今年の春

変化の前って、決まった行動するな、私。
妙なものに目がいく。
そんなもの知らない、とか
そんなの食べたことない、とか。
で、買う。
試す。
怖いだとか損するだとか怖じ気づいていると
まったく変わらないので、勢いよく飛び込む。
が、当然、失敗も多い。
がっかりしたり、しょんぼりしたりする。
でも、
視界が開けてくるのを見逃さない。
私はどんどん進んでいって、景色が変わるのが好き。
春は、メープルシロップが穫れる季節。
ヌーボーワインならぬヌーボーメープルも売り出される。
いわゆる一番搾りってやつ。
一度師匠が買ってきたのが美味しかったので、今年もみつけることに。
東京駅丸ビルの地下の明治屋。
そこにあった、あった。
カナダのケベック州で穫れたと書いてあるメープルシロップ。
なんとシリアルナンバー入り。10,000本限定。
3,600円ほどする…..隣りにはナンバー無しの瓶も。
こちらは2,500円くらい。
しばらくうんうん悩む。どっちにしようか。
色が全然違うな~
だいたいこういう時私はどちらかひとつにしぼれない。
どうしても比べてみたくなるので。
その違いが自分にわかるのか、わからないのか。
特に口に入れるものなんて… 自分で食べなきゃ絶対わからないよ。
で、買う。ふたつで6,000円もした。 メープルシロップ買うだけで、
こんなに….
(一緒にいたさっちゃん、目がまんまる。
 きっと私をバカだと思ったかもー。笑)
今私の家には他のメープルひと瓶と、
メープルシロップを粉状にしたもの(砂糖のように使う)と、
メープルスプレッド(バターのように使う)がある。
1755-1.jpg

私はすっかりメープル派。
我が家に砂糖はない。
たぶん家では一生使わない。
料理には米飴やみりんを使えば充分甘さが出るから。
外食したら知らないうちにたくさん砂糖を摂っているはずだし、
家で食べなくてもなんともない。
はちみつも私には強過ぎる。
メープルが一番。
さっちゃんは、メープルとはちみつの区別がつかなかったらしい。
ま、そういう人もけっこういそう。姿そっくりだし。
「全然違うよ」と教える。
「そっかー」と言って粉状のメープルを買っていた、さっちんよ。
その他みつけた私にとって珍しいものは…
「ドレナージュ」という名前のハーブ濃縮ジュース。
水に薄めて飲むらしい。入っているものは、
ラズベリー果汁、レモン果汁、ジュニパー、ペパーミント、ローズマリー。
(他添加物など一切無し)
あと、パーリンカという飲み物。その昔は女王様の薬だったと書いてある…
アルコール度数40%… 焼酎のようだな。洋梨のパーリンカを買う。
小さく細い瓶が可愛い。ちょっぴり果物などに振りかけて食べるといいらしい。
最近よく作る麦デザートによさそう。
ローズヒップのお酢も手に入れた。
「魔女のジャム」もみつけた!
野バラ、プラム、さとうきび、レモン果汁入り。小瓶。すぐ食べ終わりそう。
となりにあった「オレンジウィスキー」も一緒に。
オレンジ、さとうきび、レモン果汁、ウィスキー(20%)入り。小瓶。
さて、お味ですが。
「ドレナージュ」は大失敗。くすん(泣)ひっくり返るくらい不味い。
メープルを混ぜてなんとか飲める感じ。もう買わないと思う。
「パーリンカ」は、アルコール分にむせて香りを嗅ぐだけで咳が出る。
でも、そのまま飲むわけではないので、これはデザートにかけて正解。
優雅なデザートに大変身します。
ローズヒップのお酢は、牛乳で割って、ピンク色をぐいっと飲む。
眠る前に。(私のおまじない。桃色に包まれて眠る) 美味しい。
お気に入りの小さなグラスにちょこっと、というところがいいの。
一度にたくさん飲んではいけません…
1755-2.jpg

(「魔女のジャム」と「オレンジウィスキー」はまだ食べてない)
最近集めたジャムや飲み物、
原産国をみてみたらイタリアとフランスに集中している。
ローズヒップのお酢とドレナージュは日本のもの。
パーリンカはハンガリー。
さてさて。
限定のメープルシロップ。
帰宅してネットで見たら、様々なメープルのことが、いろいろ書いてあった。
そこに
「メープルシロップは保存期間が長くなると酸化して色が黒くなりますので、
収穫時には色が薄い等級(NO.1ライトなど)のものであったのが、
長期間保存するうちに色が黒くなりますので、
それをあたかも最初から色が濃いメープルシロップとしての等級
(例えばダークとかアンバー)として
安く販売している可能性あるケースも見られるようです」
という記事をみつけた。
買ってきたものを見たら、…あれ?色が濃い。一番絞りのはずなのに。
そういえば、採取日が書いてない。賞味期限は書いてあるが。
去年の一番絞りか?
今年のものが、もう日本で売られているなんて変だものな、そういえば。
それとも、偽物…?
しばし暗く打ち沈む。
考えても仕方ないので、開けちゃえと思い、試食することに。
ひとくちで
目がまんまるぅ~~~っ おーいしいーっ!
ちょっと今まで食べていたあのメープルはいったい… なんだっただろう?
(値段だけで言うなら私がこれまで購入していたのはだいたい1,000円代のもの)
全然違う!深みが。
キッチンで小躍り。
師匠にも小さなスプーンで試食させてあげた。「むむむっ!」と唸っていた。
よかったー
美味しければそれでいい!
メープルシロップは、これからもいろいろな種類を集めたい。
☆メープルシロップについて
メープルシロップは
年一回雪解け時期に収穫される透明で水のような楓の樹液を、
長い時間をかけて手作業で琥珀色になるまでに詰めて作られたものです。
3~4月の、わずか6週間がメープルシロップの収穫期です。
メープルの木は、 冬、寒さを乗り切るために樹液の糖度を高め、大変甘くなります。
春の訪れとともに昼夜の寒暖の差が大きくなると樹液は幹の中をかけ巡り、
抽出しやすくなるため、この時期に集中して採取します。
メープルシロップを1リットル作るには、
40リットルの樹液を必要とし、大変手間がかかる貴重品です。
「エキストラライト」(いわゆる一番搾り)の採取には温度が大切で、
深夜から朝にかけて約2時間くらいしか採れないため、
本来安価で売られるはずのないものということが言えます。
あまり安いものは、様々な樹液を混ぜ合わせたり、合成物を混入したり、
100%ピュアなものではない可能性が高くなると考えるべきです。
                       (インターネット検索結果より)

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