エンジェルカラー　～最後のバトン～

皆さん、ありがとうございます。
苺バザール、一晩でパーッと決まってゆき、
いま残っているのは、あとひとつとなりました。
苺バザールに出品する品物を、
私は「魔法のバトン」と呼んでいます。
実際に私が使っていたもの、大切にしていたもの、
おまじないに使っていたもの、だからです。
今回、最後に残ったのは、
エンジェルカラー（ホワイト）のティッシュケースです。
これをいったいどんなことに使っていたかというと、
出先で緊急におまじないを行いたい時に使っていたのです。
おまじないを行う時、聖域を作ります。
その印として白い布を敷き、その上に魔法道具を並べます。
出先まで持っていくものはどれも簡易型の小さなものばかりなので、
ちょうどティッシュ一枚程度で足りるのです。
おまじないをかける時は、普段使いのものは使いません。
その時にしか使わない、特別なものを使うのです。
私にとってこのティッシュケースはそういうもののひとつでした。
苺バザール。
毎回そうですが、
最後のひとつを受け取りにやってくる人を待っている時、
本当にどきどきしてしまいます。
この「最後のひとり」が来て、
やっと今回のバザールの「メンバー」が全員揃うことになるからです。
私のよく知っている人だろうか。
まだ見ぬ、まさにこの瞬間出逢う人だろうか。
苺バザールは天使のバザール。
私は、ここで、待っています。
どうか、会いに来てください。
追記）
ありがとうございます！
ただいま最後のひとりと巡り会うことができました！
苺バザール、ただいまを持ちまして終了とさせていただきます。