勇気ある場所

人形の粘土が乾くまでの間、本を読む。
そうだったのか!と驚く箇所もあれば、
ああやっぱりと頷く箇所もある。
私は昔、(このエッセイを書き始めた頃)
よく他人と自分のことをごっちゃにしていた。
自分のことのように人のあれこれに腹を立て、
しょっちゅう怒っていたように思う。
自分の感情を怒りで表現するのが好きだった。
(….のだと思う。そう、好きだったんだ)
その後今度は極端に、
「人は関係ない」「人のことはわからない」と思い始め、
自分と他人の間に、はっきりとした境界線を引き始めた。
これはとても私を楽にした。
人が目の前で泣いても怒っても困っても、
私はそれに左右されなくなった。
目撃しても心は痛まない。
あら?と感じることがあっても、黙ってることが多くなり、
いつも私は人から少し離れた場所から世界を眺めるようになった。
もうこれが自分のやり方、私の生き方なんだと思うようになって、
このまま一生変わらないだろうと思ってた、
つい数日前までは。
だけど、
驚いちゃったね。 まだ続きがあったとは!
さらにその先には、
「世界に参加する」という考え方があったとは! 知らなかった。
境界線を引くことは大切なことだけど、
それは世界に参加しないこととイコールになってしまってはいけない。
私はいつしか世界に参加しない孤独な魔女になってしまうところだったかも。
……….こわすぎる。
このままでいったいどこまでいくつもりだったのか。(笑)
気づいてよかった。
どうも最近、
なんかどっかおかしい、これまでの自分に違和感がある、と感じてたんだよ。
(一度去年の11月頃このことに気づきかけたことがあったけど。忘れてた)
とうとう次なるステップへ突入だ!
さて。
世界に参加するために、大切なこと。
人と本気で関わりあうのに必要なのは「勇気」だとこの本には書いてある。
本気で責任を持って物事に関わりあうということは、多くの人にとって、
とても恐ろしいことなのだと。
だから大抵の人は本気で関わりあうことを避けていると。
人を愛する、世界を愛することは、勇気がいることだと。
そう書いてあった。
そうね。
私はまず、世界と関わりを持つ前に、
「もうひとりの自分」と本気で向き合おうと思います。
一番最小限の世界の中で。
どこまでも正直に。誠実に。まっすぐに。勇気を持って。
それができたら、
ゆっくり世界に参加してゆこうと思います。
もし目の前で誰かが苦しんでいたら、
それに気づいてしまったのなら、
すでにその問題は私の一部なのだから。
「これは私のことではない」と
傲慢に無視することはできないということを、忘れずに。

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