「世界が変わる時」
最近、私の周りでは、
SNSを止めたり、ブログを閉じたりする人を
よく見かけるようになってきました。
ああ、時代の流れが変化してきたんだなあと思います。
自分のことを振り返る時、
私はまだその時期じゃないなと感じるので、
まだこのエッセイは続けていくと思います。
それでも、
(もうずーっと何年も前から近い人には言い続けてきたことだけど)
最終的にはインターネット活動は止めたいと思っています。
何かを発信したい時は、
出版とか、講演とか、個展とか、
そういう形のみにするのが理想なのです。
けれど私自身がそうするより、
周りの人たちの方が、いち早く
インターネットから離れ始めているようです。
私がこのエッセイをスタートさせた2003年は、
ブログなど、まだそんなには
社会に対して影響力のあるツールではなかったと思います。
何かを書くにしても、
もっと気楽で自由に好き勝手なことを書くことができてました。
それが、どんどん情報化システムが進んで、
個人的な声でも社会に与える影響が
大きな力を持つことも多くなってきて、
間違った発言をすることで叩かれたり炎上したり、
政治家や芸能人などは引退まで追い込まれることも増えてきて。
それが良いか悪いかということを私が決めることはできないけれど、
全体的な印象としてはだんだん小さな方向へ進んでいるような気がします。
表現はどんどん保守的な方向へ。
本音より建前ばかりで発言しているような。
その結果、自分だけの閉じた世界を作る人も増えてきて、
最近では「オンラインサロン」が流行ってますne☆
こんなに流行る前(今から2年くらい前)、
「オンラインサロン」という意識ではなかったけれど、
(まあよく考えたら確かに形式はオンラインサロンなんだけど)
私も魔法学校というものを作りました。
そこで発信しているものと、
このエッセイで発信しているものは違うものです。
魔法学校は、
三ヶ月毎の課金制にしているのに対して、
このエッセイは誰でも無料で読めるものです。
私を好きな人も読むでしょうが、
私を嫌いな人も読めるものです。
でも魔法学校の中に、
私を嫌いな人はいないと思います。
わざわざ嫌いな人にお金を払う人などいないでしょうから。
ですから、
魔法学校メンバーには私も100%のエネルギーで向かいます。
このエッセイでも最初はそういう気持ちでした。
発信する場所がここしかなかったから。
でも、
先に書いたように時代が流れて、IT世界も大きく変わりました。
ここで本音をぶちまけたいなと思っても、
正直、公の場では躊躇する自分がいます。
また、
ブログを読む人もメルマガを読む人も
少なくなってきたと言われていますが、
それはつまり、
もともと読者だった人たちも発信者になって、
純粋な読者よりも、発信者が増えたというか、
いちいち読みきれなくなってきたということかもしれません。
私も最近、メルマガ登録の整理をしました。
いろいろ登録しても、
送られてくるもの全部を読んでいる時間がないからです。
私のメルマガも読まなくなってきた人がいるかもしれません。
そういう人たちが購読停止しやすいように、
私のメルマガは冒頭に配信停止のURLを載せています。
私に飽きた人はどんどん離れていくと思いますが、
その一方で、
いつまでも飽きずに応援してくれる人たちもいます。
本当にありがとう。
とても久しぶりに「魔法使いの弟子」を作り、
昨日から先行予約をスタートさせましたが、
懐かしい人たちからもお申し込みが届いて、
胸が熱くなりました。
ああ、私のこと、覚えててくれたんだな、
このエッセイを読み続けてくれてるんだな、って。
とっても嬉しかったです。
私のファンは、
たくさんはいないかもしれないけれど、
ものすごく長い時間を共にしている人たちがいるのです。
そのことを、とても幸せに思います。
エッセイを書き続けることは、
何のお金にもならないことです。
でも、私はこれまでずっと、
自分の心の力を使って書き続けてきました。
だから、
なにかを作って発表した時にそれを買ってくれる人がいるということは、
その人たちが、
私のエッセイからのエネルギーを受け取ってくれた証だなと思うのです。
それって、このエッセイにお金を払ってくれているのと、同じだなって。
いま時代はものすごい速さで動いているから、
ここから先どうなるかわからないけれど、
さっきも書いたように、私はもうしばらくこのエッセイを書き続けます。
でも、
ある時期が来たら、
閉じた世界へ完全に移動すると思います。
その小さな世界の中までついてきてくれる人たち、
私と同じ方向を見ながら進んでくれる人たちと一緒に、
さらに自分自身を自由に表現し続けることを楽しむ、、、それが夢です。
それまではもう少し、
誰もが出入り自由な、
この開かれた場所でご一緒しましょう!^^
今日もこのエッセイを読んでくれてありがとう。
。。。あの、
ひとことおことわりしておきますが、
別に何か嫌なことがあって
こんなこと書いてるわけではないんです。
むしろ、その逆です。
「魔法使いの弟子」の申し込みを
懐かしい人たちからも届いたことが嬉しくて。
私は、私を好きで大事にしてくれる人たちを、
ますます私も愛してゆこう!と、また新たに決意したのです。
だからこそ、
もっと親密に関われる世界を作りたいと改めて思った、、、
というお話です。
それがどういう形になるかは、
まだまだ私にも未知の世界のお話。
ずっと先のお話です。
☆『魔法使いの弟子vol.19 vol.20 』
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