YESとNOの間
私は、OLだった頃、
YESとNOの間にあるものをいっぱい持っていた、自分の中に。
でも、
プロカメラマンになったらそれが無くなった、全部。
いつでもYESかNOか。中間は存在しない。
あるのか、ないのか。
やるのかやめるのか。
もしNOと答えるならば、その先の道はない。
進みたいならYESと答えるのみ。
それ以外はない。それ以外は許されない。
言い訳も躊躇も失敗も、NOの部類に入る。
YESと答え、その答え通りに生きるのが、プロの道だと思う。
最近、
狂言自殺を計ったら間違って本当に死んじゃった
(人間の心身の話ではなく、この場合「状況の死」というような話)
という人をみた。
あれは…..
なんというか、可笑しくて私は最後笑ってしまった。
それから、
心がしんとした。
私はこの世界に入って仕事を始めて、
消して悪い人じゃない、才能もある、でもダメになってゆく人、
というのをたくさん見てきた。
全員に共通するのは、
甘え、
弱さ、
世界の「ほんとう」を知らない、
知らないゆえ間違った努力をする、
その結果空回りをする、
自分を卑下する、(それを謙遜だと思い込む人もいる)
受け取れない、(だから人に与えるものがない)
といったところか。
逆に成功していく人の共通点は、
いつも明るい、
くよくよしない、
世界の「ほんとう」を知っている、
その結果自分の深い場所がいつも安定している、
自分を愛している、
自分の運命を信じている、
(自分を誤摩化し見たいとこだけ見るということではなく)
たくさん受け取る、(だからたくさん与えることができる)
こんな感じか。
成功していく人はいつでもYESと答える。
世界に対して。
自分に対して。
NOとは言わない。
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