「素晴らしいお祭り」
私は去年の秋から、期間限定で、
埼玉県の大宮にアトリエをかまえています。
どうしてもスサノオノミコトが奉られている
氷川神社のすぐ近くで暮らしてみたかったからです。
以前のアトリエは東京の青山にあり、歩ける距離に明治神宮もあったのですが、
やはり私はスサノオ。。。。
大宮氷川神社はとても有名で、
以前から一度参拝してみたいとは思っていたものの、なかなか実現できず、
まさか住むことになるとは想像もしていなかったけれど、
ご縁あってこの土地のかみさまに呼んでいただき、
今は本当に充実した素晴らしい毎日を送ることができています。
歩いて10分ほどで神社なので、アトリエにいる日は毎日参拝しています。
早朝、日中、夕方、好きな時に足を運んでいます。
朝一番のお参りはとても気持ちいいのですが、
私は、昼間も夕方も、すべての時間が好きです。
それぞれ違う表情の境内を眺めることができてとても幸せです。
神社のすぐ側に暮らすって、ホントいいなあ~
来年早々、都内に戻る予定ですが、
また近くに神社のある場所がいいなと思っています。(教会でもいいけど!)
大宮氷川神社は、普段はとても人が少なくて、
早朝なんて、境内にいつも3人くらい、または私ひとり貸し切りみたいな感じですが、
お祭りとなると、これがびっくり状態に!
日本中の人がみんな大宮に集まったんじゃないの?くらいの混みよう!!!
氷川神社も大変なことになります。
この差が笑える。
なんというか、人の欲というか、業というか、そういうものがよく見えて面白いです。
大宮に来てから、大きなお祭りをいくつか見ましたが、
8/1から二日間、氷川神社境内で行なわれた大例祭は素晴らしかったです!
なんかすごいものみたなーという感じ。
不思議なことに、このお祭りに参加した一般の人はとても少なかったのです。
真夏の炎天下で2時間以上も境内に立っていなければならないからでしょうか。
私は着物で参加しましたが、じっと立っているだけで、
まるでシャワーを浴びているように汗が流れて止まりませんでした。
苦行、、、という二文字が脳内をよぎりましたが、
心の中で「スサノオさま、お招きいただきありがとうございます」と何度も唱えながら、
最後まで催行を見届けることができました。(私は初日も二日目も両方参列しました)
厳かな式をこの目で見ることができて本当によかったです。
詳しいことはわからぬままに、なんとなく自然な流れで大例祭に参加した私でしたが、
どうやら、この行事の意味は、
お社からかみさまの御霊を移動させ、御神輿に乗せて、その御神輿が町中を練り歩き、
この土地全体をお守りする、、、みたいなことのようです。
祭事初日は、境内に、町内中の御神輿が大集合して、
参道の両脇に並んでスタンバイしている光景が圧巻でした。
なんだかそれを見ただけで胸がいっぱいになってしまいました。
人間と神様が交わる時間。チカラあわせてひとつのことに向かう時。
日本の(いえ、世界中の!)伝統的なお祭りって、本当に素晴らしい。
このエッセイ読者の皆さんの住んでいる場所でも、
お祭りってあるでしょう?夏祭り、秋祭り、いろいろね。
時間が許せば、そういうところへ出かけていって、
行事に参加したり、あとね、そこでお金を落とす(使う)といいですyo☆
お祭り行事を存続させるって、お金もかかることだと思うんです。
だから、屋台で何か買ったり、神社のお守りや記念のお札を買ったり、
そういうことに自分のお金を使うことで、
尊い大切なものを守ってゆく働きに自分も参加していることになるから。
お願いごとがある時だけ神妙に手を合わせても、それってどうなのかな?^^
この世界の真理は、
与えた分だけ受け取れる。受け取った分は与え返す、
というものだから。
どちらか一方だけではうまくいかないはず、いろんなことが。
いま少し運気が停滞しているな〜と感じる人は、
自分のお金の使い方を変えてみるといいと思います。
手元にあるお金を使うことで、
誰に、何処に、自分はどんな幸せを提供していることになるのか?
もちろん初めから全てを打算的に考えて動いてもうまくいかないと思うけど、
純粋な思いで誰かのために、って思って行動する場合は、
必ず関係者全員が幸せな方向へゆきます。
これは理屈じゃない。宇宙の法則だから。
実際に試してみた人だけがわかる真理ですから。
私は、
お守りやお札、ご祈願をお願いする時の初穂料、
参拝時のお賽銭など、神社でよくお金を使います。
「いつもありがとうございます」と感謝しながらお金を払います。
そうすると、
自然とまた感謝したくなるような良いことが日常にたくさん起こるのです。
宇宙は不思議で、とても面白いのです☆
さて、この二日間、
神社の境内は思いのほか空いていた大例祭でしたが、
夜になると駅前周辺は、人、人、人!デタラメな混み具合になっていました!
わー、まっすぐ歩けない!すごいー。パワフルなお祭りです!
こんなエネルギッシュなお祭りって、そうそう見ないなー。
イメージは、
浅草の三社祭とか、(行ったことないけど)岸和田のだんじり祭り。
大宮がこんなことになっているとは!
またまた、いーものみたなー!という感じ。
駅から続く大通りは車両通行止めになって、歩く人の山。
あちこちに数えきれないほどの御神輿があって、
(これはあの境内に集合していた御神輿たち!)
ふと振り返ったら、
なんとおおおおおおおおおーっ!
「須佐之男命」って書いてある札が!こここ、これは、スサノオの御神輿かっ!
(このあと歩いててわかったけど、いろんな神様のいろんな御神輿があった)
そしてたぶん恵比寿様?布袋様?(笑)が、お菓子を配ってて、私ももらえた!
お祭りは楽しい。
でもこの時いちばん感激したのは、時折、空に稲妻が走っていたこと。
光り輝く派手な御神輿を担ぐ人々の頭上で、それよりさらに強く輝く稲光。
かみさまは確かにいたと思う、あの日あの時、私たち人間とともに。
いい夜でした。
愉快な仲間との撮影現場、
翌日はブルームーン満月、
そのまた翌日から二日間のお祭りがあって、
さらに翌日、またまた素晴らしい撮影現場!
(明日以降エッセイにアップしますne★)
という具合に、
先月末から今月あたまにかけて私はとてもいい流れのなか。
ありがとうございます☆
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