「天使と旅する方法」
私が天使という存在を理解できたきっかけは、
ドリーン・バーチュー博士の本を読んだこと。
本の力は偉大です。
たった一瞬で、
一個の人生をすっかり変えてしまうこともあるのだから。
天使も魔法も何も信じてないし興味もなかった頃のことです。
ドリーン博士の本はいろんな書店で見かけていました。
いつもなんとなく気になって、手に取り、
ぱらぱらページをめくってみるけれど、結局は書棚に戻し、、、
そんなことを何度か繰り返したのち、
ある日、とうとう買って読んでみる気になったのです。
そこは、札幌にある小さなヒーリングショップでした。
最初に買ったドリーン博士の本は旅先で、というのが、
これまたなんともいえないタイミング。
生まれて初めて買う天使の本は、
日常の中ではなく、
旅の途中という非日常の中でやってきました。
今にしてみると、
「これから全く新しい人生の扉が開きますよ」
という天使からのサインだったなあと感じます。
本に書いてあることは、
最初はわからないことだらけでした。
でも読んでいてとても面白かった。
だから、私はすぐに試したのです。
いろいろと、書いてある通りに。
そんなある日、
車を運転していた私は道に迷ってしまい、
とても急いでいる時だったので、困ったなあと心の底から思いました。
その時パッと思い出したのです。
確か、あの本になんでも探してくれる天使の話が書いてあったな、と。
なんでも探せるなら、正しい道を探し出すことも出来るだろう。
そこで私は記憶していたことをすぐに試しました。
ただ、話しかけたのです。
隣に誰か乗っているような感じで。実際に声に出して。
「私は今、道に迷って困ってる。高速のインターまでの道を教えて欲しい」と。
その途端、左耳から声が聴こえてきました。
「次の角を右へ」
私はびっくりしてしまい、
思わず助手席を見たり、バックミラーを確認したりしました。
でも誰もいません。
「次を左へ」「次の信号をまっすぐに」 声は続きます。
その通りに進んだ結果、
まもなくしてインターの入り口を発見した時の心の震えは、
感動なんていう言葉では足りないくらいの衝撃でした。
これが、私と天使との最初の出会いです。
これはもう「信じられますか?どうですか?」というレベルの問題じゃない。
実体験することは、とてもパワフルなことです。
だから、試してみること、動いてみることは、本当に大切だと私は思います。
それから、ドリーン博士の本をたくさん読みました。
すべていっぺんにではないけれど、
できること、やりたいこと、興味の湧いてくることから、
どんどん試していきました。
一発で出来ることもあり、何度かトライした後に突然出来ることもあり、
できない、わからない、と思い込んでいたことが、
実はもうとっくにやっていたことだったと知ったり、
楽しい発見をたくさんしました。
天使体験をしてからは、
旅へ出かける時にガイドブックを使わなくなりました。
知らない街でも、天使に尋ねれば道を教えてくれるからです。
行きの飛行機の中でガイドブックに「行きたい場所はここ」と印をつけたら、
あとは現地到着後「ここへ必ず行けますように」とお願いしながら行動すれば
天使が連れて行ってくれます。
鍵となるのは、信頼です。
目的地を決めたら、あとは「必ず行ける」と信じて進む。
天使という存在の本当の正体はわからなくても、
その時々で自分が実際に体験していることを信じる。
(私の場合、聴こえてくる声に疑いの気持ちを持たない)
そして、感謝する。(だっていろんなことがうまくいくのですから)
これは人生のすべてに応用できることだと思います。
だから、
天使と旅する方法は自分らしく生きる方法でもあるのです。
頭で考えすぎて、先に答えを求めようとすると、
うまくいかないことはたくさんあります。
完璧に計画しすぎると、
その通りにいかなかった時に受けるダメージは大きなものとなるでしょう。
天使と旅をすると、委ねるということを覚えます。
任せてしまった方がうまくいくことはたくさんあるのです。
人生という授業にもっと「冒険」というカリキュラムを取り入れましょう!
わからないことは、いっぱいあって当然です。
だってこんなにも宇宙は広いのだから。
すべてをわかろうとするなんて、、、、
おーきなおーきな宇宙の神秘をすべて理解するために、
私たちは何度生まれ変わればいいのでしょう?
それより、
たった一度のこの人生を楽しく生きて、
不思議もたくさん体験して、
感動しながら進んでゆきたいと思いませんか?
明日は、”天使の声” について、
さらに詳しくこのエッセイでお伝えしたいと思います。
この小さな本は、
2011年に私のホームページだけで販売した本です。
北ドイツを一人旅した時のことをまとめたもので、
天使と旅する具体的な方法が書いてあります。
現在は完売してしまい、再販の予定はまだないのですが、
持っている人たちは、
旅に行く時に鞄に入れたり、
ポロポロになるまで使い込んでくれてるみたいで、
とっても嬉しいです!
ありがとうございます。
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