やめる勇気
ここ数日、ずっと引きこもり。
メールも見ず、人とも会わず話さず、外にも行かず。
ただ、じっと人形を磨いていた。
お腹が空くと、何か作ったりしながら。
大ヒットは、ほうとう。すごーく美味しかった!
しかし人形創りは難航。
可愛い顔が出てきたと思ったのもつかの間。
それはあっという間に消え去り、
….。
デビ婦人の次は淡谷のり子かよー
という感じ。
あの、ちょっとの差…
ちょっとのやりすぎで全然違うことになってしまうって。
すごいなあと思う。
(写真は、淡谷顔直前の)
別に淡谷のり子やデビ婦人の顔が悪いってわけではないけれど。
求めるものが違うのだから。 がっかりするのだ…
これからいったいなにをどうしたらいいのか。
ちょっと気分を変えてみようと、
近所のお気に入りのカフェへ。
ここは
平日はほとんど人がいなくて、お客は私ひとりということもしばしば。
ひろーいリビングにぽつ~んといる感じ。
BLTアボガドサンドを食べる。
さてー!と気合いを入れてまた触ってみた
けど、
2時間でやめた。
どんどん淡谷化していく。
どうも、
いやだいやだという方向に向かって進んで行ってる気がする…。
これはもうやめるべきだろう。
触るのをやめよう。
あさってから和歌山。
個展会場を見に行く。
ちょうどいいから休もうと思う。
先生のホームページの掲示板をのぞいたら、
「2月はいつもより早く逃げていくといいます
気合いを入れてつくりましょう」
と書いてあって、がくーっとくる。
11月にやる展覧会のことももう発表になっていて、
「あとはみんながよい人形をつくるだけです
わたしもがんばるから」と書いてあったのを見て、
さらにがくーとなる…
こんな中、やめるなんて。勇気がいることだ。
でも今はもう触らない方がいいような気がする。
触れば触るほど悪化する一方。
人間関係でもこういうことってないだろうか。
そっとしておくことが、
離れることが、
一番の特効薬というようなことが。
ま、
そのまま放っておいたら腐ってしまった、ということもあるから
ここはひとつ見極めが大切ということだろう。
この前、不思議な夢をみた。
大天使ミカエルが出てきて、私に魔法を教える夢。
私は、
おまじないや魔術を使う時、ある身体反応が表れるのだが、
夢のなかでそれと同じ状況になりびっくりして目が覚めた。
ということは?
夢じゃないのか…
だってもう目覚めてるのに。 たしかにこの反応…
その次の晩にはガブリエルとラファエルが続けて出てきた。
やっぱり、ある魔法を教わる夢。
そして今朝は、
ウリエルという名の天使が。
この天使には馴染みがなく、よく知らなかったので
天使の辞典で調べてみたけど
すごい厳しくて怖いと感じた。
手のなかに炎を持っている…..
ぐるりと東西南北を守護する天使たち。
北のウリエルは洞察の属性を、
東のガブリエルはバランスを、
南のミカエルは内省を、
西のラファエルは癒しを司るのだという。
ほぅ…と思う。 どうして、いま? 私を?
フラッシュバックのように、見え始めた、個展で発表する写真。
すでに手元にあるものもあれば、ない絵もある。
ないものは、新たに撮れ、ということか。
それらをどのように展示するか、和歌山に行ったら決まるだろう。
もう天使たちは知っている。
なんだ、
あたしの個展じゃないのか、と思う。
何が起るのか。
どんな人が集るのか。
すべては天使の計画。
誘わないけど来て欲しい人がひとりいる。
会えたらどんなに嬉しいだろう。
紀州の、あの国で。
もう一度。
☆和歌山での個展まで、あと94日
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