Exultation(歓喜)
私は、
嘘をつく。
誤摩化す。
逃げる。
妬む。
いじける。
泣く。
情けない。
引きこもる。
怖がる。
時々徹底的に自己嫌悪に陥る。
自分がほとほとイヤになって。
だから、
生きながらにして生まれ変わりたいと、
強く望む。
そうすると、ある日、
救いの手がのびてくる。
ぐらっと、掴まれて。
さあ、こっちだよ と言われる。
なぜかそれはいつも音楽の神様。
写真の神様じゃないんだ。
写真の神様は、いつでも、
少し先の、道の向こうで待っていてくれる。
やっとのことで私が到着すると、
「はい、次はこれ」とばかりに、
笑顔で、
無言で、
新しいものを手渡してくれる。
それを心の地図にして、私はまた歩き始めるんだ。
これまでとは違う道を。
不思議な、運命の、波。
音が示す方向へ。ただ歩くだけの。
私が黒姫で雷に打たれた!と思ったのはこの曲。
↓
Exultation:Amethystium
私が本を作るなら、
この曲で表現されてるものを、写真で表現したい。
出版社からのデビュー作はこれでいきたい。
朝の、光りのような、本を。
この音が連れていってくれる場所へ、移動します。
2010.12.4
月が蠍座を運行する 奇跡の朝に
なつのいちご
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。