「沈黙」
2014-2023
家族が入院して手術したので、
しばらく心が沈黙していました。
心が黙ると、
私は書けないし喋れなくなるので、
エッセイも更新できなかったのです。
手術は難しいものではなかったのですが、
出血の量が多くて、輸血が必要になりました。
病室が、
最初のお部屋から、
新しいお部屋に変わって、
窓の外を見たら、
あらっ! あれは?
教会?
頭上には、
満月に向かってるパワフルなハーフムーン。
容態が落ち着いたのを見届けて、
「じゃあ、また明日来るね」と言いながら、
もう一度病室の窓から見上げた空には、
いつのまにか雲が広がっていて、
まるで大きな天使の羽のように見えたから。
(十字架の上で大天使がダンスしてるみたい!)
ああ、これはもう大丈夫だな、
私たちは一番難しい道を、
いま超えたんだ、と思いました。
またこのエッセイに戻ってこれて嬉しいです。
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