太陽のサイン~高千穂~
出発前夜。
最高に具合悪かったのです。
身体を縦に起こせませんでした。
横になったまま、いろんな人と電話で話したり、
携帯でメールしたりしてました。
特に…ある人には、ホントウに迷惑をかけてしまいました。
ごめんなさいと思いながら。 出発の朝。
私は身体が具合悪い時にかける特別なおまじないを知ってます。
きっと、おまじないに馴染んできたら誰でも簡単にできる方法。
難しくなんかないのです。
もし難しいとしたら、おまじないって、
心の持ち様というか…. ま、簡単に言えば信じる信じない、
いや、
もっともっと簡単に言えば、好きか嫌いか、興味あるかないかで
その効力は大幅に違ってくるように思います。
私は、
信じるし、
好きだし、
めちゃ興味あるから、
きっといろんなおまじないがスッと効くのだと思ってます。
おまじないをやってもダメなら病院へ行く、
健康管理としてはそういうスタンスを取って生きているのです。
だからあまり病院へは行かないです。
今回は行きましたが。(前回も)
おまじないがいつものように効かなかったので。
お薬と、おまじない。
ダブル効果でしょうか!
出発の朝、私は元気になっていました。
でもずっと寝てたのでなんとなく気分はそのままの延長戦で
ありえないへんてこりんな格好で出かけてしまいました。
パジャマみたいな。(汗)
羽田はお出かけモードのお洒落な人達がたくさんいたので、
恥ずかしかった……
羽田から熊本空港へ。
着いてびっくり。雪です。
洋服はフォアナデアルコしか持って行かなかったので不安~。
(南米の洋服。暑い国の~!笑。)
仕方ないので重ねに重ねて過ごしました!スーパー重ね着。
今年はあたまから雪続きだなあ。
どこへいっても雪。
でも九州は南でしょ。冬でもあったかいイメージありました。(勝手に)
まず宮崎県の高千穂を目指したんですけど。
途中立ち寄った神社。柄杓が凍ってました。
寒いのです。
だから温泉がしみました~
(あ、紹介します。今回の旅の仲間です!)
私が泊まった旅館は天岩戸神社のすぐ隣り。(敷地内?)
岩戸屋さんです。
旅の二日目。
節分までなら天岩戸を見学できるということで、
宮司さんに案内していただきました。
ここは….光りの神様、でしょ。
長野県の戸隠と繋がっている話は有名ですが、
私は戸隠の神様が呼んでくださったあたりから、
いよいよ高千穂も近いなあと予感していたのです。
戸隠は、さらに江ノ島に繋がっているようですよ…..
じゃあ、あのあたりから「物語」は始まっていたのかなと。思います。
光りの道を歩く者達は、まるで巡礼のように、
このラインに導かれるのかもしれないなあ。
と、ふとそんなことを思いつつ。
天安河原へ向かう途中の太鼓橋。
なぜかその橋を見た瞬間、急に泣き出してしまった私。
感動したのです。
その橋がかかってる場所の空気感に。
橋の真ん中に立ってお祈りをしました。
自分の真ん中に光りの柱がまっすぐ通ったようで。
気持ちよかったです。
その後、天安河原到着。おお~きな穴が。 ほ~。(鳥居ちっちゃ!人が点に見える)
河原で大切なローズクォーツを水につけました。冷たかった!です。
帰り道、お米発見!
(私は最近お米を見るとある人を連想するのです)
買いました。
(これ、帰ってきてからおむすびにしました!おーいしいのですっ)
その隣りの、甘酒を飲みに立ち寄ったお店で。
「春に本を出すんです。初めての」と私が言うと、
お店のおじちゃんが「なんて名前なの?」と聞くので、
夏野苺と言ったらカレンダーに書き込んでいた….. ふふふ~。^^
光りの神様に覚えてもらえるかな。
天岩戸をあとにして、いよいよ高千穂峡へ。
ここも美しい水の都でした。
ボートに乗って撮影しました!
このあと大分の湯布院まで移動しなければならなかったので、
撮影終了したらすぐ出発。さよなら~高千穂~。
途中、牛を発見。
(私は最近牛を見るとある人を連想するのです。笑)
しかし長閑なムードはこのあたりでおしまい。
このあとの阿蘇の峠越え。
ただの雪国になってる……。チェーン無しでは走れません!
遭難するかと思いました。
着いた湯布院も、まったくの雪、雪、雪…. 雪すぎです。
翌朝の五右衛門風呂(じゃないんだけど。別に。でもカタチが。ね?笑)
しみます~ご満悦~朝風呂~。
(夏野苺極楽湯煙ちゅう~の図)
美味しいお蕎麦屋さんへ行きました。(古式手打ち蕎麦『泉』)
そのお店の裏に金鱗湖という湖があって…..
近隣の温泉水が流れ込んでいるため、冬は、湖から湯気が…..
幻想的でした…….
さて。もう帰る時間です。福岡まで移動しなければ。
飛行機は電車のような気軽さが無いので緊張するのです。
(電車も新幹線はきんちょーしますー)
早めに湯布院を出発。
さよなら、大分。
今回の第一目的は観光ではなく撮影だったので全てが駆け足なのでした。
福岡到着は、夜になってしまいましたが
福岡での目的は博多らーめんを食べることだったので(笑)
これが果せたからもう気が済みました。
今回、具合悪い出発でしたが、
やりたいことは全部できて、行きたい所に全部行けて、
嬉しい、とても。
旅のかみさま(大天使ラファエル!)ありがとうございます。
人には、その人にしかわからないことって、あると思う。
今回の旅、
私にとって一番不思議で、一番意味があることで、
一番素晴らしいと感じたことは……
どこへいっても太陽に会えたこと。
前夜まで吹雪いていても。
厚い雲に覆われていても。
私が到着すると、雪は止み、奇麗な青い空が広がるということ。
雲間から、太陽が顔を出すのです。
それは劇的で。感動的で。
私はいつも光りに照らされながら移動していたような感覚です。
天照大御神が隠れたとされる天岩戸を見学した時、
ちょうど太陽が顔を出し、世界がぱあっと明るくなった瞬間のことは
一生忘れられないでしょう。
光りの神様の「よく来たね」という声が私の内側で響き渡ったような。
細胞のひとつひとつにその声がこだましたような。
美しく神秘的な瞬間でした。
天岩戸神社を出る時、鳥居に向かい一礼し、
その瞬間一度だけひゅうっと突風が吹いたことも。
忘れることのできない感覚です。
高千穂に到着したらさーっと雲が無くなり、
道端に私のカタチの濃い影ができた瞬間のことも。
水がきらきら煌めき始めた瞬間のことも。
湯布院で、
朝風呂に入ったら急に朝陽が顔を出した瞬間のことも。
お茶を飲みに行った喫茶店にあった、ステンドグラスのオブジェ。
この旅の一番初め、
高千穂へ向かう途中の弊立神社に到着した瞬間に現れた太陽の姿。
福岡へ向かう時、車の中から真正面に見えたオレンジ色の夕陽も。
どれも忘れることができない。
光りに見守られ光りに導かれ。
私は、
自分のことをずっと月だと感じていました。
ひとりでは、なにも、輝けないのです。
太陽な人をずっと羨ましいと思っていました。
でも、月は、
太陽に照らされ、輝くことができるのです。
光りを目指し、光りに巡りあえたら、それで、いいのです。
私はもうすぐ、
どうして自分がこの世に生まれてきたのか、
その理由を全部思い出すことができそうなくらいです。
そのくらい、来た道と、行く道が、はっきり見えるようです。
どうして、いま、あの出版社なのか。
どうして、いま、あの編集者なのか。
どうして、まほう、なのか。
どうして、光り、なのか。
どうして、あの本なのか。
どうして、出逢ったのか。
ここまで私を導いてくれた過去の全ての出来事に感謝します。
いまここで、旅の途中に出逢えた全ての出来事に感謝します。
ここから巡り逢うであろう全ての出来事に、感謝を捧げます。
最近、街でこんな広告をよく見かけます。
こんな本、創りたいです。
開くと顔に光りが当たるような本。
私が旅の間経験してきたことを読者にも感じてもらえるような。
あの、光りを浴びる、感覚を。
旅のおはなしはこれでおしまいです。
読んでくださった皆さんありがとう。
~おまけのはなし その1~
湯布院にて。
あのな~これはすごすぎるだろ。このサインは。強力。(笑)
私の顔にそーっくりなポスター発見。
後ろに太陽マークです。
でっかく「初」って書いてある。(はい、今度デビューです)
女店長…… (店長ってなんだろ?笑)
そしてーーーーーっ
横にちっちゃく….. 牛。 ありえーんっ(爆)
かみさまは、必ずシリアスな形でサインをくださるとは限らない。
ユーモアたっぷり、ギャグのセンスで啓示をくださることもあるんだと、
今回の旅で学びました。(笑)
~おまけのはなし その2~
福岡空港にて。
飛行機に乗る前にトイレに寄っとこうかな~と思い……
もういいって!わかったって!太陽。(笑)
まだ言うかー な感じ。でした。めちゃウケた!
~おまけのはなし その3~
高千穂にて。
チキン南蛮を食べたあと、車に乗ってしばらくして。
あれっ? いないー? たいへーーーーーーんっ
と戻ったら、 あ~ん(嘆)あんなとこで!
風に吹かれてた! おれの仲間が~っ
あぶなかったー。(笑) こわすぎー。
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