アルバムジャケット
山下久美子さんの「LOVE LOCK」というアルバム。
この中に「マチルダ」という曲が入っています。
AGメンバーに教えてもらって、
最初に聴いた時、心の真ん中に電流が走りました。
これはすごいだろ。
なんで?….マチルダ、 コノヒトも。
たまたま、ということなんだろうか。
いや、
知ってなきゃ書けない歌詞でしょ。
山下さんは、知っているんだろう。
会って話がしてみたい。
師匠が以前、
山下さんの「POP」というアルバムの
ジャケットを担当したことがあります。
(すげーかっこいい写真!)
原田真二さんも「最後のドアーまで」という曲を書いているそう。
どっか、潜り込めるコネはないか。(笑)
「LOVE LOCK」のCDジャケ写、すごく好きな写真。
私は、他人の写真で好きって、そうそうないので、
だいたい決まった人だから、これも誰か知ってる人だろうと思って
クレジット見たら……にやりとしてしまいました。
ああ~、あのひとか~。 らしいなぁ、このタイトルショット。
インナーも好きな写真がたくさん。
でも、
一番肝心な部分で「ちがーうっ!」と思った。
私だったら、この光りの中でこの表情は撮らない。
そこで、ホッとする。
どんなに好きな写真家でも、私と100%同じ人なんていない。
だからそこに、私がシャッターを切る意味があると思ってる。
私は誰とも同じじゃない。
永島くんのニューアルバムのジャケットを担当させていただきました。
面白い仕事でした。
発表まではドキドキですが。(ファンの方々とか世間の反応など)
というのは、全く新し……くはなく、(笑)そうじゃなく、
一番根っこの部分を明るみに引っ張り出してきちゃった、な感じだから。
生まれた時から彼が一番中心に持ってた宝物が、
大人になるにつれ、
いろいろな事情でいつしか埋もれて見えなくなってしまい、
もうこのままいくと古くなって腐っていくかもしれーん!
というものを救い出した感がある、みたいな。
(お!おれはレスキュー隊か)
そんなワンカットがタイトル写真となっております。
おーい、おまえ好き勝手言ってんな~
という永島くんの声が聴こえてきそうですが。(汗)ごめーん。
ステージの上で、ライトを浴びて、
多くの人前に立つ仕事を選んだ人たちにとって
固定されたイメージってとても大切だと思うのですが、
今回、この写真をタイトルに使うことを決意した永島くんは凄いと思います。
まだあと少し残っている作業としては、
アルバムを先行予約された方々に格安でセット販売する(バラ売りも可?だっけ?)
ブックレット(ミニ写真集)の制作があります。
永島くんのブログでサンプルが見れます。
(ご紹介しているのはアウトテイクですが)
ブックレットのタイトルは、好きにしていいよと言われたので、
じゃあ、と、「エレメント」に決めました。
約半年間、レコーディングスタジオに密着して、
いろいろ見てきて、いろいろ撮ったけど、
仕上がった写真のひとつひとつが
アルバムを作っている瞬間の永島くんの姿であって、
それは視覚的な領域での、アルバムを構成するエレメント(要素)だと思ったから。
ブックレットに、そんな想いが表れて、
ファンの人まで伝わるといいなあと思っています。
は~。
来月発売ですね~。
12月はいろいろいっぺんに発売ですね~。
それまであとちょっと、頑張ろう!
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。