つくる
アトリエとして私が借りている部屋は、
ふる〜い建物なのです。
(たぶん昭和30〜40年代)
当時はハイカラだったんだろうなあというような、
レトロモダンな雰囲気。
でもこの部屋で一番気に入っているところは、陽当たりです。
太陽が昇ってくると真冬でも暖房は要りません。
一日中ぽかぽかなのです。
ここでのんびりいろんなものをつくるのが好きです。
作品は勿論ですが、
ご飯も作ります。
キッチンはちーさいので複雑な料理はできません。
簡単なものばかりです。
蒸す、焼く、煮る、炒める、
ワンアクションで完了するものだけ。
昨日は急に食べたくなっておいなりさんをつくりました。
小豆と玄米を炊いたご飯が冷凍庫にあったので、
油あげをサッと煮るだけ。かんたん〜♪
冷蔵庫には玄米甘酒があったので、みりんは使わないでこれでやってみたら、
コクがあって美味しいおいなりさんができました。
他に、自分で漬けてるぬか漬け(今はきゅうり)と、買ってきた千枚漬けもあったので、
これをおかずに。それと数日前に煮た金時豆(常備菜として冷蔵庫にあったのを)。
アボガドと金時人参のサラダもつくりました。
これは生のまま切るだけ。ちょーカンタン♪
冷凍ご飯は蒸し器で温めて。
あっというまに美味しい朝ご飯の出来上がり★
普段、私は朝ご飯を食べません。
冬なら白湯、夏なら水、それと生の果物を食べるくらい。
(野菜や果物が冷蔵庫に色々ある日は青汁の粉を入れてスムージーを作ります)
ポリッジオートを豆乳で柔らかくして(火にはかけない)果物と混ぜて食べるのも好きですが、
基本的に軽いおやつな感じです。朝ご飯じゃなくて。朝おやつ。
でも明け方前の3時とか4時に起きた日は、お昼前にお腹が空いてしまうので、
10時くらいにしっかりご飯を食べます。←これを朝ご飯と呼ぶ
そしてだいたいいつも陽が暮れる前、夕方5時頃にはまたお腹が空くので、
しっかりご飯を食べます。
もし寝る前にお腹が空いたら林檎を一切れか野菜ジュースを作って飲みます。
おやつは、ナッツ、干し芋、ドライフルーツが好きです。
スナック菓子は食べません。
体に良い悪いということよりも、単に美味しいと思わないので。
子どもの頃から食べる習慣が無いのです。
(あ!でもポテトチップスはたまに食べるとめっちゃ美味しいと感じます!)
お菓子を食べるならケーキ屋さんへ行くか、自分で焼いてつくります。
でもやっぱり複雑なことはできないので、
森村桂さん式の簡単ケーキしかつくりません。
外食の予定が無い場合の、一日にとる食べものは普段こんな感じです。
こんな食生活が、今の私をつくっています。
その私が、手を動かしてモノをつくります。
たとえば、
自分のご飯をつくるように、
誰かのお守りをつくります。
いい加減なものを食べていたら、
いい加減なものしか出来ないだろうと思います。
どうしてこんな考えに至ったかというと、
私も普通の人間なので、ダラける時もあるのです。
ダラけることが楽しい時もあるわけなのです〜。^^
つい暴飲暴食な日々が続くことも。←食いしん坊なので。
でもそんな時は全然創れません。
というか、つくる気が起きない。
さあ!つくるぞーという時は、
なぜか食生活が自然と整ってゆくのです。
無理に考えてああしようこうしようと思わなくても、
食べたいものが変わってゆきます。
なるべく人の手を加えない、自然のままのものに惹かれてゆきます。
だから、
創作と食事は何か密接に関わっているのかもしれないと、
感じるわけなのです。
人のことはわかりませんが。私の場合。
健やかでなければ、健やかなものは創れないのだろうと思います。
ハッピーでなければ、ハッピーなものは創れないのだろうと思います。
パワフルでなければ、パワフルなものは創れないのだろうと思います。
無理に表面だけ取り繕って何かをつくったとしても、
作品は語るから。
それはけして誤摩化しのきかない一点となるから。
私というひとりの人間のやることですから、
ごはんをつくるようにしか、モノもつくれないはず。
おなじことなのでしょう。
私のつくるものはとても単純で簡単なものばかりです。
それしかできないのです。
そのようにしかできないのです。
それでも、
いつもココには「ほんとう」が宿っていると感じます。
「ほんとう」は、強いものです。
揺るぎのない、
せかいでいちばんつよいものです。
つくったものにそれさえ宿っていれば大丈夫だと、
私は信じています。
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