「呪文の唱え方」
母親が小さな子どもに向かって、
「ほら!危ないよ!落っこちるよ!」とか、
「そこに登ったら怪我するからね」とか言いながら注意しているのを見ると、
ああ、呪いをかけてる、、、、と思います。
これは無意識に行われていることではありますが、
言葉の魔法の威力に気づいてからというもの、
私自身は本当に気をつけるようになりました。
「戦争が起きませんように」とか、「受験に失敗しませんように」という、
祈る時につい否定形の言葉を使ってしまうのも注意を払いたいところです。
「世界が平和でありますように」とか「受験に合格しますように」でいいと思います。
皆さんが普段、自分で使っている言葉はどうでしょう?
否定形で言葉を発することが多いか。
肯定形で表現していることの方が多いか。
これは無意識の習慣だから、意識的に変えていくことは可能だと思います。
私も時々、つい否定形でモノを言ったりしてしまうことがありますが、
そういう時はすぐに言い直したり、プラスの言葉を付け加えたりします。
言葉は、単なる文字ではありません。
言葉は力を持っているのです。 すべての言葉は呪文だと私は思っています。
話すということは、日々、呪いをかけたりかけられたりするということです。
「呪い」という文字、「のろい」と読みますか?
これは「まじない」とも読みます。
そう、あの、おまじないです。
おまじないをかけるなら、光溢れる明るいおまじないをかけましょう!
言葉を、魔法の道具として考えるならば、
自ずとその使い方に注意を払うことになるでしょう。
言葉は、とても大切に慎重に扱うべき道具なのです。
強く明確な意志を持って使うよう心がけてゆくべきです。
そのためには、
自分で自分の言葉を聴く習慣を持つということ。
日頃どんな言葉を使っているか、
自分自身で認識するということが重要です。
そうすれば、
自分自身に対して、あるいは、周囲の人たちに向けて、
どんなおまじないをかけているのか、わかるようになります。
暗い呪いをかけ続けてゆく人の世界は暗いものとなり、
明るいおまじないをかける人の世界は明るいものとなってゆくでしょう。
自分自身が放つ魔法で、世界は創られてゆくのです。
だから、真実だけを口にすることは、とても大切なことです。
嘘をつくと、嘘の世界に生きることになってしまうからです。
もし、
どうしても真実を口にできない場面に遭遇してしまったら、
その時は静かに、ただ黙っていること。
沈黙にはチカラがあります。
偽りの言葉を発するよりも、
ずっと偉大なるパワーが秘められています。
焦って無理に言葉で解決しようとしなくても大丈夫。
ただ落ち着いて静かに待っているだけで、
時が、一番いい形で自然に問題を解いてくれるから。
これもまた、言葉の魔法の、
正しい使い方のひとつです。
★お互いに素敵なおまじないを掛け合える言葉を使って話したいよne!
正しい呪文の唱え方を覚えよう!★
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