2006.7.11 満月　0時まわって誕生日

前夜の月は見事な光を放ち、
ひさしぶりの再会を祝うような心で眺めた。
さて、今夜は満月、
月は出るだろうか、会えるだろうか、と
一日そわそわした心。
雲の上にはいつでもいるから、とは思ってみても。
やっぱり会いたい。
今夜は特別。
けれど東京地方、小雨も降ってきた。
ならば、お願いするしかないなと思い立ち、
深い瞑想のなか、おまじないの儀式を。
私は、なにか一心に願いごとをする時は、
この世界から自分を鎖国する。
外界との一切を断ち、宇宙にのみ想いを馳せる。
夕方以降はパソコンのスイッチを切り、
携帯の電源も落とし、
部屋中の電気を消して、ロウソクを灯す。
塩風呂に入り、身を浄め、祭壇をつくり、いざ儀式に望む。
瞑想の途中で、月の女神と繋がったことを「感じた」瞬間があって。
窓の外に目をやると。
…ああ、だいたいあのあたりにいるな、ということがわかり、


嬉しくなる。
会いに来てくださりありがとう。
その光を見せていただき、感謝いたします。
いくつかほかにもおまじないをかける。
こうしているうちに、もうたくさんの願いごとが叶ってきた。
私は信じる。
宇宙の力を。　流れの不思議を。　すべてのタイミングの完璧さを。
やがて、とうとう
月は姿を現わし、私に語りかける。
その言葉に、心を傾ける。（宇宙の声は、心で聴くものだから）


０時をまわったら。　2006.7.12
誕生日がやってきた。　すごい、すごい。　すごいタイミング。
嬉しくてしかたない。
今日、私のところにやってきた、コーラルの指輪。　たいせつにしよう。
深い眠りについて、
目が覚めたら、東の空が黄金色に輝いていた。　少しだけ青空。
天から「おめでとう」という言葉が聴こえてきて、起き上がり。
また、新しい一年が始まる。
パソコンのスイッチを入れ、携帯の電源を入れ、
そしたら溢れ出す、たくさんの想いたち。おめでとうのメッセージがいっぱい！
みなさん、ありがとう。　私の心は感激しています。　本当にありがとう。
どの人からのメッセージも、同じように嬉しかったけれど。
「あのひとは、ことしはどうだろうか」
と、ドキドキしていた人がいて。
時間を見たら、変わりなく、０時まわってすぐにメールをくれていた…
変わらない心。
すごい嬉しい。
今はちょっと、少し離れているけれど、
心は近くにいるんだなということがわかって安心した。
個展には来てくれるかな？
会いたいな。
顔が見たいなと、思う。
さて。
今日は一日はしゃごう！
そして明日からは、また普通。
誕生日。　いくつになっても嬉しい誕生日。
私は生まれてきて、本当によかったと思います。　心から。　そう思います。
人生は、楽しいです。