光を追いかけて
長く稽古してきた天麻那舞を離れて
二ヶ月近くが経ちました。
諸事情あり、代表と先生にのみ、ご相談、ご挨拶し、
共に稽古してきた舞仲間には何の挨拶もせず出てしまったので、
不義理な状態で最後を迎えてしまったことを申し訳なく思っていますが、
いま、外に出て改めて気づく感謝の想いがたくさん在ります。
天麻那舞で教えていただいたことが種となり、
この先、芽が出るとしたら、
それが花開くまで、
もしかしたら実が成るまで、
ただ大切に、静かに、
自分の中で育てていきたい想いが在ります。
舞の先輩であった、まやこさん。
今日が命日です。
2020年にお空へ還りましたが、
彼女のおかげで神楽「鳳凰の舞」を深く学ぶことができ、
夢中で学んだ3年間が私の精神の柱を太くしてくれました。
神楽を舞うためには強い精神力も必要なのだと、
通常稽古のほか、
合宿参加を繰り返しながら学ぶことができました。
そういうなかで、ある時「旋回舞」というものに巡り会いました。
きっかけは、
私の先生の昔の後輩に当たる舞手さんのご奉納を見学した時。
とても素晴らしく、見た瞬間、細胞が沸くような感覚でした。
私も旋回してみたい。。。
そう思い、すぐにご相談申し上げたところ、
ならば自分が学んだ人を、、、
ということである女性をご紹介くださいました。
これがエミネさんとの出会い。
すぐにFacebookで繋がって、びっくり!!!
共通の友人に、まやこさんがいる!
なぜ~?!っと、驚きエミネさんにお尋ねしたところ、
なんと、まやこさんがレッスンに通っていたそうです。
まやこさん。
神楽を舞いたいと思いながら、
旋回も舞いたかったのかもしれません。
私の人生に現れた順番として、
女神舞、神楽舞、そして旋回。
これは非常に重要な順番だと感じます。
間に神楽の学びが入らなければ、
女神舞を稽古し始めた当時の私の心身のままでは
旋回を舞うことはできなかったと思います。
ごく個人的な、細胞レベルの、非常に感覚的な気づきなので、
他者に言葉を使って説明するのが難しいのですが。
回転は顕在意識でまわるものだけれど、
旋回は潜在意識でまわると知りました。
潜在意識といえば、ヒプノセラピーで触れる領域。
旋回を舞うことと、
ヒプノセラピーのセッションを行うことは、
私のなかではイコールです。
そしてプロ写真家として撮影を行うことも。
いま私の視界に入っているすべてが深い場所でリンクしています。
先日、東京国際フォーラムで、
天麻那舞を離れてから初めて舞う機会をいただきました。
旋回を舞おう!と決めてから、
バイオリンとギターで演奏してもらうことを思いつき、
エミネさんにも同じステージで舞っていただくことをお願いしました。
550名という大ホールのステージに立つことも、
神社以外で舞うことも、人生初体験でしたが、
舞台の上はとても神聖なる清々しい空間でした。
国際フォーラムは、
写真家としてなら何度も撮影している、
とても馴染みのある私の仕事場所です。
だから、ここまでの道のりは、
もしかしたら写真の神様のお導きではないかと感じています。
実は、天麻那舞との出会いも、撮影現場でした。
「天の河伝説」の撮影スタッフとして私が入り、
主人公役の舞の振り付け指導をしていたのが、先生でした。
ヒプノセラピーのプロ講座を学んだ時も
私は撮影を通して、ずーっと長い間、
セラピーを行っていたのだと、
心の深い場所で理解のスパークが起こりました。
ただシャッターを切っていただけではなく。
カメラを持って、被写体に(より輝くための)暗示療法を
行い続けていたのだと。
自分の「ほんとうのしごと」に気づいた瞬間でした。
これまでの、多くの光の点と点が繋がり、
一本の輝く線となったいま、
その線は太く遥か先まで延びゆく新しい道に見えます。
ここからは旋回を中心に舞の稽古を重ねて参りますが、
こうして新しい一歩を踏み出すことができたのは、
これまでご縁のあった皆さまのおかげです。
誠にありがとうございます。
舞うとは何か?ゼロから教えてくださった
天麻那舞の村上舞那さん、
天麻那舞の柱となる
麻の叡智をご指導くださった本間義幸先生、
厳しい合宿で心身を鍛えてくださった、
神楽「鳳凰の舞」を創始された伊藤昭憲先生、
共に稽古を重ね、
全国各地の神社でご奉納をご一緒した舞い手の皆さん、
身体を整えるための智慧をたくさん授けてくださった、
深井信悟先生、JIDAI先生、方条遼雨先生、
旋回の世界を知るきっかけを与えてくださった
瞑想舞の香織さん、
国際フォーラムという大舞台に
一緒に立ってくれたエミネさん、
素晴らしい演奏をしてくれた
バイオリニストの長部智美さん、
ギタリストの黒川麻人さん、
とても大切な時間を記録してくれた、
プロカメラマンの松尾成美さん&ピエール
旋回舞専用の衣装と髪飾りの制作を担当してくれた
「希和+」の首藤友美さん
「mimieden」の菅原久美子さん、
国際フォーラムに観に来てくださったみなさん、
写真の神様と共に、
私の舞人生で歩むべき道を
照らしてくれている(であろう!^^)まやこさん!
いつの時もたくさん応援してくれている
オンラインサロン『魔法学校』メンバーたち、
みなさん、本当にありがとうございます。
そして。
☆☆☆special thanks to ☆☆☆
大きな光の扉、新しい時間の扉、
国際フォーラムの扉!を開けるための
美しい魔法を私の人生にかけてくださった
十四(Toshi)先生に、この場を借りて
心溢れる感謝と敬意を表します。
ありがとうございます☆
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。