「夢を叶えるということ」
今でも時々、夢をみているみたいだなあと思うことがあります。
写真家になりたいなんて、一度も思ったこともなかったのです。
それなのに、もう20年もずっとこの仕事を続けているなんて。
心に描くことのできることは全て必ず叶います。
逆に、
いくらそうなりたいと思っていても、
心の中に絵として描けないことが実現することはありません。
これはもう「そうなっている」と思うしかないことです。
いくら理解しようと試みても難しいかもしれません。
宇宙の成り立ちがそうなっているとしか。
私たちにわかるのはここまでです、今のところ。
でも、
このことを「知る」ことは、大きな進歩です。
夢の実現に向けて前進できる「道具」となります。
道具は、使うものです。
コレクションとして眺めているだけでも、
それはそれで楽しければいいのですが、
道具って、そもそも使うために生まれてきているものだから、
使い始めるとさらに楽しいことになるはずです。
自分の心を、道具として使う人は、夢をどんどん叶えていけるので、
人生がとても愉快なことになってゆくのです。
さて、私の場合。
エッセイの冒頭に「写真家になりたいなんて、一度も思ったことない」と書きました。
でも現在の私の仕事は写真家です。
思ってもいないことがなぜ現実化したのか?宇宙の法則と違わないか?
たぶんここは(私を含め)多くの人が、
間違えたり勘違いしたりしやすいポイントなんじゃないかな?と思うんだけど。
OL時代の私は、日々いったいどんなことを思い描いていたか?と振り返った時に、
いつも思い出されるのは、
「楽しいことだけしながら暮らしたい」
というムシのいいことをずっとずーっと呑気に思い続けていたということ。
きっとこれが私の夢だったんでしょうね。笑
そんな意識も持ってなかったし、
別に「願望実現」とか「自己成就」とか、難しいことも考えていませんでしたが。
ただ、ぼーっと、心が楽しくなるようなことを思い浮かべることが好きだったのです。
あの頃の私の毎日は、少ないお給料をなんとかやりくりしながら、
あまり欲しいものも買えずに、数千円のものを買うかどうするか何日も考え込んだり。
(でも結局いつも買っていた。だからいつもお金がなかった。)
会社と家の往復だけで、旅行になんてそうそう行けないし。
(有給使ってけっこう会社を休んだけどお金がないので遠くへ行けずいつも近場で遊んでた)
だからといって、人生を変える努力は全くせず、
現実に目を向ける強さもなかったので、妄想ばかりしていた毎日。
私は、
弱かったんだと思います。
自分の運命を恨んだり真剣に悩んだりする代わりに、
心が傷つかない、安全な方へと、逃げていたんですね。
でもたぶん、それがよかったんだと思います。
もし私が、もっと強い人間で、もっとしっかりしていたら、
社会人としての責任感からきちんと仕事をこなし、今でもOL生活を送っていたかもしれません。
それはそれでそういう人生もありだと思うのですが、
ここで問題なのは、
はたしてその人生で私は楽しかったか?ということです。
ちゃんとすることを優先して楽しいことは後回し。
そんな人生を送ることになっていたかもしれません。
これは、私の夢ではありません。
だからそうはなりませんでした。
どうして今ここにいるのか、さっぱりわかりません。
でも、私の夢は叶っています。だって毎日が楽しいのですから。
夢が叶う時は、心の真ん中にある絵がポイントになります。
自分が意識するしないにかかわらず、本当の思いだけが実現されます。
その時、どうしたらうまくいくかを考えたり、細かい計画は必要ありません。
偉大なる宇宙の秘密に任せてしまうのが一番いいのです。
あとは万事うまくやってくれますから。
私が、
自分では全く思いつかなかったような方法(写真家になるということ)で、
自分の夢を叶えたように。
心の真ん中だけみつめていれば、あとは自然に正しい場所まで運ばれてゆくのです。
この世は「そういうふうにできている」んです。
毎日、毎日、「これがいいなあ」「こうなったらすてきだなあ」と
ワクワク心の中で夢みている人は、
必ずそれが現実の世界に現れる日がやってきます。
毎日、毎日、「これいやだなあ」「こうなったら困るなあ」と
心の中で心配ばかりしている人は、
必ずそれが現実の世界に現れる日がやってきます。
気がつくといつも不安の中にいる、という人は、
ついそう考えてしまう心の癖を持っているということだから、
その癖を意識するようになれば直すことが可能になります。
ハッと気づいた時に、大きなため息と共に暗い顔をしている自分を発見したら、
「あ!またやっちゃった!いかん、いかん☆」と、
すぐに、無理矢理にでも、楽しいことに心を向けてください。
最初はうまくいかなくてもいいんです。そんなこと気にしないで。
性格ってあるから。私のようにいい加減なお気楽者だと簡単にできるんですが、
真面目な人ほど難しいかもしれません。
だけど覚えておいてくださいね。
成功体験というものは、一瞬で、一足飛びで実現するものではなく、
失敗や後退や停滞、後悔や学習の反復や、それらプロセスのすべてが含まれているのです。
あれがあって、これがあっての、成功なんです。
ある日ポコンと空中に成功がひとつ浮かんでいる、というわけではありませんよ。
生きている間は、全ての出来事は「過程」です。「結果」ではありません。
転んだ時、それを結果ととらえてしまうと、
失敗したという思いからなかなか立ち直れないけれど、
「過程」あるいは「成功に至るまでの原因のひとつ」ととらえることができると、
「失敗は成功のもと」という言葉の意味が生きてくるでしょう。
リアルな出来事はみんな生きているんです。生きて、続いていく限り、万物は変化します。
失敗は失敗で終わらず、成功へと繋がる道の途中にある重い扉なんです。
重い扉を力づくで押して開けようと思ってもなかなかうまくいきません。
体力だけが消耗されてしまって。
でも、鍵ひとつあれば、簡単に開いてしまいます。
もしくは、「ヒラケゴマ」のような呪文があれば。
(アナタの夢や希望が、鍵や呪文になるんですyo☆)
扉の向こうは光の世界。いつだって。
重く苦しい思いをした人ほど、明るい世界に感謝することができるでしょう。
当たり前だとは思わずに。「ありがとう」が溢れ出てくるはずです。
私は自分にあっているとは思えないのでもうOL生活には戻りたくないですが、
あの頃があって本当によかったと心から思っています。
あのたいして楽しくもなかった日々が自分の人生にあったからこそ、
ありがとうをたくさん言いながら今を生きることができているから。
この毎日は当たり前じゃない。
一日ずつが、神様からの贈り物だと、そう感謝できるから。
先週、スタジオでの撮影のお仕事がありました。
久しぶりにお会いした原田真二さん。
髪をベリーショートにされて、それがまたよくお似合いで。
かっこいい真二さんを撮ることができました。
スタッフの皆さんにも感謝しています。
CDのジャケ写&プロフ撮影ということで、
現場には、
事務所スタッフやデザイナーさん、プロデューサーさん、PVスタッフさんたちなど、
大勢の人がいましたが、
素晴らしいチームワークで本当に楽しい現場でした。
カメラチェックもばっちり☆本番スタートです。
この日は浴衣じゃありませんでした。フォアナデアルコな苺です。
真二さんとのスケジュールがなかなか合わず、
この日は当日、スタジオでの直前打ち合わせとなりました。
デザイナーさんから撮影コンセプトの説明を受けながら、
それを真剣に聴くと同時に、
じゃあ今日はどう撮ろうかと頭の中でくるくるひとり作戦会議な私。
でもまぁそう悩むこともなく。
イメージはどんどん膨らんで。
ばんばんシャッターをきる私。
今回は、ライティングアドバイザーとして参加してくれたまきちゃん。
彼女の本業はヘアメイクなんだけど、
実は、スタジオマンだったこともあるのです!
カメラプレビュー見ながら、
ライトの位置をどう調整していくか打ち合わせちゅう。
真二さんにもカメラのプレビューを見せながら、
どうやって動いてもらいたいか、
デザイナーさんや私からのリクエストを彼に説明しているところ。
もう真二さんを撮り始めてから5年ほどのお付き合いになるので、
フォトシューティングも、あうんの呼吸。
和気あいあいとすべて楽しく進行ちゅう。
ファインダーの中に夢中で、ずっと中腰で撮ってる時もあるので、
そんな日は、翌日太ももが筋肉痛です。そう、この日も。ははは。
スタジオマン経験の無い私にとって、
スタジオでアシストしてくれる存在は神様です。
この日は、かわべさんというフォトグラファー希望の女性。
ばっちりのライティングセットありがとうございます。
なんか、こうしてみると、彼女の方がカメラマンっぽい。
きっとかっちょいいプロフォトグラファーになると思います!
(そろそろスタジオは卒業だそうです)
その、かわべさんが、最後に撮ってくれた全員集合写真。
いいしゃしんだー。
ありがとうございます!とっても素敵な記念写真☆ うれしい。
そしてー!
おきまり。打ち上げ。
この日は、真二さん他、スタッフの皆さんは、
写真撮影後そのままPV打ち合わせとのことで、
苺チームだけで打ち上げしました。
ビール祭りになっております☆
Yちゃんは、最近、私の仕事の現場によく同行してくれていて、
(会社を立ち上げ、彼女は代表!)
この日も一緒でした。ひとりでビール三杯の図。笑
今回、スタジオで
撮影のメイキング写真をずーっと撮ってくれていたのは、
この方。つぐみん♪ ありがとう!
只今充電ちゅうですが、彼女は音楽家。
なので、アートセンスばっちり☆
素敵な夏野苺ならびに現場の写真を
たくさん撮ってくれてありがとうございます。
なんでこんなにビール祭りかというと、
ビール利き酒セットを頼んだから。ひとり三杯ずつなの。
まあ、このあとも、もっといろいろ呑んだけど。
この日は、食べて、呑んで、
皆さんには私がごちそうさせていただきました。
いつも私を助けてくれる仲間たちへ、感謝をこめて。
ありがとう。いつもいつも、ありがとう。
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