に決める私。
もうスイッチ入っちゃいました。

ぐるぐるなアタマで。ほんの一瞬だけ。
ココロがチクっとしたんだよ。
あの海の名前聞いた時。

だから。

たいせつな、なにか

それを見た後ではけして戻れない。
見る前の自分には。

だから見るものは気をつけて選ぶ。

今の自分にとって正しければ
新しいパワーがうまれるけれど。

怖くて悲しいのは
本当は見なくてもよかったのに
うっかり知ってしまったために
あの頃せっかくわかっていたことが
今はもうできなくなってしまうこと。

そうとは気付かずに。
   いつのまにか失ってしまう。
         たいせつな、なにか。

人は見かけによらない…でしょ

ここのところ、続けてふたりの人から言われたことは。
「苺さんて料理とか、家のこととか何もできなそう」
………ほぅ。なるほど。
まぁ昔から、生活感ないとか言われ続けてきて
それって何かなぁ?と疑問に思っていたけど、
つまりはこういうことだったか…。

私は…減らず口をたたくようで申し訳ないが。(笑)
基本的に「できない」と「やらない」は見た目は同じに見えても
まったく違うと思っています。
威張ってこんなところに書くような話じゃないかもしれないけど
私の場合は「やらない」だけです。(笑)
なぜなら他にやりたい事が山ほどあるので。
それを別に怒りもせず許してくれている夫は稀少な人だと思います。
普通の結婚とは全然違うかもしれませんね。
でもそれを求められても、誰の期待にも答えることはできないです、私は。

家のことは、そのような気分になってノってくると、するするやります。(笑)
たまたまそれを目撃した人は大変驚くようです。
苺さん、思ってたのと違うって。(笑)
うちにはいつも人が大勢集まりますが、そんな時に手料理を出すと
たいていびっくりされる…とほほ(笑)
この前なんか「苺さん!オレは苺さんをナメテました。すみません!」
と言った人がいた…
どうか驚かないで、みなさん。

私は人生の中で徹底的にやりたいことしかやりたくないんです。
自分はひとりしかいないから、同時にひとつの事しかできない。
たとえば三日間「これ」をしたい、と思ったらその間「あれ」はできない。
常に、アタマのなか…というかココロのなかはシンプルにしておきたいんです。
自分のなかに、同時に少しづついろんな事を入れて生きていくのは不可能です。
誰も何も入ってきてほしくない瞬間はすべてのことから自分を遮断します。
自分の世界は自分のチカラでどんなことからも守ります。
この生き方はすべて私が本気で望み、長い時間をかけて実現されたものです。
そうやって生きていくのを許してくれる人たちがそばにいるからこそ
私みたいな人間は成立していけるんだろうなとは思いますが
自分の願いのためにこういう性質の人達と引き逢ったんだと思っています。
出逢えた人達への感謝、願いが叶うことへの感謝、
そのココロさえ忘れなければどんな生き方も
最終的には許されるのではないかと思います。

旅の心得

どのバスに乗るかなんて。
ほんとはそんなことちっとも重要じゃない。
大切なのは行き先だろ?
な、行き先だけはちゃんと確認しろよ。
途中どんな景色を見て行きたいかはモチロン自由に選べばいいけどさ。

もし、間違った場合はすぐに飛び降りろ。
その勇気を持て。
でなければ電話しろ、この僕に。

どこへでもすぐにとんでゆく、きみをたすけに。

午前5時半 部屋の窓から見た景色

それを見た瞬間、なぜか。
もう、いいと…
すべてすべてすべていいから、と。
そう思えた。

夜明けの月が教えてくれたのは。

世界はたったひとつで。
みんなみんな仲間で。
あの人だってこの人だって一生懸命生きている。
間違うことだって、知らないことだって
人を傷つけることだってあるけれど。
そんなことはどうでもいいこと。
たいせつなのは、たいせつなのは、
出逢えたこと。

こうして出逢えた奇跡。

すきになったひとにも
きらいになったひとにも
どんなひとにもあえてよかった。
わたしをすきといったひと。
わたしをきらいといったひと。
みんなにあえてよかった。

かみさま、ありがとう。

遠くへ

今から飛行機に乗ります。
写真を撮りに北海道へ。
といっても札幌とかではなく、もっとマイナーな場所。
人がいなくて、雪ばかりの原野を目指します。
しん、と音のない世界。
白い世界。
私にはすでに見えている、イメージの世界へ。
あの映像をつかまえに。
行ってきます。
流氷なども見てくるつもり。

帰ってきました

北海道から戻ってきました。

はじめての北の果て。
その広さにびっくり。
空も大地も大きくて
地球を感じる事ができた旅。

北海道その1

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行った所は、標津という所でした。
何も無い所でした。
その…何も無さ加減といったら
あまりの裏寂しさに
自殺したくなったほどです。
狙い通りでうれしくなりました。
いや、何も死にに行ったわけじゃないけど
なんていうか今回は心はしゃぐ旅ではなく
しん、とした何かを探しに行きたかったので。
しかし。
実は思いのほか楽しいことになってしまいました。
なぜなら、アニキ…(私が勝手につけたあだ名)
初対面なのにまるで民宿のオヤジのように
いそいそ朝飯まで作ってくれちゃって。
実は師匠がロケで知り合いになった人。
鮭漁船に乗ってる漁師…
おぉぉ!そう!海の男!
でかい家にひとりで住んでるので
押し掛けてしまったんです。
何から何までお世話になりっぱなし。
鮭食いっぱなし。
けれど知り合ったが運のつき。
アニキと呼ばせてもらうよ。(そう勝手に)
あぁ。うれしい。北海道にアニキができた。
次は夏に行くぜ!アニキ!アニキ!
アニキィ~~!
一緒に行きたい人。アニキに会いたい人。
今から募集しますので申し込みたい方は
私のアドレスまでメールを。
…あっ、いっけねぇ!
アニキにまだきーてねーよ…
ま、だいじょーぶだろ。(笑)

北海道その2


実は一緒に行ったのはこの人たちでした。
師匠と…苺ママです。
なので楽しい旅に…というか
所々お笑い旅となってしまいました。
どうもこのメンバーだといつもふざけちゃうんです。
でもよかったのかも。
初めての北海道。しかも冬。しかも標津。
しかもひとり…だったりしたら。
いやぁ、流氷浮かぶオホーツクに身投げしたかも。
つい、そんな気分になって。
(…? 人って気分で死んだりするかな?)

北海道その3

生まれて初めて見ました。流氷。
あのでかい海にでかい氷がごろごろ浮かぶって…
言葉でなんて表現したらいいのか
わからないんだけど。
凄かったです。
今年は暖冬で、流氷がとどまってる期間は
とても短かったそうです。
今回流氷船に乗ることはできませんでしたが
それでも見ることができて満足です。
行く前、もしかしたらもう間に合わないかもと
言われていたので。
来年は是非船に乗って見たい。

北海道その4(網走刑務所)

見学に行ったら…なんだ、
本物が見れると思ってたのに
(そんなはずないか)
現在、刑務所は網走駅の近くに移って、
過去の建物が
博物館になってるんですね。
よく知らないで行った私はいきなりびっくり。
だって、何この人形?
…笑う場所か?ここは。…違うよな。
せっかく殊勝な気持ちで行ったのに。
いきなりこんなんでは…大爆笑です。

で、…この勉強型って。  何を?

北海道その5(網走刑務所)

絶対笑わそうとしてる…ここは。
どうしてこんなふうな作りになったんだろう?
こんなふうにして逃げたのかな?
えぇぇ?  ほんとうにぃ?

私の中に潜む笑いのツボが反応しまくり。
とても真面目にこの監獄の歴史をとらえる事は
もはや不可能となってしまいました。
ああ。せっかくの冬の網走…
笑いにきたんじゃないのに。
もうだめだ。私の心はふざけちゃってる。

北海道その6(網走刑務所)

受刑者の労働の様子を模型などで展示した部屋。
どこかの南の島まで行っての過酷な労働。
しかし…
わかるが、いや、しかし。
その顔に止まってる蚊は…
いくらなんでも大きすぎるんじゃ…。

これを御覧の皆様。
どうぞ左の写真をクリックして見てください。
びっくりしませんか?(笑)
(ああ。わかりづらいかな?左頬にデカイ蚊が)

北海道その7(網走刑務所)


いや、だから。
その熊もでかすぎだって(笑)
そんなでかくないだろう。
怪獣じゃないんだから。
ここおかしいよ、ぜったい。

北海道その8(網走刑務所)


受刑者のための
お正月用特別メニュー。

北海道その9(網走刑務所)

 
やっぱり、なんか変です。
だっておみやげが売ってる。
それも、こんなものたちが。
網走刑務所と書かれた表札。
..表札って。この表札はいったいどこへ?
まぁ、もちろん洒落だろうけど。
でも洒落って…ここは洒落にならんだろう。
それに鍋敷き。はたまたTシャツまで。
このイラストは………うーん。

網走刑務所はブランドになっている…

受刑者達が作っているらしいけど
どんな気持ちでこれを…?
よくわからない、日本…と思ったが、
ニューヨークへ行った時、
グラウンドゼロのまわりにテロを売り物にした
たくさんの土産物屋が出ていたのを思い出した。

いいのか。 別に。 これで。
???

北海道その10

北浜駅の駅舎にあるフランス料理店へ行った。
最初行こうと師匠に言われた時
「えー?北海道でフランス料理って何それ」
と思ったけど
(だって海鮮ものたんまりってイメージだったから
 やっぱ寿司、とかさ!)
…行ったら納得。
古い駅舎そのままの、哀愁漂うすてきな場所!
店内はものすごくかわいくて
ヨーロッパのカフェみたい!
すぐ目の前はオホーツク海。
時々電車が通ります。
食事をしていると、窓から見えて、
…というより、まぁ、
駅の待ち合い室でご飯食べてるようなもんだから。
なんだかものすごく珍しくて楽しかった。
ここも師匠がロケで来た場所。
マスター御夫妻は
特別メニューでもてなしてくれた。

雪の中の静かな感じもよかったけど
夏の夕暮れとかも気持ちよさそう、ここ。
夏に来たいな、今度は。北海道。

★こんな感じでふらふらと
 自由気ままにあちらこちらと
 この他にもいろいろ行きましたが
 北海道で撮ってきた写真は
 これからのエッセイの中で
 少しづつ発表していきます。

クリオネ


北浜のレストランのママが見せてくれた
クリオネ。
流氷とともにやってくるのだという。
私達のテーブルに置いてくれた。
食事の間中、眺めた。

これは、いったい、なんという….

ゆらゆら羽のように見える両手(?)を
リズミカルに動かし水中に浮いてる。
踊っているみたい。ふしぎ。
…生きてるよ。こいつ。

天使のような妖精のような愛らしさ…

と思ってうっとり見ていたら、全然違うらしい。
獰猛で悪魔のような性質なんだって。
おぉぉ!ますます好きだ!そんなのって!
人間でもそんな人がいたらすぐ好きになる。
ほとんど、恋に落ちるほどに!

クリオネは私のタイプ。

北浜駅の夜はふけて

ここは夕暮れ時に行って
だんだん暗くなっていく窓の外の景色を
楽しむのがいいんだよ…
ということらしいので
夕方5時頃、まだ少し明るいうちに
いそいそとでかけていった私たち。

なるほど。
窓の外が少しづつ蒼くなっていく…

夜になってから電車がきた時。
ワインの酔いも手伝って
思わず気分は銀河鉄道の夜…でした。
宮沢賢治といえば岩手…
すみません、ここは北の果て北海道。
ちょっとずれてるけど
まぁ、いいじゃぁないの。
童話な気分になったということですよ。

食いだおれ

もうどうしようもありません。
あきらかに食べ過ぎです。
旅は仕方ないですなぁ。
うまいうまいとひたすら食い続ける毎日。
苺ママは、東京出る時にはゆるかったスカートが
もう今は立っていても苦しいと言っていた。
えぇぇ?それって調子に乗り過ぎなんじゃ?(笑)
…という私も。
ケビン山崎はいったいどこへ…?

と、いいつつも…


最後、中標津空港近くにある
ジェラート専門店へ行き
アイスをよっつも食べてみんなを驚かせた私。
ほっほっほっ! だって…北海道ですよぉ。
アイスっしょ!やっぱり。
旅行中4箇所でアイスを食べた私。
ついお土産にも買ってしまいましたが。

ケビンよ、どこに…

しつこくまだ…


気がつけば
北海道で寿司を食べて来なかった私たち。
アニキに聞いたら標津にはあまりないよ、と。
(なので最後の夜はジンギスカンでした)
そんなわけで、羽田に着いたらいきなり
寿司を食べようではないか!
ということになり…。
いやぁ、築地の寿司はうまいっす。

ところでほんとにケビン山崎は…

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