自分の場所
ゆうべ、夜中過ぎに帰宅しました。
車の故障も、高速道路の凍結箇所もなく。
予定変更して、八ヶ岳へは行かず、まっすぐ福井を目指しました。
なんだか見るものすべて、目に映るものすべてが新鮮に見えます。
心が変わると見えるものが変わる。世界が変わる。
静岡あたりで富士山がくっきり!
あの山…パワーすごいなあ!
日が落ちてから北陸自動車道入り。
雪….
あるある。 降ってたんだ、やっぱり。天気予報通り。
車の温度計を見たら2℃とか1℃とか。
あぶねー ノーマルタイヤなので。
0℃以下になると凍結の恐れあり、の中をぐんぐん進む。
なんの準備もしない無謀な我ら。
でもこれって、
「だいじょうぶ」なことを知ってるってことなんだよな。
慢心してるってこととは微妙だけど確実に違うっていうバランス。
世界を見る目。
福井では、毎朝光りに起こされた。
北陸独特のどんよりさがない。
毎日晴天なり。
空の青に映える雪山の白。
美しい景色。
ここに住んでいる人たちって、どうなんだろう?
これ、“普通の景色”なんだろうか。
それとも毎日毎日感動して、感謝して、手を合わせているのだろうか。
自然の神様が創る芸術。
私は、暮れから、
この福井に来てまでも、ずっと、
家族のみんなひとりひとりに、
ある特別な祈りを捧げ続けていた。
そうしようと心に決めていたので。
そうされていることを知っている人も、知らない人もいた。
知らなくても効果はあるので、
ある時はいろいろな言葉とともに、
ある時はそっとわからないように、
会う人みんなに対して祈りを捧げ、
家や、景色や、物にも、
おまじないをかけた。
食事を作る前には、
材料となる作物たちに感謝の意を表し、
その命が我らを助ける力に変わるよう。
ずっとずっと静かに、ただ祈り続けた。
そのことがまた、私を強くしたと思う。
最後の日に、師匠パパに案内してもらった温泉が….
びっくり。
観音様が祭ってある温泉。
めっちゃ鄙びているけれどそこがまたいい。私好み。
湯治場として有名らしい。(福井市 佐野温泉)
ある日、
枕元に立った観音様に、
ここを掘りなさいと告げられて、
言われた通りにしたら湯が出てきた、という温泉。
ありがたすぎる…..
偶然、こんな場所に年の初めから来れるなんて。
お湯へ入る前にぐーっと祈った。(ここでも!)
観音様に囲まれた小さな祈り部屋….
ここのお湯はものすごい薬効効果が高いとみた。
温泉というとどこでもすぐに水晶玉を沈める私。
お湯から出して見たらまあるい虹ができていた。
つるぴかばーん!という感じになった水晶。
今年も私を助けてください….
飲泉場所も設けてあって、
ぐびっと飲んでみました。
ほぉ….
帰ってきて、今朝方から、
頭のまわりがぼわぼわんとしている。
祈りすぎか。
(祈ると、
胸の真ん中と頭の真ん中あたりに特別な力が流れる)
単なる疲れとは違う感覚。
一仕事終えたような、そういう心地いい疲れの感覚。
自分の中のまだ慣れないチカラをたくさん使った感じがする。
身体の筋肉を鍛えるように、
精神も鍛えていきたい。
なるべく多く自分の持っているチカラを使えるようになるために。
ずぅっと天使のガイダンスを受けながらの旅。
旅の終わりに見た空が、大きな大天使ラファエルの羽に見えたよ。
いつも決まって思うことがある。
どこか遠くから車で帰ってくる時、
首都高に入ったとたん「ああ戻ってきたな」と感じること。
どんなに楽しい旅であっても、
美しい景色を見た後でも、
東京の風景が色あせてしまったり、“普通の景色”になることはない。
コンクリートジャングルで、大地も緑もない、汚れた空気の真ん中でも、
ここは大切な私の居場所だ。
懐かしく、愛おしく、
心をこめて「ただいま」が言える場所。
近所の大きなビルを見ると、
まるで友達に挨拶するような感じで
「よっ!ひさしぶり」と言いたくなる。
そしてまた、
何か新しいことを始めたくなるんだ….
今年は、
読者の皆さんのチカラを借りながら、
たくさんのものを作っていきます。
なんだかこのエッセイも、
まるで小さなコミュニティのようになってきましたが、
とてもいい感じです。
さらにどんどん変わり者集団になっていったら素敵。(笑)
帰宅したら、
私を幸せにしてくれるような「魔法使いの弟子」の感想メールが、
またたくさん届いていました。
どうもありがとう。
(後日ご紹介したいと思います)
とりあえず、今日はここまで。
まだあたまのあたりがぽわぽわんとするので。
次回は、なんと、暮れに実家の家族みんなで観たサーカスの話。
私は生まれて初めてサーカスを観たのでした…..
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。