2003年6月
約束の行方
週末に帰るから
待ってろと言われたら
待つよな、普通。
それが連絡なくて
おかしいなと思って
メールで名前呼んでみたら
「どうしました?」って。
なんだ?それは。
どういうことだ。
そういう時使うか、どうしました?ってコトバ。
もし使うならそれはこっちのセリフだろ。
ふざけるな。
心が閉じていくのを止められない。
こんなことになるなんて。
いったい私は何を学べばいいのか。
たった今。ここで何を。
ここから何を。
これ以上何を。
神様。厳しすぎるよ。
涙も出やしない。
6月最初の夜。
なんて日なんだ。
私という場所
何かに、とんとん、とされて目が覚めた。
とんとんしていたのは、朝の光。
朝に起こされた。
ゆうべ怒ってたな、私。
すぐ思い出した。
私は、怒りたい時は怒る。
泣きたい時は泣くし、
愛したい時は愛するし、
嫌いになったら嫌うし、
もちろん笑いたかったら笑う。
ばかみたいに単純でいたい。
昨日で何かが終わったんだろう。
おしまいの日だった。
何が終わったのかはわからない。
ただひとつ確かなことは
それと同時にまた新しく始まったということ。
何が始まったのか。
やっぱりそれもわからないけど。
また、遥か宇宙で何か変化が起ったんだろうな。
宇宙は忙しい。
たくさんの人のたくさんの思いが同時に集まって
常にめまぐるしく変化し続けてる。
私達が生きている、一瞬一瞬が変化の連続だ。
大丈夫と思っても、最後まで手を抜いちゃいけない。
大切なことから目を離しちゃだめだ。
それは、ほんの一瞬で
見失うものかも。
壊れるものかも。
消えてしまうものかもしれないから。
安心しちゃだめだね。
合格発表みたく思った理由がわかった。
「待つ」試験、受けてた。たぶん。
だけど、私はフライングした。
名前、呼んじゃったもん。
笛が鳴って失格だ。 不合格。
最後の最後で失敗した。
神様は厳しい。 少しの狂いも許さない。
だってあの方は、いつもいつでも完璧なんですから。
ゆうべの怒りの感情は私が望んでやってきたものだったんだ。
知らずに望んだ…。
まぁ、仕方ない。このまま進もう。
何かが終わっちゃって、何かが始まっちゃったんだもの、もう。
どうせ、いつだってわかりゃしないんだから。
宇宙がどうなってるか、なんて。
今日は、晴れだ。
気持ちいい。
夜には、あっつーとあっこんと寿子がやって来る。
師匠と私とみんなでごはんを食べよう。
メニューはカレー。
さぁてと。
これから、朝ごはん食べて、掃除して….。
きょう一日をスタートさせよう!
今日いちばん驚いたこと
内面の在庫調べをしてみたら
自分の中心に愛がなくなっていてびっくり。
すごい驚いた。
それで最近やたらと
愛がどうのこうのと言ってたんだな、私。
だいたい、自分にないから語るんだよ、人って。
ちゃんと内面に持ってる人って
わざわざ語ったりしないもんな。
しゃべりすぎだ、私。
どうして気付かなかったんだろう。
うーーーーーん…….。
「どうしました?」…ね。
なるほど。
あれは天の声だな。
だって、ありえない。あそこで「どうしました?」は
どうしたって普通ありえないだろう(笑)
だけどあれは、私の生き方についての問いだったように思う。
やばい。やばい。
神様がどうしたんだ、と思わず問いかけたくなるほど
ずれちゃってたんだろう、いつの間にか。
もうちょっとで、また転んで落ちるところだった。
危なかった。
起こってる事実はともかくとして。
あれは「どうした」というコトバだけが
今の私に必要だったんだ。
…おぉ! 拾えてよかった。
よし。
落ち込んでも仕方ない。
勇気を出して方向転換だ。
軌道修正します。
どのあたりから間違ったんだろう?
愛を落としたあたりは…。
だいたい想像はつく。 拾いに行かなきゃ。
…あのあたりまで戻ってみるか。
そして、もう一度進みなおそう。
右がだめだったんだから、今度は左を目指そう!
魂よ目覚めよ
人が本気になるまでは、ためらいがある。
身を引くチャンスがある。
いつでも、うまくいかない何かが現れる。
本気の行動、率先してとる行動には、ひとつの真実がある。
これがないと、あふれ出るアイデアも素晴らしい計画も生命を持たずに終わる。
その真実とは、
「人が覚悟を決めて本気になった瞬間から、神の意志もまた動き始める」
すべてが起こるべくして起こる。
ひとたび決断すると、あらゆる事象が渦巻くうねりとなって流れ出す。
決断をあと押しするように、
出来事、出会い、材料、援助などが、
想像を越えたありようで連鎖する。
「私にはできる」と思える何かがあるのなら、
それを信じられるなら、
それが何であれ、はじめなさい。
「行動」は、魔法と恩賜とパワーを秘めている。
ゲーテ
ルーンの声
おはよう。神様。
今朝起きたら、自分の中心に愛が戻っていた。
この道で間違いないですか?
と、問いかけながらルーンをひいたら
「大いなるもの」
をひいた。
ルーンの輪の真ん中にある石。
まっしろで何も書いてない石。
この石には『すべての事象の真髄』という
本来の場を示す意味がある。
たまたまひいたルーンが「大いなるもの」だったら
その瞬間「中心」あるいは「中心の一部」に
自分は位置している、ということになる。
次に「まだ解決していないと感じるのは、人生のどの部分か?」
という質問をしてみた。
出たのは「信頼」
「それを解決しながら、うまく通り抜けるにはどうしたらいいか?」
と尋ねて出たのは「怖れ」
そうか。そうだったのか。
通り抜けるガイドとしてやってきた「怖れ」
怖れが邪魔をして、信頼できなくなる。
いつでもそうだった。 今までの人生。 同じパターンだ。
『怖れがあなたを捕らえる場こそ、あなたが勝利できる場なのです』
と、ルーンの本に書いてある。
今、変われるチャンスだ。 古いパターンを撃ち破る、チャンスだ。
怖れや不安がやってきても、それに負けずに、信頼しよう。
自分が一度決めたこと。
諦めないって。決めたこと。
いったん決めた心をないがしろにすれば、それに見合ったなりゆきがある。
絶対諦めちゃだめだ。
私は今、中心にいるんだから。
大丈夫。 きっとうまくいく。
信頼するんだ。そうすれば、たったそれだけで、成功する。
信じることが解決に繋がる。
信じるだけでいい。
今日もまた一日が始まる。
許しを乞う祈り
考えるべきだったのに考えなかったことのすべてを
言うべきだったのに言わなかったことのすべてを
やるべきだったのにやらなかったことのすべてを
考えるべきでなかったのに考えてしまったことのすべてを
言うべきでなかったのに言ってしまったことのすべてを
やるべきでなかったのにやってしまったことのすべてを
神よ、この思考と言葉と行為をお許しください
ここに懺悔し悔い改める我らを
アーメン
ゾロアスター教典より
女優が目覚める時
今日、めちゃめちゃうれしいことがあった。
ずっと願い続けてきたことが叶うかも。
あぁ、いやいや、まだ気は抜けない。
はっきりするまでは。
だけど、うれしくて、うれしくて。
ここに書きたかった。
へへへ。ちょっとだけ。
だって、飛行機に乗って、一緒に、一緒に…!
…………そこから先は、決定したら発表します。
キーワードは
片岡礼子。
願いは叶う。強く願えば。
決意したことは実現できる。
強く信じれば。
週刊ポスト
わーい!わーい!
ヤマゲンから電話。
明日、うちの事務所に打ち合わせをしにくる予定。
副編集長の和阪氏も一緒。
あぁ!また仕事したいな。
写真、撮りたい、撮りたい、撮りたい
って思う。
仕事のことを考えると力がみなぎってくる。
そして私は、
光りとなる。
流れに乗るということ
ショックなことがあった。
…いいショック。
昔のもので、もう廃盤になっていて
もしみつけるなら、偶然中古屋で…
しか方法がないような。
でもどうしても欲しくて欲しくて
ずっとずっとずーーーーーっと
探し続けていたCD。
あったんだよ!!!
会えたんだ!
やっと!
なぜか銀座の山野楽器で(笑) 偶然。
「どうしてこれがここにあるんですか?」
って、思わず店員さんに聞いちゃったよ。
それは、昔私が衝撃を受けた、あのCD。
この前、目が覚めたCDも同じ人がつくったものなんだけど
比べて聴いてみたら面白かった。
そのプロデューサーの表現したいことが
ひとつのラインとなって浮き上がってくる。
その部分こそ、私に力を与えてくれるところなんだ。
聴いてると、私のなかでスイッチが入る。
スタートボタンが押される。
内面が変化し始める。
加速していく。
流れが速くなって。速くなって。速くなって。
ものすごいスピード。
やがて、離陸の時。
飛び立った後は、流れに乗って、行きたい場所まで
一気に移動するんだ。
またやってきた。
移動のタイミング。
もうこれ以上ここにはいられない。
私と同じ流れに乗って一緒に移動する人は、はやく!
はやくそばにきて!
間に合わないよ。間に合わないよ!じっと考えていたりなんかしたら。
もう、搭乗アナウンスが聞こえてくるあたり…
動きが早くなってきたから。
この先には楽しいことが、素晴らしいことがたくさんあるよ。
きっとね。
だから、一緒に行こうよ。
シートベルトをしめたら、あとは出発を待つばかり。
もう時間がない。急いで。
一緒に行こうよ!!!
行こうよ。 同じ流れに乗って。
打ち合わせ
お昼すぎ。
ポスト編集部の和阪氏とヤマゲンが来た。
食事しながら話しましょう、ということになり、
どうしようかみんなで考えた結果。
丸ビルに行くことになった。
マルビルー!?
オープンしてからはじめて。行くの。
すごいうれしい。
私は着替えたね(笑)
師匠にそっと「打ち合わせなんだからね」と言われた。
はい、はい、わかってます。
おでかけ、じゃない(笑)
和阪氏が予約してくれたのは36Fにある中華レストラン。
眺めがいい~!!!
(あぁ、いけない、打ち合わせ、打ち合わせ)
「ここは、ふかひれとあわびがうまいんですよ」
と和阪氏が教えてくれた。
ふかひれェ~!(打ち合わせ、打ち合わせ)
そう。なにをいただいてもおいしかったですが
ふかひれスープのうまさといったら!
こんなうまいもん食わされちゃ、
ポストのために死ぬほど仕事がんばろうと思うものです。
今年の初めにヤマゲンがメールくれたんだよ。
「今年は夏野さんと心中する気でがんばります」ってね。
編集者に心中しようなんて言われたらうれしいねぇ。
ヤマゲン。よろしくね。
今年中にあと100本くらい仕事したいんだけど。
そしたらふたりともへろへろになって
ほんとに死んじゃうかもしれないけど、いいじゃん!
やろうよ!仕事。一緒に。
心中したい。
(写真はお茶飲んでる方がヤマゲンです)
どうして
メロンが苦手だった。
味は好きでおいしいと思うのに、
食べると咽が痛くなって、声が出なくなる。
子供の頃、家族で中華バイキングに行った。
初めての経験でうれしくて前の晩から眠れなかったほど。
「なぁんでも好きなものを取って来ていいんだよ」
と父に言われて、大人っぽーい、ってうれしかった。自分で好きに選べるなんて。
そして私がいそいそと持って来たのは、メロン。
それを見た父はいきなり怒りだした。
「始めにデザート持ってくる奴があるかっ!?」
びっくりした私はもう食欲も楽しい心もどっかいっちゃった。
母も妹もみんなしょんぼりして、
あんなに盛り下がってるテーブルって、たぶんうちだけだっただろうな。
結婚してから夫にその話をしたら
「どうしてお父さんはその時そんなに怒ったと思う?」と聞かれた。
「わかんない」
「お父さんはさ、お前にちゃんとしたこと教えたかっただけじゃないかな。
だって、お前を憎くて怒ったわけないだろ?
まぁ、別に怒ったりしないで普通に伝える方法もあるけど、
そんな言い方じゃお前はわかんないとでも思ったんじゃないの?
それにお父さんは激情型の人だしね(笑) お前そっくりそのままその血ひいてるじゃん」
…..なるほど。 そうか、と思った。
その日から、メロン、食べても咽痛くならないんだよ。
その人は、どうして怒ったか。
どうして泣いたか。
どうしてやさしくしてくれるのか。
どうしてそばにいてくれるのか。
どうして。
どうして。
どうして、をみつけられると
シンプルな心でいられるね。
そこに愛があるかないか、すぐわかる。
静かな夜
ローソクをつくってアーティスト活動をしている
JUNくんに急に会いたくなった。
彼のローソクに火をつける。
そうすると、いつでもJUNくんはやってくる。
炎のゆらめきと共に。
彼の魂が、部屋に降りてくる。
じっとみつめてると、ここに一緒にいるみたい。
また会えてうれしいと、いつもそう思う。
彼がものをつくる姿勢は、
だからとても正しいんだと思う。
正しい…というより、真実、なのだろう。
炎をみつめる人の中心に、彼の想いが届く。
ルーンの石をならべて
しばらくじっと眺める。
ゆらゆら。ゆらゆら。 たいせつななにかをおもいだせそう。
まだまだ消したくなくて、お風呂場へ持って行った。
湯舟につかりながらみつめ続ける。
身体を洗う時、壁に映った影が儚い感じで、
ローソクの炎がつくりだすその線は
まるで月明かりのそれと似ている、と思った。
熊野を思い出した。
月光がつくりだした自分の影を。
あの夜のことを。
一週間たって気付いたこと
あぁ…。あの時。
怒っちゃったことは……。
ごめんなさい。
またやっちゃった。
さぁ、どうするか?
許しを乞うか…?
いや、ちがう。
そんなことじゃない。
もはや取り返しはつかないのか?
仮にそうだとしても最後まで諦めぬ姿勢を貫くとするならば….。
けして、ふたりがはぐれぬように。
天から与えられた仕事を全うできるように。
あの人の心と身体が回復するように。
私ができることは。
歩きながらも 願ってる。
眠りながらも 祈ってる。
食べながらも 待ってる。
会えなくったって 信じてる。
ずっと愛を送り続ける。 この場所から。
もうこういうことでしかないだろう。 この先は。
がくちゃん 2
そういえば、がくちゃんから
引っ越し祝いをいただいてたんだった。
銀座夏野の箸。 しぶいねー。
「夏野」を選んでくるあたり。
知ってんねー。(笑)
ウケすぎです。
がくちゃんは近頃すごいかっこよくなった。
辛い別れを経験したのがよかったのか。
やはり、男はそうやって
深みを増してすてきになっていくのかな。
その点、女はどうだろう…。
うーん…….。
別れを繰り返しても….
ぼろぼろになっていくだけのような……
いやいや、そんなことないだろう(笑)
まぁ、人それぞれってとこだろうか。
しかし、がくちゃん。
最近の裏情報によると
私が紹介した女のルートで
けっこう楽しくやってるらしいじゃないか。
野球見に行ったりなんだり…。
…なんだ。 ….聞いてないなぁ。
そういうことでいいと思ってんのか。
え?がくちゃん。(笑)
筋ってもんをねぇ、通してもらわないとねぇ。
やっぱ、裏でこそこそっつーのはねぇ…。
どーなのよ?そこんとこ。
他にもあるだろ? 隠し事。
こら!
メヌエット
自分の出発を遅らせてでも待ちたい人がいる。
出発すること、そのこと自体はとても大切。
必ず、目的地に向かいはするけれど。
たとえ、一便遅らせようが2便遅らせようが
待って一緒に行きたい人がいる。
だって一緒じゃなきゃダメなんだ。
そこに生まれてきた意味があるから。
宇宙の約束事を無視できない。
もう出会っちゃったんだ。
知っちゃったんだよ。
だから、この関係をゼロには戻せない。
この手を離すなんて、できないよ。
僕らの力で世界を動かそう。
たくさんの人達を幸せにするんだ。
それにはまず、僕らふたりが幸せにならなきゃね。
僕を幸せにしてくれる?
君を、幸せに。
したい。
じっと待つばかり
ポストに手紙って…
そのやり方。 逃げてる。
会おうと思えば会えるのに。
なぜそんな方法を?
きっと会いたくないんだね? 今は。
それなら会いたくなるまで待つよ。
なんだ。また「待つ」か。
そんなことばっかだ、今は。
不思議と「待つべき」状況があちらこちらからやってくる。
本当にこれでいいのだろうか?
待つ、だけで。
ここでじっと?
いつまで?
それでいったいどうなるんだ?
今すぐ早送りして少し先の未来をのぞき見してみたいくらいだ。
まぁ、それじゃ待つ意味ないけど。
「どうなるかわからないけど信じて待つ」
ってところに意味があるんだろうな。
しかし地味だな、これって。
前世
ある人に前世をみてもらった。
「ネイティブインディアンのホピ族です」
と言われた。
……インディアンねぇ。
まぁ、ありそうな話だ。
全然不思議な感じがしない。
それともうひとつ。
中国で、高い位について生きていた時代があって
それは悲しい人生だったらしい。
ある人を待って待って待ち尽くして
それでも待人来らずで
とうとう自決した、という…..。
なんだと? 自決?
…..だめじゃん、それ。
だって死んだあとにようやく来たかもよ?
その待人は。
待てなかったんだ。私。
最後まで信じて待つ、ってこと、
やめたんだ。途中で。
どうやらそれで「待つ」ことになってるらしい、今。
いろんなこと。
そういえば、これまでの自分を振り返ると
とにかく「待たない」「待てない」
「待つならもうやめる」
という選択ですべてやってきた。
それは前世のトラウマらしいんだよ。
だから今こそ、前世のカルマ落としの試練の時だと
その先生はおっしゃった。
あらゆることを今は「待ちなさい」と。
…..なるほど。
………思い出した!!!
「待つ」試験!
あの日、一回失敗した!あれだ!
追試験は受付中なのか?
申し込もう! 受けます。 受けます。
補欠合格でもいいぞ。
パスしたい!
そうか!つながったぞ。!
このごろなんとなく自分が感じていたことは
過去からずっと続いてる根拠のあることだったんだ。
待たなきゃ。 待たなきゃ。 今度こそ。
覚悟を決めて。
最後まで信じて。
待たなきゃ。
自決した中国人なんて。
そんな魂の歴史。
塗り変えてやる。
ふらふらな日
内面の変化が加速しすぎて
身体が追いつかない。
そんな時、決まって発熱する。
だるくて、くるしい。
今日は一日寝てることにする。
たくさんのメール。
ぼぅっとした頭でも、ていねいな心で返信。
魂が身体から少しずれてる。
はみ出してる感じ。
トイレに立ったらふらふらして
突然心細くなった。
このままもし魂がどんどん離れたらどうなるの?
死ぬの?
ここにある全部とお別れなの?
今すぐ?
あぁ…それなら。
もう一度会いたかったのになぁ。
時間というバロメーター
物事に対してでも。
人の心に対してでも。
長い間離れていると
だんだん情熱が薄れていって
気付いた時には最初の気持ちはもう消えてなくなっていた
なんてこと、ありませんか?
それとは反対に
離れている時間が長ければ長いほど
心は熱くなり
もはやコントロール不可能なほどの
強い欲求に支配されている自分の中心に気付いてびっくり
ということ、ありませんか?
自分にとってそれが真実か否か。
ひとつの重要なバロメーターになりますね。
時間て。
おかえり! かっちゃん
あぁ。帰って来ました。
かっちゃん。
たぶん完璧なタイミングで。
だって、東京は梅雨なのに、たった一日だけの、
こんな天気の良い日にここに戻って来るなんて。
今回、私と一緒に心配してくれたみなさん。
本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
みなさんの力に支えられて
私も頑張って待ち続けることができました。
ありがとう。ありがとう。
かっちゃんは、全然違う人になって帰って来ました。
再会というより、新たな出会い、という感じ。
どこかが大きく違ってる。
魂レベルでいっかい死んで、新しく生まれ変わったと、
そいうことなのかな。
それに、きっと私も変化したんだろう。
やっぱり、何かが終わって何かが始まったんだ。
しかし、かっちゃんはかっちゃんです。
また会えてよかった。あのまま、はぐれたりしないで
本当によかった。
試験。ひとつ。合格だ。
私とかっちゃんについては、
最近あらゆる方向から答えがやってきていて、
でも不思議なことにその答えはどれもたったひとつ。
宇宙の約束事を守るために
出逢ってしまったらしいんです、どうやら。
最高のパートナーシップとして、
学び合い、お互いを高め合いながら進んでいくと
その先には大きな成功が待っていて、
それはたくさんの人を幸せにする。
それが、私達の仕事。
ここに生まれてきた意味。
知っちゃった以上、やらずには終われない。
かっちゃんへのメール
『かっちゃん。
ちゃんと帰ってきてくれてありがとう。
かっちゃんの勇気と頑張りに
深く感謝します。
かっちゃんをたいせつに思い
かっちゃんを尊敬します。
おやすみなさい。』
魂のラブレター
『苺さんへ。
離れていても、苺さんからの言葉を忘れたことはありません。
苺さんのこと、忘れたことありません。
私は苺さんから離れません。
苺さんのことが、大好きだから。
夢も諦めてません。
諦めません。
苺さんと、
個展をひらくこと、写真集をベストセラーにすること。
苺さんと、
トップにたつこと、ナンバーワンになること。
諦めるわけがありません。
たとえ苺さんの船が出航しようと、飛行機が離陸しようと、
私は追い付きます。
どこまでも追いかけます。
待っていてくださいとは言いません。
必ず会えると信じているから。
会いに行きます。
いろいろ思うことはあるけれど、
会った時まで、胸にしまっておきます。
苺さん。 大好きです。必ず会いにいきます。』
ゆうべ、メールでこんな言葉をもらったよ。
なんて力強い言葉なんだろう。
その心の美しさとまっすぐな正直さに胸を打たれて
パソコンの前でしばらく泣いた。
人が人の中心を目指す。
その一点だけで結び合いたいと願う限り無いパワー。
感じる、ということはいつでも一瞬の出来事で。
それまでせっかく丁寧に時間をかけて考えてたとしても
ひとたび「感じて」しまったなら。
もはや決して逆らえない。
考えて出した答えなど。
ほんの一瞬で消え去る。
理屈じゃない。
宇宙はそんなもので出来ちゃいない。
諦める理由、やめなきゃならない理由なんてどこにもないはず。
あるとしたらそれは全部自分の中に。
それを手放すと決めたなら。
どんなものでも、どんなことでも
あの人の心でさえ
つかみとることができる。
成功できる。
自分が感じる部分から。
相手の感じる部分へ。
まっすぐ発信するんだ。
必ず届く。
例外は、ない。
ミレー
bunkamuraに行って来ました。
師匠、かっちゃんと共に。ミレー3大名画展。
いやぁ…………。
ぶっとびました。
絵画はすごすぎです。
写真なんてばかみたい。
ミレーの絵は。
目に見えないものを描いていた。光りや風や人の心など。
少女や風景や農村の人々など、目に見えるものを使って
実は見えないことを描いていたように思う。
光りの捕え方は印象的で、サイド光や逆光をよく描いていた。
光はいつでも正面からやってくるわけではない。
時には、横から。
時には後ろから。
今自分の居る位置からは見えない場合もあるんだ。
だけど、光りはいつでもそこにある。
とっさに私は自分の人生に照らし合わせた。
どんなに辛い状態にあったとしても、
自分の後方にある雲の切れ間から実は今まさに、
陽光が差しかかっている瞬間を迎えているかもしれない。
そういうことってあると思う、人生のなかで。
自分は知らないだけ。
まだ気付いてないだけ。
やっぱり私達は宇宙の働きすべてを把握しているわけではないんだから
目に見えることだけで全部を判断してはいけないと思った。
辛い時ほど。
そしてこの心構えは、人生のいい時にも冷静なブレーキをかけてくれて
調子に乗って足を踏み外すことも少なくなるだろうなぁ、と思った。
そんな深い深いところまで私の魂を誘ってくれた巨匠ミレー。
素晴らしい出逢いでした。
私のこれからのテーマも。
見えないものを写す。
で、いきます。
実は今までもどうもそこでシャッターをきっていたように思うけど
これからはもっと意識的に。
ゆうべのこと
私は確かに彼を傷つけたけど。 これでいいね。
かっちゃんの写真とミレー
昨日かっちゃんの撮影した写真を見せてもらった。
ミニブック形式にまとめられているもので
それを何度も何度も繰り返し、見た。
眠る前。
ベッドに寝転がりながら、また見た。
最後のページに辿り着いてはまた最初に戻り
ぐるぐるぐるぐる、何度も何度も。
そして。
もう眠くなるころ。 突然ハッとして。
一気に目が覚めた。
かっちゃんの写真はミレーの絵と似ていた。
どうも気になってぐるぐる見たのは
その発見が隠れていたため。 みつけてよかった。
ほとんどの写真が逆光撮影だった。
逆光って、つまり。
被写体は光りに背を向ける形になるけど
では、その時カメラマンは?
あの時、画家は?
かっちゃんは?
ミレーは?
ふたりの共通点。それは。
「自分は光りに向かってる」ということ。
光りのある方向に何かを感じるんだろう。
永い時間の隔たりのなかでふたりが出逢うことはなかったけれど
何か同じものに惹かれて、それを表現しているような気がする。
ミレーは描き、かっちゃんは撮る。
ミレーとかっちゃんの出逢い。偶然じゃない。
かっちゃんはミレーに呼ばれたんだと思う。
ミレーの声。聞こえない?かっちゃん。
(写真はすべてかっちゃん(竹内克也)撮影のものです。
これから時々このエッセイにのせますので乞う御期待!お楽しみに!)
かっちゃんの写真
かっちゃんが入院している間
撮影したという写真ができてきた。
具合い悪いのに…。
そうなんです、でも撮ったりしちゃうんですねぇ。
私達みたいな人間て。(笑)
撮ることで
自分の気持ちをセンターに保とうとするので。
病院の窓から見た景色。
夕暮れ時のその写真は。
ずっと見てると
その時私も隣りにいて
まるでかっちゃんと一緒に居たような錯覚を起こす。
(撮影 竹内克也)
ココロノナカ
人の心って目に見えないものだから
表現する時、言葉を選べば嘘もつける。
自分の心ってゼッタイわからないだろう、他人には。
秘密があることも知られないですむ。
そうねぇ、たとえば。 私の心のなか。
もしも心が透けて見える装置とかあって
みんなが知るようになったら…
大変なことになる。
まず、あの人は、驚く。
そしてあの人なんかは、もっと驚く、きっと。
息が止まって死んじゃったりしそうだ。(笑)
あの人に限ってはいきなり怒り出すだろうな。
あの人は号泣するかもしれない。
そう、あの人だったら怖くなって逃げ出して
二度と私の目の前には現れないだろう。
私のせいで人間不信とかになっちゃいそうだ。
かわいそうに。
だけど、問題のあの人は…
あの人だけは。
私を好きになるだろう。
愛してくれるだろうな。
味方は誰もいなくなっても
ふたりで幸せになろうとしてくれるだろうな。
どうなっちゃうかな?
ひとりでこうやって考えてると楽しみになってくる。
…見せちゃいたいな…。
あぁ、でもダメダメ。
危険すぎる。
ワタシノココロノナカ。
もう少しこの平和の中にいよう。
この秘密を誰にも知られないように。
ひとりでわくわくしながら。
悪いこと
今日、やる事がたくさんあって、忙しくて。
昼ご飯。
立ったまま食べた。
台所で。
ご飯に生卵をかけたやつを。ささっと。
行儀悪い。
だけど時々私はこんなことする。わざと。
悪いことって、嫌いじゃないんだ。
悪いこと、無性にしたくなる時がある。
悪いと知っててやるのは、どこか、わくわくして楽しい。
どうしてこんなに悪い心に生まれたりしたんだろう。
つい最近、私はその秘密を知った。
なるほど、と合点のいく話だった。
長い間、自分のなかにある「悪」について考えてきた。
どこから、どうしてやってきたのか。
何の意味があって。
すべて納得。
おかげで悪人として生きていく覚悟ができた。
世の中いろんな人がいる。
良い人もいる。
でも私のような悪い人だって、ちゃんと生きているんだよ。
こうしてね…。
楽しくね。幸せにね。
ふふふ。
仕事
よーーーーーし!きたっ!!!
週刊ポストロケ。決まったぜ!
今度はまたまたエロいでっせぇ~!
まだ詳しい内容は発表できませんが。
本誌をお楽しみにねん。
頑張りまーす!
がくちゃんのこと
がくちゃんが来ましたよ。
おいしいケーキとロケ土産の牛タンスモークと
少しの言い訳を持って。
たくさん話をして。
やっぱりこの人は私に必要な人、と思いました。
お互いの胸のなかにあったもやもやを晴らして
一緒に飲んだワインはおいしくて。
友達は宝、と思う。
時には、喧嘩したって、行き違ったって。
やっぱりそばにいて、と思う。
それにがくちゃんたら。
かっちゃんに花を送っていた。
快気祝いにって。
男が男に花って….。
愛がありすぎる。
私は負けた、と思ったね(笑)
ココロノコエ
そんなこといったらおわっちゃうだろ。
ばっかだなー。おまえ。
それじゃ自爆テロだよ。
考えろよ、もう少し。
目的はたったひとつ。
しあわせに…だろ?
そこから目を離すな。
コッパミジンでバラバラになってどーすんだよ(笑)
自分のこと
私はさぁ、けっこうろくでもないんだよ。
全然未完だし、他人がぶっとぶほど激しいし、
強引でしつこいし、でもそのくせすぐ手を離したり、
突き飛ばしたり、蹴り飛ばしたりするし、
だけどやっぱり好きとかいって、ややこしいし、
たくさん泣くし、でもふざけるの大好きで、
ちっとも真面目じゃないし、
それでも、どうしてもゆずれない部分があって
そこの地雷踏まれるといきなり鬼のように怒って
いつでも人を驚かせる。
ほんとうにごめんなさい。
だけど。
まぁ、人と違っててもいいかな。
人と同じことやってたら
人と同じになっちゃうから。
これでいいんだろう。
だって、私は私。
いつでも自分でいたいから。
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