「運気の好転反応」
ある地点までは辿り着けるのに、
いつも同じ場所で引き返してしまう人がいます。
人にはそれぞれの進み方や、
自分に合った方法があって、
だから、
どんな道も尊重する気持ちは持ちたいと思っていますが、
ただ、そういう人を見るたび、
もったいないなあと思ってしまいます。
引き返す理由はいろいろあるんだろうけど、
よく周りを観察していると、
だいたい「恐怖心」に負けてしまうことが多いようです。
怖くなると引き返す。
怖くなると、やめる。
たとえば、
とても強いパワーに触れる時、
たとえば、
急激に環境が変化する時、
たとえば、
一気に夢が叶い始めた時、
一瞬「怖い」という気持ちが生まれるようです。
怖くなるのは何故かというと、
何か新しい行動を起こした時に、それに伴い、
悪い(と感じる)ことも起きるから。
風邪をひいて寝込むとか、
財布無くしたとか、
人間関係で問題が起きたとか。
でもそれって、なんか、
「好転反応」みたいだなと思うのです。
風邪をひいて寝込むのは、
心身の浄化とも言えるし、
(ゆっくり休めるからね。忙しすぎる人は特に、天使の強制命令かも)
財布失くして、しかもそのまま出てこないとか、残念すぎるけど、
拾った人が助かることかもしれないし、
(届けてくれないのヒドイけど本当にお金に困ってたのかも!)
この際、新しいの買っちゃうタイミングかもしれない。
人間関係で問題?って、
自分を省みるチャンスか、
もう自分には合わない人とさよならできるチャンスかも。。。
と、まあ、
実は捉えようによっては良い事尽くしではありませんか?
「悪いこと」と思い込んでいたことは、
実は幸運の前触れだったのかもしれない?!とは、
考えられないでしょうか?(たとえ苦しい最中でも)
短いスパンで急いで答えを出してしまうのは、
もったいないなあと思ってしまうのは私だけかしら?
とても良い状態にジャンプする前に、
一瞬、真逆の方へ進むように見えることを「好転反応」といいますが、
体の病気に関してもここを越えるのは怖い気がすることもあるでしょう。
(穏やかな変化の時は起きにくいそうですが急激に好転する前はこのような症状が表れやすいみたい)
すべては自分の捉え方次第だと思うのですが、
だからこそ、
ご利益だ、魔法だ、引き寄せだ、なんだかんだという前に、
しっかり自分の心を創る作業をしていくことがとても大切だと思っています。
後ろ向きに考える癖がある人は、
いくら運気アップの方法を実践しようと思っても、
「ある地点」まで来ると、
せっかく積み上げたものが水の泡となってしまうこともあるから。
同じ道を来ては戻り、
また来てはまた戻り、
それを一生繰り返していくのが楽しい人、好きな人はそうして生きたらいい。
それで一生終わったらいいと思います。
たぶん、そういう人は「夢を叶える」よりも、
「夢をみる」ことが好きな人。
夢というものは、叶ってしまったら、
もうそこで終わるし(現実となり、夢じゃなくなる)、
また別の夢を探さないといけないし、
同じ場所をぐるぐる堂々巡りが好きな人は、
心の底では夢が叶うことを望んでいないのかもしれません。
そういう人がひとつ夢を叶えて次のステージへ行けるのは、
次にこの世に生まれたときかもしれないですね。
(輪廻転生を信じるなら)
でも、もし、、、
どんどん自分の夢を叶え続けて、
この一生のうちに「行けるところまで行ってみたい」と願うなら、
どこかのタイミングで「ある地点」を突破する勇気を持つ必要があると思います。
自分の来た道は、
もうどんな道か知っているので、
戻ってもまた同じ景色が続くだけ。
それでも、
繰り返し同じ景色を見るのが好きな人は、
何度でも戻ればいいけれど、
まだ見ぬ世界へ向けて進み続けたい人は、
人生の途中でたびたび現れる恐怖に打ち勝つための、
マジカルアイテムを心の中に持つこと。
怖いという思いが溢れるのは、
自分の道を信じていない証拠。
新しい自分の選択に責任を持つことができない時、
見慣れた景色の中に逃げ込もうとしちゃうんじゃないかな。
「勇気」と「自信」は、同じ言葉の表と裏というか、
「自らの行動を信じる心」と「勇気」は同義語です。
(「自信」って、つまり自分を信じるってこと。自信がなきゃ勇気なんて持てっこないでしょ)
信じる心を育てようとするのは、
華やかなことでも、
楽しいばかりのことでもありません。
時に、退屈なことさえあるでしょう。
けれど、
はるか遠くにぼんやり見える景色
(それを「人生の夢」と呼びましょうか?)を目指しながら、
手元、足元をしっかり定め、
コツコツゆっくり進もうと試みれば、
いつしか振り返った時に、
自分の後に道が出来ているのが見えて、
「ああ、よくやったな。ここまで私は歩いてきたんだ」
と思えるでしょう。
そういうことが自信となるから、
過ぎたあれこれに後悔することも少なくなっていくし、
たとえまた、
自分の前に新しく立ちはだかる壁を前にしたとしても、
来た道を戻るよりも、
勇気を持ってさらに進もうと思う気持ちの方が強くなるはず。
もちろん、
「違う!この選択は失敗だった!」
ということだってあるかもしれない。
でもそういう時は、
恐怖から後退するのではなく、勇気ある撤退、、、
「潔く手放す」という気持ちからの後戻りなら、
自信を失くすこともないだろうと思います。
人生の旅路を、
行けるところまで、ぐんぐん歩いて、
この世でのおしまいの日が来た時に、
「ばいばい、わたしの生きた世界。みんなありがとう。さようなら」
と、愛を込めて言えたら素敵ですね。^^
先日、トゥモローさんが、
「夢の叶わせ癖」という面白いことを言ってました。
人には、いろんな癖があるけど、
『夢を叶える癖がついてる人がいる』という話。
確かに!と、わたしもそう思います。
そういう意味では、私が今日ここに書いたことは、
「夢が叶わない癖」を持ってる人の話だったかもしれませんが、
少なくとも、エッセイ読者の皆さんや、魔法学校の皆さんには、
「夢を叶える体質」になってほしいなと思います。
魔法学校では、もう何期にも渡ってコツコツ魔法修行を続け、
確実に実生活が変化してきている人、
夢が叶い始めている人が何人も出てきて嬉しいこともあり、
一方、引き返しかけて苦しそうにしてる人もいて、
いろいろです。
さて、
ここからどのようになっていくでしょうか?
どの人の人生も興味深く見ているところです。
それがまた私自身の学びにもなっている日々。
素敵なメンバーが集まってくれて、
それぞれの立場から様々なことを見せてくれることに、
毎日、感謝しています。
ありがとう。^^
今日は節分ですね〜。魔法学校第5期では、
毎月ラッキープレゼントを生徒さんにお送りするコーナーがあるのですが、
2月は福升に入った、手のひらに乗るほどの小さなピンクの子ブタちゃん!
出雲大社の境内で出会ったもの。
升は「ますます幸せに」とか「ますます良くなるように」という言葉にかけて、
縁起物として売られているんですyo〜★
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