「演出家 蜷川幸雄 と 俳優 小栗旬」
蜷川さんが亡くなったということをニュースで知りました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
蜷川さんといえば、
「タイタス アンドロニカス」というシェイクスピアの舞台を、
イギリスのストラトフォードで鑑賞したことを思い出す。
ラストはスタンディングオベーションで、私も泣きながら拍手を送った。
小栗旬くんのファースト写真集の撮影の仕事だったけれど、
シェイクスピア生誕の地にあるロイヤルシェイクスピアシアターで観劇したり、
写真を撮ったりできたことは素晴らしい体験だった。
このあと、蜷川さん演出の舞台は幾つか観劇するチャンスに恵まれたけれど、
彼がノッている時に、彼の作品を生で観ることができたことは、私の人生の宝だ。
この才能と同じ時代に生きて、触れることができてよかったと、心から思う。
いちらーさん(苺ファン)の中には小栗旬くんファンの人も多いので、
蜷川さんの舞台を観た人もたくさんいるだろう。
みんな、よかったね。
あの舞台は、すごかったよね、ほんとうに。
舞台稽古の裏話を、当時小栗くんからたくさん聴いたけど、
一番印象に残っているのは「蜷川千本ノック」の話。
小栗くんがある台詞を言った時、「おぐり、かっこわるい」とボソッと言われて、
焦った小栗くんはもう一度言い直したんだけど、また静かに「かっこわるい」と言われ、
えー、どうしたら?、、、と思いながらも何回もやり直すんだけど、
ずーっと「かっこわるい」を繰り返す蜷川監督。
やっとOKもらった時はもうクタクタ。。。。。。
という、この話が一番心に残ってる。
あの素晴らしい舞台演出の数々は、
こういうワンピースから成り立っているんだなと思って。
蜷川さん、
ありがとうございました。
昨日は逗子&葉山で撮影でした。
野村総合研究所にお勤めの研究員さん、妹尾昌俊さんのプロフィール撮影。
今後は独立して、学校教育の現場を改革していく会社を設立するらしい。。。
「変わる学校 変わらない学校(学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道)」
という本も出版されています。
昨日はいろんなところをまわりながら、あっちでちょっと、こっちでちょっと、
間にランチしたりお茶したりしながら、楽しく撮影しました。
彼にはこれからたくさん活躍してほしいです!
奥様のまさこさんもユニークな活動をされてて(妊活!とか)、
今後の活動とか楽しみな方です。
彼女は、サンマーク出版ゼミの同期生なんですが、
「いちごさんは撮影に関するセミナーとかやらないの?」
と聞かれたので、
「やるやる、なんでもやるよー」
と答えておきました。
本当になんでもやりますyo☆
楽しそうなことはなんでも!^^
やってみて楽しくなかったらそこでやめたらいいんだもの。
やってみるまではわからない。
やる前から「こうなるかも」なんて決めつけたら細い道ばかり歩くことになるから。
時々は路地裏的な人生も冒険迷路みたいで楽しいかもですが、
ひろーい安心道路な人生だって歩いてみたい。
どうせなら、仲間たちと一緒にne☆
(昨日の逗子での夕景。江ノ島と富士山。葛飾北斎の世界だったー)
というわけで、
今日はこれから久しぶりに「夏野会議」を開く予定。
仕事を助けてくれている仲間たちと、これからのこといろいろ。
おのせちゃんが招待券を持っていて、
国際フォーラムで開催ちゅうのアートフェアにも連れていってくれるそうなので、
すっごく楽しみです!
その前に野菜の美味しいお店でランチする予定。
仲間と仕事するのは楽しい。
新しい被写体たちと巡り会うのも楽しい。
この暮らしはいつか終わるんだよ
いつも先に逝く人たちがそう教えてくれるから。
今日も楽しく生きよう。
悲しくて泣きたくなるような日だって、
それもまた一瞬で過ぎゆく人生の宝だと思って。
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