そういえば、旅のこと（いたのは福井と名古屋）

今回の旅のメインイベントは、神社での結婚式。
神社でって、初めて出席したけどものすごい厳粛な空気感…
素晴らしかったです。
たくさん写真を撮りました。
見るものすべて珍しかった…　とくに、
巫女さんの格好、赤と白が、目に眩しかったです。
でも。
披露宴は、長くて、
もう最後の方はほとんど苦しいだけでした。
ああ、やっぱりもう二度と出席したくない、と思うほど。
会場には専属のカメラマンがいたので、私は撮らなかった…
やることがなくなって退屈だったのがいけなかったと思う。
お料理はとても美味しかったけど、
じっと一ケ所に座ってなきゃいけないのが
本当に辛かった….
たかちゃん（えすみくんのこと。呼び名が変わりました）に
そうメールしたら
「無理だから。そういう場に夏野苺いるの。（笑）」
と返信がきて、ホッとしました。
わかってくれてる人が心の近くにいるって、幸せ。　安心する。
台風はまったくどこにいたのかわからず。
前回の伊勢の時もそうでしたが、今回も、
あとからニュースを見て驚いたけど、私は全然縁がなかった….
あるお寺の本堂で、ひとり静かに座らせてもらう、
という経験もしました。
私は、人間がつくった「決まり事」が苦手なので、
瞑想も勝手な感じでやっていますが、
これで人生がどんどんよい方向へいってる気がするので、ヨシとしてます。
普通、お寺でそのやり方はしないだろう
という方法で瞑想しましたが、とてもよかったです。
夕刻に座り、目を開けたらあたりはもう真っ暗でした。
すっかり長い時間、集中していたのでした….
お寺の住職との話も面白かった。
いろいろ今の自分について報告したら、時に驚きながらも
終始素敵な瞳をしながら聞いてくださいました。
色がよかったな。　こちらの話を聞いてる時のあの、瞳の色が。
その後、一緒に近所へ食事。
美味しいお薦めの和食屋さんへ連れていってくれようとしたみたいですが、
もういっぱいで入れませんでした。
が、
飛び込みで入ったイタリアンが、死ぬほど美味しいお店でみんなびっくり！
こんな田舎（ごめんなさい）で、これはどーよ？というくらいの美味しさ！
しかし聞けば、シェフは、イタリアでしばらく修行してたそう。
でしょー？ねー？　ここだけにいたらありえないよ、この味は。
そんなふうにできている。　きっと世界は。　ぜんぶ。
住職と和食…　では、なんか普通だけど、
住職とイタリアン、というこのミスマッチな感じが楽しかった。（笑）
意識が広がる。
なんだってありだ。　　世界は。　なんだって、ありだよ。
どうしてこのことを忘れるだろう？
何度でも思い出そう。　忘れたら思い出せばいい。
そのために、私はニューヨークへ。
もう半分、心はニューヨークへ飛んでいる。
三年前に行った時のエッセイを読み返してみた。
もう今行ってもあの頃とはなにもかも違うんだろうな。
たのしみー。
今度はどんなふうに映るかな？　心の目で見てこよう。
あの時は、まだ魔女じゃなかった。　呪文も知らない。
石とも話せず、天使とも話せず、マチルダにもヴェロニカにも、
気づかないままだった。
さて。今度はどうだろう！
へっぽこ魔女ニューヨークへ行くの巻…　おもしろすぎるー（笑）