2009.4.1 春雷
魔法使いたちはね、繋がってるんだよ….
世界に暗号を散りばめて。
解読し合うんだよ。
時空を超えて。
千年の眠りから覚めることだって、あるんだからね。
今日、軽井沢から大変なものが届いてしまいました…..
私は今とても興奮していて、心が震えるほど感激しています。
「アリスの丘」の、秘密のレシピ本が届いたのです。
魔法のお菓子を作る方法。
これはすごい。
読んでびっくり。
こんなたいそうなもの、いただいてしまっていいんだろうか。
でもこれ、
魔法がわからない人が読んでもあまりよくわからないだろうな。
魔法修行している者にとっては素晴らしい宝物だけど!
手書きの手作り本…..
表紙に「こんにちは 苺さん」と記してある。
内容が、 ……ほんとうにすごいっ!
材料の秘密の揃え方、
材料への話しかけ方、(!)
呪文、
ケーキが発する言葉の読み方、
etc…..
おおおっ!
こんな秘伝を伝える本がこの世にあったとはっ!
(私が古本で買ったレシピ本とは全然違う)
明日から毎日修行をしよう!
ポンコツテンピと二人三脚で頑張ろう!
私の先生は「アリスの丘」を守っている、桂さんの一番弟子、
ナオちゃん。
また軽井沢にケーキを食べに行かなくっちゃ。
そうそう、
この「授業」が一番大事。
感覚を研ぎ澄まして、食べること。
感じること。
ナオちゃんのケーキを食べに行こう!
ああ、次に行ったら、
この前もあったあのチーズケーキを食べたいな。
上に乗っていた、あの小さな紫のつぶつぶは、なんだっただろう?
ブルーベリーか? ブドウか?
考えただけでわくわくするっ!
今、雷がひとつ、大きく鳴りました。
夜空がびかーっと光って。
始まりの合図だ。
4月は新しい扉がまた開くよ。
千年に一度かもしれない、あの魔法の扉がね。
私は扉の向こうへ行こうと思う。
そして、
もしも新しいチカラを手に入れることができたなら、
世界のために使おう。
心をこめて。
アリスの丘からの贈りもの、
魔法のお菓子虎の巻には、
魔法使いが登場するんだよ。
そういえば桂さんは著作の中でこう書いていた。
『お菓子には心が、通じるのだ。
おいしいお菓子を作るのに必要なのは、技量ではない。
カップ何杯でももちろんない。
お菓子そのものの持つ、魔力を信じることなのだ。
その魔力は自分の舌とカンがつくる。
その舌とカンが冴えている時、お菓子には、魔力がそなわる。』
(森村桂著 「魔法使いとお菓子たち」より)
ニューカレドニアが魔法に繋がるなんて。
森村桂が魔法使いだったなんて。
知らなかった。
夢にも思わなかった。
世界はぐるりだ。
☆☆☆☆☆☆
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