「2016/11/29 新月に思うこと」
今回のパリへの旅は、
私にとって奇跡的で、
自信をつける旅となった。
かっちゃん&あやちゃんと過ごす時間は
心地の良いもので、
長時間、人に合わせて行動するのが苦手な私でも、
ちゃんと合う人とならこうして楽しく過ごせるんだと、
心から嬉しく思った。
食べる量、選ぶもの、歩く速度や距離、
起きる時間、眠る時間、興味のあるもの、
その他いろいろ、
ストレスなく相性が合うということが、
どんなに素晴らしいことなのか。
もしかしたら、
私がこんなにもストレスがなかったということは、
二人が無理して合わせてくれていたのか?と、
思わないでもないけれど、
そんなふうには見えず、
ちゃんと彼らも楽しんでいたように思う。
だからこそ、このミラクルタイムに感謝している。
特に私たちが一番ぴったり合った素晴らしいところは、
「笑い」のツボ。
誰かが冗談を言うと皆のツボにハマり、
もう笑いすぎて、
体をくの字に曲げて、
パリの街角で歩けなくなっているような人は、
私たち以外誰もいなかった。
こんなにも真面目に笑い転げる毎日を送れるなんて。
人生のギフトだと思った。
けれど不思議なもので、
あんなにも大笑いしたシーンなのに、
今ここで思い出すと胸の奥がキュンとして、
涙がこみ上げてくる。
小さな痛みを伴うほど大切な思い出がたくさん生まれた。
かっちゃんたちは、あれからロンドンへ向かって、
インスタやフェイスブックを見ている限り、
夫婦水入らずで楽しい旅を続けている模様。
明日あたり帰国すると思うけど、
またすぐに会いたい。
もう私たちは、
お互いの顔が違って見えるだろうと思う。
一緒に暮らした七日間は、
私たちを次のステージへ運んでくれたはず。
パリの旅の途中で、結婚記念日を迎えたお二人。
私はそのことをギリギリまで知らなかったので、
そんな時に一緒に居てお邪魔じゃないかしらと、
びっくりしたけれど今更もうどうしようもないから、
じゃあ記念にプレゼントしようと、
たくさん二人の写真を撮った。
撮るほどに二人の表情も佇まいも変化していき、
やっぱり写真のチカラって面白いなあと感じる。
今回のパリでの写真、
二人がおじいさん、おばあさんになった時、
そして、
私がこの世から消えた後に眺めると、
どんなものが写り込んでいるのか、
今よりそれがもっとよくわかると思う。
それが写真というものだから。
よく考えたら、
結婚記念日当日に幸せなご夫婦の写真を撮れるとは、
なんて素晴らしいこと!
写真のかみさま、
ありがとう。
そして、
人生のそんな大切なタイミングに
私と一緒に旅をしてくれたかっちゃん、あやちゃん、
本当にありがとう。
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