「自分との対話」

「自分との真実の対話」を丁寧に続けていくこと。
これは非常に大切なことです。
自分をおろそかにしてはいけません。
一番大切にしなければならないのは、
自分の深い場所から聞こえてくる「心の声」です。

この小さな声を無視し続けていると、
そのうち人生は狂ってきます。
時間が経てば、戻る道もわからなくなってしまうでしょう。
人生は、ある地点まではやり直しがいくらでもききますが、
「取り返しのつかない場所」を超えてしまったら、
もうどうにもなりません。
なぜなら、
私たちのこの世での命は、永遠ではないからです。
私たちに残された時間は、限りあるものなのです。

だから、
病気の予防と同じように、
人生が大きな病に侵されないように、
注意を向けることが大事です。

それにはどうすれば？

そう、「心の声」を丁寧に聞くことです。

何かを選ぶこと。あるいは選ばないこと。

これはすべて自分の意思で行うのだということを、
しっかり認識してください。

外側に答えはない、というのは、
こういうことからです。

どんなに「影響を受けた」と感じることがあったとしても、
あなたが行動を起こす時の最終決定権は、
常に「自分自身」にあるのです。

ただし、
自分は「二人」いるということを知ってください。

世界は、陰陽の法則で成り立っています。
片側だけでは成立しない世界。
これは宇宙の法則です。

ですから、
自分という人間も、一人ではないんです。

明るい自分がいるなら、
暗い自分もいます。

デキる自分がいるなら、
デキない自分もいます。

それをやりたい自分がいる時、
やりたくない自分もいるのです。

常に反対側に、
もう一人の自分がいることを感じてください。

そして、
その「もう一人の自分」と、常に対話することが
とても大切なんです。

何かをしたいと思った時、同時に聞こえてくる、
「ダメだよ、なぜなら〇〇だから」
という、もう一人の自分の声。。。。。
↑
この「〇〇」の部分について、
表面的なことではなく真実の理由を見つけてください。

質問を繰り返しながら、
もう一人の自分と徹底的に対話していくのです。

そこから出た結論として行動することは、
どれも自分の選択なんだと認識すること。

重要なのは、
表面的な理由を本当の理由だと勘違いしたまま、
つまり、
「本当の声」を無視したまま進んではいけないということ。

それは、
無意識の領域で「自分を騙す」ことになります。
自分で自分に嘘をついてるということ。
でも、
自分に嘘をつくことなど、絶対にできませんから、
嘘をつかれた方の自分の中には、ずっとしこりが残ります。

そのしこりが、
「自信を持てない自分」を育てていくための
悪の栄養分となってしまうのです。

自分を信じられない生き方しかできないとしたら、
こんなに恐ろしいことはありません。

いつも自分に正直でいること。
自分との信頼関係を築くこと。

これができると、
世界に怖いものが無くなります。

外側に対して、
いちいち言い訳や、何かの理由を説明する必要もありません。

他者に言い訳や説明をしている場合、
私たちは、
「自分への言い訳」「自分をなだめる」「自分を黙らせる」ために
ごまかそうとしているだけなのです。

この世に「〜しなければならない」ことなど、
ひとつもありません。

環境や周りの人間関係など、
まるで外側からの影響による
不可抗力だと思いかけてしまいそうな時でも、
そんな時こそ、もう一度、立ち止まってください。

誰のせいでもありません。

本当の意味で、
あなたに影響を与えることができるのは、
あなた自身しかいないのです。

他の誰も、
あなたに対して何かを強制することはできません。

あなただけが、
あなたの人生に影響を与えてゆきます。

いつもどんな時も、
自分で選択してるという意識を持ってください。

そうすれば、他者に対して言い訳をしたり、
自分の行動を正当化しようとすることは無くなります。

これは、
自分で自分の運命を動かしていくうえで、
とても大切なことなのです。

★人生には、自分一人だけで道を切り拓くのが難しい時もあります。
そんな時は精霊や、宇宙や、自然からの声を羅針盤に進む方法もあります★