びっくり情報! 個展のこと

主催者から短いメールが届きました。
「主催をやめる」と。
私にもスタッフにも、
誰にも相談せず、
いきなりの単独決定でした。
今回の個展の企画は、
最初アスパラさんのあたまの中だけにあったものです。
そこから始まって、
今は、非常にたくさんの思いや助けに支えられて、
ここまできました。
もうアスパラさんひとりのものではなくなっています。
中止を決定するなら、スタッフとの話し合いが必要だと思います。
告知を打ってしまっている雑誌、ラジオなど、マスコミへの対応。
もう発売になってしまってるものを見た読者へはどのように中止を告知するか。
DMを手にしてらっしゃる方も、もうたくさんいます。
また、費用はアスパラさん負担という約束から始まった企画なので、
すでに制作が進んでしまっているものへの支払いや、
ファンの方々への賠償問題。(宿や交通機関にかかるキャンセル費など)
「やめる」ならこれらのことを、どうするか
スタッフと一緒に話し合うことが大切だと思います。
それ以前にまずは、なぜやめたいのかの説明をして欲しいところですが….。
こういうことがなにもなく、
独断で一方的なメール一通だけよこして「はい、すべておしまい」と思われても、
こちらは驚くばかりです。
ただ、この“やり方”は彼女独特のやり方です。
そこを指し、一貫して、私は
「覚悟がない」「甘い」と言い続けてきました。
彼女が失敗的な行動をする時は決まってこの場所に辿り着きます。
いつも原因は、たった一ケ所。 ここだけのことでした。
ここを変えることができたら、彼女は素晴らしき変貌を遂げるはずと思うのです。
今回、
なぜ彼女からの依頼を受けたかというと、
彼女の職業が、カウンセラーだからです。
心を扱う分野のエキスパートです。
その分野では「プロ」であるため、
また、
私の写真やエッセイが心に関わる作風であることから、
自分との共通項みたいなものを感じて引き受けたのです。
それと「直感」です。
比較的簡単にイエスと返事をしたように思います。
ただ、「ものをつくる」という分野においては
彼女はアマチュアです。
写真展をプロデュースするということにおいても。
だから私と組んだら厳しいキツい局面を乗り越えることにもなるだろうと、
容易に予想できたので、一番最初にそこだけはきっちりとお伝えしました。
それまで彼女は私のことを一ファンとして応援してくださっていましたが、
それがお互い横並びになり、ひとつの方向を向いて、
一緒にものを作りあげていくとなると、
まったく関係性は変わってしまいます。
私の方も「この人は自分のファンだから」と思ったままだったら、
遠慮したり、大切に思うあまり、
言いたいことも言えずにいたかもしれません。
それではいつまでたっても「よいもの」など作れるわけもない。
なので、そこで意識の変換を、お互い試みる必要がありました。
個人的な得意不得意があるとは思いますが、
心のメカニズムに興味ある人なら、飲み込みも早く、
厳しくも良きパートナーシップを結べると期待していました。
私はその時々に強く感じることを日常から紡ぎだし、
自分の言葉でエッセイを書きます。
一番関心のある個展準備に関してのこともいろいろ書きました。
でも、
もはや、かつての「ファンの目」では読めなかったと思います。
自分も登場したりするわけですから。
けれど、
その中からもこれまで通り大切な何かを拾い続けて欲しかった。
だから彼女に私の書くものは全て(エッセイも、メールも)
「どうかこれからは“心の目”で読んで下さい」
とお願いしました。
彼女は「わかりました。そうします」と答えてくれました。
それはアスパラさん個人に向けられたものではなく、
あくまでも「私達の間」にあるものへ向けてのものでありました。
そして、「つくりあげていく」ために必要なものでもありました。
また、エッセイについては
大勢の読者に向けての「なにか」でもありました。
そこの部分のことを、何度も丁寧に説明しました。
でも、彼女にしてみたら
いきなり私のような個性の強い人間と足並み揃えろと言ったところで
そんな極端なことはできないんだろうと、やがて私は思い始めました。
いくら「心のエキスパート」でも、所詮普通の人間。
ロボット操作のように簡単にはいかないのです。
途中、私はすっかり諦め、(彼女が可哀想になったので)
直接は何も言わなくなりました。
メールでのやりとりも控えました。
間にスタッフを立てたコミュニケイトを試みるように調整しました。
私は加減して人と付き合うということができないので、
(特に仕事や制作に関わる領域では)
間にワンクッションおいてコミットする方がいいのです。
でもそれだとどうしても今度は、お互いの、
細かい人としての心の交流は持ちづらくなります。
どこか溝のある、冷たい関係になってしまいます。
彼女がへこんでしまうたび、
私もどうしていいかわからず、
制作するよりそっちの方が心配でしたが、
その時はもうどうすることもできず、
とにかく個展終了までスタッフの力を借りていくしかないと思ってました。
何か気に食わない、細かいことが目についても、
「彼女をお金だと思って割り切って」と私にアドバイスしてくれる人もいました。
ある意味それは、クールで良きアドバイスだと思いましたが、
でも、結局できませんでした。
仲間として関わる以上、どんな時でも心は込めたい。
それがたとえキツい言葉を使ってしまうような時でも。
その時必要に感じることは、その時言いたい。 伝えたい。
アスパラさんは、自分の超えるべき課題をわかっている人でした。
個人的な人生の問題を私に話してくれたことがあります。
私はその話をとてもよく理解できました。
なぜ私達が出逢ったのか、その意味さえわかるほどに。
私は自分のするべきことがだんだんわかってきました。
これは、ただ単に自分の個展を開くということだけではなく、
アスパラさんとの付き合いの中にとても大切な学びがあるな、と。
それは和歌山エンジェルズとの付き合いも一緒です。
アリスとも。 一緒です。
なぜこのタイミングでこのメンバーがここに集ったのか。
うっすらと霧の向こうから立ち上るかのように、いろんなことが見えてきました。
やっぱりぶつかってでも、私は自分でいくしかない。
自分の本当を伝え続けることが絶対大切。
個展開催成功にとらわれて、ビジネスライクになり、
上っ面の付き合いだけでいくのではダメだと思いました。
彼女もそれを感じてくれたのだと思います、そんななか、
「苺さんとの関係を立て直したい」と申し出てくれました。
私は、またあのキツさに突入だよ?と思いましたが、
彼女の言葉を信じようと思いました。
彼女は変わろうとしている…その感じを受けたからです。
私にとっても(もちろん彼女にとっても)再チャレンジでした。
でも、やっぱり上手くいかないのです….
私も彼女も、「超えるべき」ものはよく見えます。なのに、
彼女のあたまの良さがかえって徒となり、考えの前に立ちすくみ、
アスパラさんは、そこから一歩も動けない。
どうしても、超えられないんです。
だけど私から見ると、絶対大丈夫!と思えることなので、
「ゆけ!」とキツく言ってしまいます….。
私にはそれしかできない。
というか、それが私です。
彼女を優しくサポートするメンバーは他にたくさんいるはず。
私は私の役割を果たすしかできない。
そこに意味があって出逢ったんだから、私達、と思いました。
とにかくここじゃない場所へ動け!と祈り続け願い続けましたが、
彼女の行き先は「やめる」という選択でした。
今、非常に残念な思いです。
アスパラさんが私に言ったことがあります。
自分はいつもパッと思いついて、パッと動いて、それで失敗することがよくある、と。
そういう意味では今回のこともパッと思いついたことでしかなかったのかもしれません。
しかし、組んだ相手が私だったので、
あれよあれよという間にいろんなことが動きだし、どんどん大きくなり、
木に例えたら、今まさに花が咲く….実が成る一歩手前な感じなんですが。
アスパラさんの決意が変わらなければ、それを見ずしてすべてはおしまいになります。
開催か中止かの決定は
アスパラさんとスタッフの今後の話し合いに委ねたいと思います。
アスパラさんが費用を出さない、と言った時点で
個展は、自動的に中止になります。
冒頭に書いた事柄を、
主催者としての責任を持ちながらきちんとこなして終われるならば、
たとえ中止という形だったとしても、アスパラさんは、
「最後までやり遂げた」ことになると、私は思います。
ただ、その時は
ファンや読者の皆さんに多大なる御迷惑をおかけする結果となります。
そこだけはとても心苦しく思います。
がっかりさせることになるかもしれないこと、
本当にごめんなさい。
アスパラさんの心が今どこにあって、どんなふうかは、
今の私にはまったくわかりません。
でもこれを読んだ皆さんにひとつお願いがあります。
アスパラさんに、
無言のエールを、
パワーを、
勇気を、
愛を、
どうか送ってあげてください。 
エネルギーは必ず彼女のもとに届くでしょう。
思うことがある方は、なにか直接言葉を送ってもいいかもしれません。
個展中止になるかもしれないことに対して、
私側につくとか、彼女側につくとか、
そういう性質のものではなく、
純粋にそれぞれが一個の魂として、
ふわふわした優しいものを、
彼女を包んであげられるようなものを、
送ってあげたらいいんじゃないかな、と思います。
それはたぶん、(私にはそういう才能もないし)
私の仕事じゃない。
個展「天使のダンス」を
楽しみにしていてくれた人達の仕事かもしれないと思うの。
ずっとずっと楽しみに待っていてくれた人達の….。
その「楽しみ」な心を、今、アスパラさんに分けてあげて欲しいと思います。
私はマンパワーを信じます。
それが奇蹟を起こす瞬間を、何度も見てきました。
今夜半過ぎから、満月に入ります。
みんなの思いが、アスパラさんの中心に届くかはわかりませんが、
トライする価値はあると思います。
それでダメなら、ダメになることに意味があるはずです。
どんな流れにも逆らわず、このまままっすぐいこうと思います。
今回、面白いものを見ました。
アスパラさんと私のやりとりを見て、私がアスパラさんを
「攻撃」している、「批難」している、と取った人がいました。
そして、
「愛」を感じる、と言った人がいて、
「導き」を見た、と言う人もいました。
アスパラさんは、前者の人と同じなのかもしれないですね。
ずっと「叩かれてる」感覚があったようです。
…..そうだとして。
では、「なぜ」叩かれるのか? 
そこにもっとフォーカスして欲しかったなあと思います。
(叩かれるそのこと自体にではなく)
そこにこそ、
変化のチャンスが隠れていたはずだと思うのです。
人は変われます。
いつでも、
後者の(愛や導きを見る)タイプに。
優しくされる中に、急激な変化は訪れません。
いつでも一瞬で変わるのは、深い衝撃の中です。
どうしても動けないものに対しては、一発の刺激が一番です。
私は、パトリオットミサイルのように(笑)彼女を狙い、撃ち続けましたが、
今のところ、上手く逃げられて失敗です。
彼女、こうも言ってました….
「いつも逃げ道を作っていないと安心できない」
今回の決断の仕方も、彼女特有の逃げる手口です。
たぶん、それが得意だからすぐ使っちゃうんです。(笑)
でも彼女は「変わりたい」とずっと言ってました。
どんなにボロボロになっても、今回始めたことを、最後までやり遂げたなら、
きっと彼女は変われると、そう感じます。
個展がどうなるかの、確かな最終決定が出ましたら、
この場でまたあらためて御報告させていただきます。
皆さん、御心配おかけしますが、今少し、お待ちください。
                           夏野苺

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