「八方美人」

2014-2023

Aさんは、
私の前ではBさんのことを悪く言ったりするのに、
なぜかBさんとはニコニコ愛想よく会話できる、、、、

そんな姿を目撃すると、私の心は無口になります。

それが大人というものだとしたら、
私は一生、子どものままで結構。

とても大人になんかなれないわ。

私は人の悪口はあまり言わないけど、
(どうしても愚痴りたい場合は笑い話にしちゃうことが多い)
もし誰かに言うとしたら、
悪口の対象となった本人の前でも他の誰の前でも、
自分の態度や気持ちに一貫性を持たせる。
嫌いな相手の前でニコニコ笑ったりなんかしない。
自分の表現をコロコロ変えたりはしない。

それが私からのサインだから。

正確なサインは、きっと役に立つ時がくるはず。

その時すぐにわからなくても。

必ず伝わる。

そうすれば、
私もその人も自分に相応しい道を歩き続けることができる。

お互いこの世でもう二度と会えないような道を選んだとしても、
一度は出会ったことに対しての、意味の花はいつかきっと咲く。

最後がもの別れに終わっても、
出会えたことは無駄にはならないから。

もしかしたら、
八方美人的に生きる人は、
嫌われることが怖いのかもしれない。

誰かに嫌われることよりも、
自分で自分を嫌いになることが。

人を嫌いになったりする自分を、許せないのかも。
(それは悪いことだと思ってるのかな?)

私は、許せるから。

誰かを嫌いだと感じてしまう自分を許せるから。

嫌いな人には「嫌いです」というサインを出す。

そうすると、
嫌いなものや、事や、人は、自然に消えていき、
私の世界は、好きなもの、事、人が増えてゆく。

八方美人的な人たちは、
自分の人生に満足していないという共通点を持っている。

まるで、
自分の歩きたい道がわからなくなっているように見える。

そりゃそうだろうと思う。

だってね、

嫌いな人の前でニコニコするなんてこと続けてたらね、
本当に好きなことって何かわからなくなっていくよ。

自分に嘘をついてることになるから。

自分で自分を信用できなくなるから。

歩くべき道を見失うのは、当たり前。

気持ちを偽って、取り繕って、
みんなにいい顔しないと気が済まない人は、
どうでもいいような事に気を取られているうちに、
人生で一番のギフトを受け取るチャンスを自ら逃してる。

嫌なことに関わっていられる暇があるほどには、
人生は長くないから。

好きなことだけやっていたって、
あっという間にタイムアウトはやってくるというのに。

もし誰かを嫌っても、
それは自分を大事にしたからだと思うなら、
そこには愛があるから(少なくとも自分に対しての)、
何にも誰にも悪いようにはならない。

表面的にどんなふうに見えようとも、
愛から始まることなら、
皆が良い道を見つけられるはずだから。。。。

だいじょうぶ!

八方美人になんかならなくたって。

まずは自分の気持ちを大事にして(好きでも嫌いでも)、
その結果が、
人のためにもなるという生き方を見つけられたらいいね。


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