光りのシャワー

四時間だけ眠った。
その間に見たことがある。
あれは、夢のなかのことなのか。
剣を持った翼ある者が、あの人に、光りを当てていた。
そうか。　ああするのか。
不正に対して怒りで対応しようとしてもそれには限界がある。
一番強く他を圧倒できるチカラは、愛だ。
ゼッタイ負けないパワー。
まばゆい光りのシャワー。
無垢な美しさを持って闘いに挑む。
あんなに強く反応したということは、
私の中に同じものがあるという証拠。
ならば今こそ、変わるべきはこの私。
徹底的に変わるチャンスだ。
あの人に光りを当てていたということは、
私の内部をも照らしていたということだ。
目を逸らしてはいけない。
逸らしてしまっては変われない。
マイナスのエネルギーはプラスのエネルギーに変換しなければ、
チカラを正しく使うことはできない。
私は、ただの人間だから。
いつでもここで正しく奇麗なことばかりを書けるわけじゃない。
あれっ？と読者のみんなをがっかりさせてしまうようなことも、
たくさんあるだろう。
でも、それでいい。
大切なのは、変容していくプロセスだ。
私がみんなと一緒に見ていきたいのは、
その一点だ。
どんなふうに間違って、
どんなふうに気づいて、
どんなふうに変わってゆくのか。
わからないことは宇宙へ申告する。
祈りというカタチで。
そうすると、
正しい道へと戻れる。
こうして人生の軌道修正を助けてくれる存在を私は、
天使と呼んでいる。
ゆうべのエッセイで「天国の妹の代わりに」と書いた。
でも、思う。
妹はあんなふうには言わないだろう、決して。
バカもの！とは叫ばないだろう。
あれは私の心の声だ。
今はもういない、光りを浴びる前の、ダメな私の。
未熟な叫び。