「メタモルフォーゼ 〜短い旅★その1〜」
毎年5月には、秋田へ行きます。妹の命日があるから。
別に秋田で生まれたわけじゃないんだけど、
妹の旦那様のいとこが、住職としてお寺を守っていらっしゃるので。
ここにお墓を、というのが彼女の遺言だったらしい。
お墓は、ちょっと変わった樹の下にあるの。
私はいつも、ここに立つと、宇宙を感じる。
お寺の裏手から道がのびていて、
泊まった翌朝にここから散歩するのが好きです。
なんて素晴らしい場所なんだろう!
何処へ行っても、田舎の人は「なんにもないよ」なんて言うけれど。
こんなにも完璧に何もかもが自由に生きているではありませんか!
とても、とても、豊かな世界。
あそこに見えるのはアカシアだよ、と教えてもらいました。
蜂蜜に恋している私は大感激!
ああ、あの花の蜜を集めるのね。。。。
側に寄って香りを嗅いだら、たしかに!
あの「アカシアの蜂蜜」の香りがする〜
見ることができて嬉しい。幸せです。
突き当たりまで行くと、今度は左右に道がのびていて。
右の道はこんなふう。
左を見ると、こんな。
右を選んでちょっと歩きました。
少し遠くに妹が眠ってる場所が見える。
一緒にお散歩できて楽しかった。ありがとう。
縁は不思議なものだなあ。
妹が亡くなってからここに来るようになったのです。
悲しい物語から、幸せが生まれることもあるのです。
時間が経てば、魔法がかかる、すべての出来事。
過去だけを見て未来を決めつけちゃいけない。
どんなことも、
どんな人も、
みんなまだ道の途中なんだから。
どんどん形を変えて流れてゆくことを、
自分に許しながら進もう。
秋田へ来た時のお楽しみのひとつ。お寺さんの朝ご飯。
ぴっかぴかの住まいから生まれる食事。
早朝から家族全員で掃除。
お寺中に響く読経の声。
凛とした生活の中から、
こういう食事は生まれるんだろう。
美味しくて。
身が引き締まる。
見習いたい。
いぶりがっこ。秋田名物?
私に配られたお茶碗。金の羽を持つ蝶々。
蝶のメディスンは「メタモルフォーゼ」。
変容を暗示するメッセージを伝えに来る。
変われ 変われ 恐れるな
東北地方へお住まいのみなさん、
ぜひこのお寺へ足を運んでみてください。
とっても不思議な、風変わりなお寺なんです。
境内にはたくさんの観音像。
なぜか自然とどんどん集まってきてしまうらしい。
(檀家さんからの贈り物とか。。。)
たしかに、
私が最初に行った時から、数は増え続けているような。
観音様を引き寄せるパワーのあるお寺さんなんだなあ。
建物はとても古そう。
どのくらい前から続いてるお寺さんなんだろう?
(今度行ったらこのお寺の歴史を詳しく尋ねてみたい)
私は、教会や神社が大好きなんだけど、
今のアトリエがある場所は、古いお寺がたくさんある街なので、
最近は特にお寺に親近感を覚える。
この大きな銀杏の木。
触れば、ホオポノポノにも通じる扉が開くよう。
ここは、「後三年(ごさんねん)というが最寄り駅みたい。
歩くと30分くらい?
散歩するにはちょうどいいでしょう。
私は、
山門をくぐったすぐ左側にある龍神様の碑に釘付け。
日光東照宮の、鳴き龍の絵を思い出します。
すっごいパワー!!!
こちら、ご住職の、康裕(こうゆう)さん。
忙しく全国を講演で飛び回っていらっしゃるので、
偶然会えたらラッキーです☆
私は、宗教のことはよくわからないけれど、
信仰心は厚いので、いつかこうゆうさんとお話会のイベントなど開催してみたいです。
こうゆうさんの声、、、とっても素敵なのです☆
毎朝、妹にお経を唱えてくださってるそうですが、
なんとそれは幸せなことかと思います。
ありがとうございます。
妹が亡くなってもう8年になりますが、近頃、彼女の声が聴こえるような気がします。
それは、あるはっきりとしたメッセージなのですが、
いま私は、天国へ向かって心の中で力強く返事をしているところ。
「よし、わかった。それはおねえちゃんに任せとき!」
★おまけの写真★
さて、これはいったい何でしょう?
答え:へび。
親戚、家族みんなで、金運についての話をしていたところ。
苺ママがいきなり「ちょっとあれ見て〜」と庭を指さし、叫び出しました。
そこには散歩中のへびが!網戸越しに慌てて撮影したからボケてるけど、
金運の話と蛇。。。。。。 最強すぎます★
(苺ママは妹の化身だと言ってたけど、、、私には大黒様の化身に見えた。笑)
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