「訃報に続く訃報」
つい昨日の朝、訃報を受け取ったばかりで、
また今朝、お別れのお知らせ。
今度は私の親戚のおじさんが逝ったって。
あらー。。。。
びっくりしたわ。
でも、実はこの前、会いに行って来たのです。
もうだいぶ具合は悪かったみたい。
一時間くらい話して、
最後に握手して、
またね、と言って帰ってきました。
思い返すと、あれはとてもいいお別れでした。
人間、長く生きてると、
自分で逝く時は分かるもんなんだな。
親戚中に「会いたい」って伝言して、
みんな順番に会いに行って、
全員回ったところで逝った、みたいな感じだもの。
お互い思い残すこと無し。
私は今夜、ゆいなさんの舞台を友人たちと観に行く予定なので、
ちょっと考えたけど、いつもの着物で行っちゃおうと思って、
そのまま出かけちゃいました。
(黒い服あまり持ってないし)
帯結びとか、リボンにして可愛くして出かけたのですが、
斎場でこの格好、大丈夫かなとドキドキしてたら、
親戚のおばちゃんはこんな服で登場。
★おばさんの背中を隠し撮り★
笑った。
光ってるよ、猫の目が。
なんだ、大丈夫だ、別に、今日はね。
(お通夜は明日、告別式は明後日だから)
そして、おじさんは、
本当に死んでいた。。。。
顔をしばらく、じーっと見て。
白い布をかぶせて。
お線香あげて。
手を合わせて。
帰りに、駅でいとこ(おじさんの娘)にバッタリ会って。
こういうの不思議よね、
おじさんのチカラが働いてるみたいで。
さあ、これで今日のところは気が済んだ!
ということで、
いま私はGINZA SIXでスターバックスちゅう。
このエッセイを書いています。
観劇前に、仕事の打ち合わせが一本あるので、
それまでのんびり。
来週だったら、私は旅の途中だから、
お通夜にも告別式にも参列できなかったと思います。
なんだか、
きっと、
いろいろうまくいってるんだなあと感じます。
たとえば、
失敗とか、
悲しみとか、
後悔とかも、
すべて、
全体の完成に必要なワンピースとして。
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