「沈黙」
2014-2023
私はある出来事に関して、
ずっと沈黙を貫いていることがある。
このまま死ぬまで何も言わずにいくかもしれないし、
ある日突然、自分の言葉を放つ時が来るかもしれない。
いずれにしろ、それはもう私が決めることじゃない。
そう、
自分で決められることなどひとつもないような気がする。
だからといって「自分が無い」ということではない。
大いなる意思に従うということが私自身の意思であるということ。
文句も言わず、抵抗もせず、ただグングン進むということ。
それがどんなもの(こと)でも、
目の前にやって来たものは受け止め、時が来たら手を離す。
大いなるものは何故わたしを創ったのだろう?
きっと理由があるはず。
それを見たいなと思う。
ああ、そうだったのか、なるほど、このためにね、
と納得してからこの世を去りたい。
自分の人生なのに外側にいる目撃者のようだけど。
私はいつでも天使の振る旗をじっとみつめている。
Goサインも、Stopサインも、見逃さないように。
危険な道を歩く時ほど、
黙って、
集中する。
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