「魔法の朗読」
あの日、私は、
魔法について「本当のことが書かれている」お話を読みました。
この忙しい師走の時期に、自分のお金と時間を使って、
わざわざ観に来てくれた人たちへ、
どうしても「秘密の宝もの」をプレゼントしたかったからです。
イベント開催が決まった時、
自分の出し物を何にするか迷いながら、
アトリエの本棚を覗いていたら、
ある古い一冊の本の背表紙が光っているのが見えました。
手にとって、パラパラめくってみると、
「ここからここまで」と、天使の声が聴こえてきたので、
私は、
わずか10ページほどのその部分を朗読することに決めました。
どんな内容だったのかはそれぞれの想像にお任せするとして、
あの日、会場にお越しいただけなかった皆さんに、
私が読み上げた朗読の、
冒頭部分のみ、
ほんの少しだけ、
ここにシェアしますね。
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ところで、魔法の学校には、誰でも入れるわけではありません。
行けるのは特別な才能がある子供たち、
つまり、非常に強い『望む力』を持っている子供たちだけなのです。
皆さんも知っているように、
子供は誰でも何かを、とても真剣に望むことができます。
ただ大抵の子供にとっては、
それは短い間だけで、すぐにそんな事は忘れてしまいます。
けれど、『魔法の学校』に入るためには、
長い間辛抱強く、しかも激しく、
何かを望むことができなくてはなりません。
それができるかどうか、入学前に試験があるのです。。。。。。。
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ここからどんどん魔法についてのお話が深まっていくのですが、
最初に「ところで」から読み始めるのは少し奇妙に感じたので、
稽古に入る前に、演出家の先生に相談してみました。
そうしたところ、
「むしろ面白いんじゃないか?」という感想をいただいたので、
そのまま天使が指定してきたページを読むことにしたのです。
光、音楽、効果音、、、イベント本番の演出は本当に素晴らしく、
あの演出があったからこそ、
私は自分の心を魔法世界に置きながら、
朗読に没頭できたのだと思っています。
様々なアイデアのもと、私の朗読に命を与えてくれた、
演出家の山下平祐さんと、
Tokyo演Joy倶楽部フェイスキーパーの右近良之さんに、
そして、
純粋に心の耳を傾けながら熱心に聴いてくれたお客様たちに、
心より感謝申し上げます。
いくつかイベントの感想が届いているので、
以下にご紹介いたします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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★
先日はありがとうございました。
皆さんのそれぞれの思いを聞いていて
子どもの頃の事をなぜか思い出してました。
(その後、苺さんが朗読した)
「子どもの頃の事を大人になったら忘れてしまう」
っていうのがいきなり飛び込んできてビックリでした。
魔法とは、
人の中にあるものを解いてくれることなのかな
と思いました。
素敵な時間をありがとうございました。
メリークリスマス!
★
いちごさん、
心に響く素晴らしい朗読でした。
いちごさんも皆さんも
自分で考えて表現されていたのが
本当に良かったと思います。
素敵なギフトを頂いたような、
とても素晴らしい時間をありがとうございます。
★
朗読会は素晴らしいものでした。
お一人お一人、世界観があって。
いちごさんの出番の時、
右近さんが、本をまず会場にそっとセッテングされて、、、
それだけで空気がさっと変わりました。
そして本のタイトルを見て、ゾクッと。
ここからいよいよ始まった!と思いました。
そしていちごさんが登場されたら、
もういよいよ異次元な感じです。
あの深い静けさ、
「本物の魔法使いがやって来た!」
と思いました。
★
今回のイベントは、
出演者の方それぞれの信じていること、
心の底からの叫びのように受け取りました。
心がいっぱいすぎてまだ言葉になりませんが、
苺さんは、
まさに魔法学校の授業をみせて下さいました。
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みなさん!ありがとうございます!!!
Tokyo演Joy倶楽部のメンバーにもシェアしますne!
こうして感想を伝えてくださること、とっても嬉しい。
一番の励みになります!!!
今回の演目は、
私のレパートリーとして、
また別の機会に別の場所でもご披露できたらいいなと思っています。
その時は、今回来れなかった皆さん!ぜひ聴きに来てください。
もちろん!今回お越しくださった方々もまたいらしてください。
魔法のお話のなかに、
「多くの人に渡したい宝もの」があるのです。。。。
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