天国にいちばん近い島

今日のエッセイのタイトルを見て、
あ！あそこか！とすぐに思い当たった人、いるでしょうか….
神様は、遠い遠い、遥か南の島へ私を飛ばすことに決めたようです。
ニューカレドニアへ行くことになりました。
実は、私、
地球の南半球へ行くのは人生で初めてなのでした！
赤道を越えるって….　　どんなだろう！
今の私には大きな大きな意味を持つ。
北半球だけで生きていた私が、
このタイミングで、
真反対の南半球へ行くのです。
今回は、一週間ほどの短い滞在ですが、
グランドテール島と、イル‧デ‧パン島という、ふたつの島を周ります。
白い砂！蒼い海！　　です！！！！！
師匠に尋ねてみました。
「北半球で暮らしてた人間が、南半球へ行って、
　一番『違う！』と感じることは？」
「そうねえ～….　ま。南風が寒い　　ってことかね？」
…..うひょひょ～～～っ！？？？
なんだこれー　常識が真反対じゃね～か～
そーなんだよね！
常識なんて、
所変われば、簡単に変わっちゃうくらいのもんだよね～
いや～ん、うれしー。　またまた意識の拡大だあ。
すみません、みなさん、私は今とてもはしゃいでいます。
今だけは手放しで思い切りはしゃぎたい。
なぜなら、
たぶん出発間近になってくると今度は恐怖がやってくると思うので。
（笑）
今回は、個人旅行じゃありません。仕事なのです。
機材の心配やら何やらいろいろ出てくるはずです。
私は「ビビり体質」なのです。
でも、これは、写真の神様ヴェロニカの導きです。
私は必ず素晴らしい写真を撮って帰ってくるでしょう！
そう、たしか、あの時、
私は礼拝堂で祈りました。
　　　　　自分の場所に帰ってから、この宝を、どうか、
　　　　　世界のために使えるよう、私をお守りください
祈ったのが入院四日目。
ロケの知らせが届いたのが、六日目。
心からの願いはとても速いスピードで時空を超えて叶えられるんだ。
天使に祈って、
運ばれる先が「天国にいちばん近い島」とは…..
いつだって、
リアルな日常が一番おもしろい。
どんな作り話より、
スリリングで、
完璧だ。