ベルリンへいきます☆
電車に乗りました。
まりさんとハノーファーという街まで行ったのです。
なかなか券売機で切符が買えなかった私ですが、
まりさんも買う時迷っていました!(笑)
これはいちごちゃんわからなくってもしかたないわー
と言っていました。
ちょっと複雑だったのです。割引チケットを買おうとしたから。
まあたとえば私でも東京で券売機がいつもと違う種類だと迷うからなー。
銀座線と大江戸線は違う、とか。
東京と大阪じゃ違う、とか。
普段まりさんは、券売機をあまり利用しないそうです。
だからあやふやな情報しか教えられなくてごめんね、と言ってましたけど。
はー!そっかー。
自分だけがダメかと思い込んでいたけれど。そうばかりでもなかったか。
ちょっとよかった。
とにかくこれでやっとめでたく念願の電車に乗れた私。
シートに座ったとたん、涙出そうになった。
切符買えて、電車乗れただけでこんなに感激するなんて。
ある意味、貴重な体験です。
ハノーファーに到着して、駅を降りてびっくり。
久しぶりの都会ー。
今いるところとぜーんぜん違う!
ちょっと30分くらい電車に乗っただけなのに。
外へ出た瞬間、もっとびっくり。
正面遠くに、大きな大きな大聖堂が見えます。
しばらく歩けなかった。
なんだか不思議な雰囲気を放つ教会に見えたのです。
近づいてみて、
もっともっと驚きました。
魔法使いたちがよく使う記号が外壁に彫ってあったから。
実は私、歴史のことはなんにもわからないのです。が、
教会と魔女。
なぜか私のなかでは、ずっとひとつでした。
天使と魔女。
ずっとずっとひとつに繋がっているのです。
そのことについて、
これでいいのか!
と思い当たるような教会でした。
大聖堂の内部も素敵で、総レンガ造りに圧倒されながら、
ただ黙って静かに歩きました。
その後、お茶しようということになり、あるカフェへ。
そこであることが起こって、
私は自分の食べたかったものを食べることができませんでした。
その時まりさんがにこにこ笑いながら
「いちごちゃん、ほしいものにたどりつけず」と言ったのです。
その瞬間、私の内部で何かが小さく、でも激しく、スパークしました。
私にとってはひとつも笑い事ではありません。
これは、
目の前のまりさんが言ってる言葉じゃなくて、
まりさんを通して天から降ってきた言葉だと思いました。
切符がなかなか買えなかったこととあわせて。
大切なサインがやってきました。
なんだか雷に打たれたような私。
今日は、一日、裏山に居ました。ひとりで。
ひとりになるといろんな声が聴こえてきます。
聴こえるままに、導かれるままに、たくさん歩きました。
山の、奥深くまで。
時々道をそれながら。
それでもどんどん、こっちの方向、と感じるままに。
歩き回りました。
不思議な場所をいくつかみつけて。
写真を撮りながらゆっくり歩いて。
山のてっぺんには、ラプンツェルの塔のような建物が。
カフェでした。
そこで二時間ほど、ミルクコーヒーを飲みながら、
ガイドブックを見てマチルダとこれからの作戦会議。
これまで考えがちっともまとまりませんでしたが、
今日、一気にひとつの方向に想いのベクトルが向きました。
ひとりで動いてみようか。
ものすごく不安で、足がすくむけど。言葉の壁にこだわると。
でも、
魔女の子どもはわずか七歳でたったひとりブロッケン山へ修行に出されるのです。
これが通らなければならない道だとするならば。
答えはひとつでしょう。
こちらでお世話になっているまりさんは
もちろんいろいろ助けてくれると思いますが、
日本にいる仲間達も私を助けてくれるでしょうか。
先ほどおのせちゃんに連絡しました。
AGメンバーにも同じ連絡をまわしてとお願いしました。
旅に出るのは私一人でも、
いろんな意味ですべてをひとりで全部、というのは無理です。
あらゆる方向から助けの手は必要です。
何かブロッケンに関する情報があれば、
出発までにできるかぎりいろんなことを知っておきたいです。
もし何か知っている人がいれば
ツイッターやFACEBOOKを通してぜひ教えてください。
なにしろ、ドイツ語がほとんどできません。(ほとんどいうかまったく)
英語もあやういのです。
このような条件を持った私がひとりで歩きまわれる場所でしょうか?
天候も不安定な場所だと聞いています。
ブロッケン周辺をいくつかまわりたいのですが、
現地での交通手段がよくわかっていません。
たぶんちゃんとした人は日本でしっかり調べてから出発するのでしょうけど。
私はいつもこんなふう。
なぜだか。
直前までスイッチが入らないのです。
でも、これでいい。 私は。 たぶんこれでいいのです。
こうだからみえてくること、
それを伝えていくのが自分の仕事なのだと、そう思いました。
今日。山の森のなかで。きっぱりと。
数日前に
なんで私は人の話をちゃんと聞けないのか
と嘆いたばかりですが。
今ふと思います。
おそらく私は、不確かな情報や、
あまりその時に自分にとって必要な情報でないものは、
入ってこないのです。
だけど、
必要なものは一発で入る。
いつでも。
どんな時でも。
間違いなく。
よくよく思い返してみると、そうかもしれないなあと。
思ったのです。
時に、いろいろ親切に教えてくれている人にとっては
私のような人間はたいへん無礼に見えることもあると思いますが。
その瞬間重要なことはどんな小さなことでも絶対に逃したくないと思うからこそ、
普段、ぼーっとしてるのだろうと。笑。
ぼうっとしているとパっとつかめるのです。
一番ほしいものが飛び込んできた時に。
自分の都合いいように解釈してるかな。
ふふ。
自分で自分を励ましているのかも。いま。
それくらい、恐いです。ドイツひとり旅。
でも。
恐いことがあるなら、そこへ飛び込んでしまえ、というのが自論です。
そう思うなら、実践しなきゃね。
はー。
どうなるかー。
ドイツ滞在もそろそろ折り返し地点です。
後半すごくなりそうです。
前半は食べてばかりでしたが。笑。
ここから旅モードに突入です。
まずは、
明日からベルリンへ。
これはまりさんと一緒。
これからのドイツひとり旅のためのよい練習になりそう。
主に美術館を観てこようと思っています。
あとは、
切符ひとりで買って、ひとりで電車乗れるようになりたい。
これが今、人生で一番の目標。
ふふふん♪
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