夏野苺 三都物語 その2 大阪(2009.10.4 満月)

結局時間が無くなってホテルのバーは企画倒れ。(笑)
大阪に向かうことに。
よく考えたらもう眠いですぅ。
横になりたい。
長い一日でした。
そういえば、駅のホームでびっくり写真発見。(何かの広告)
これって、ついこの前私がエッセイでアップした写真にそっくり。
ここまでの「他人の空似」ってすごい。
おどろいたー
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翌日は、永島浩之ライブ。
朝集合したのは、私を含めて9名。
会場で直接待ち合わせている1名を入れて、
今回は総勢10名でライブ参加です!
会場に行く前に、
私がどうしても粉もの食べたいとわがまま言って、
たこ焼き屋さんに連れていってもらった。
自分で作る店。
初めての体験ですっ
最初ぐちゃぐちゃになってしまい、悲しくなる。
でもお店の人にコツを教えてもらったらできた!
「まるめこんでひっくりかえす」と教わった……
いやあ~
たこ焼きって人生哲学そのものですね~
まるめこんでひっくりかえす…..
そうすればうまくいくのか。
なるほどーっ
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追加注文したら、時間がすごぉーく無くなってて驚く。
食べ終わって慌ててお勘定。
開演20分前。
ホームを走って電車に飛び乗る。
降りたところは
「え~?こんなとこにライブハウスなんて無いっしょ?」
という景色。
だって、高速道路の橋の上みたいな場所。(笑)
慌て過ぎて、どうやら出口を間違えたらしい。
ゆきぞうの顔を見たら、もう白くなっていた。青いの通り越して。
きっと私にぶっ飛ばされるとでも思ったんだろう。
時計を見たら、ちょうど開演時間。
ああ…はじまるぅ
間に合わない。
私は急にしょんぼり悲しく心細くなって、
もう永島くんとの縁もこれまでかと思う程一瞬落ち込む。
だって、
だって、
こんな遠くまでやってきて、開演に間に合わないなんて!
あの最初の一曲目が聴けないなんて!
(今回のオープニングは最高にかっこいいのでした。
 あれが聴けないならもう死にたい。縁が終ったとしか思えない)
………虹色の声が聴こえる。  ダイジョウブヨ
今まで虹色の声が聴こえてきてダメだったことはただの一度もない!
よかった。 大丈夫なんだ? でも時間過ぎてるけど。
続いて、「チケット」という声が聴こえてきたので、
見るとライブハウスの電話番号が書いてある。
「ここに電話して聞こう」ということになり、
無事場所を確認できた。
ありがとう、マチルダ。
全員猛ダッシュ。
私ったら今度はおかしくて笑いが止まらない。
まるで軍隊の行進のよう。
みんなこんなに必死。
永島くんの歌を目指してこんなにも!!
もともと私の食いしん坊虫がいけないんだ。
追加注文なんかしてのんびり食べてるから。
なのに走りながら笑ってる私。
他は誰ひとり笑ってなんかいないのに。
どうしてもっと真面目に生きれないんだろう?
なんでふざけちゃうんだろう?
肝心な時ほど笑ってしまう。
きっともうこのバカっぷりは直らない。
(直す気もないので)
みなさん、ほんとうに、ごめんなさい。
さて、
入り口のところでは、ほのむくんが
心配そうに立って待っていてくれました。
ひゃあ~とか変な声を出しながら会場入りする我ら。
ついたぁ~
「はじまってる~?」と尋ねたら「まだ!」と、ほのむくん。
やっほぉ~いっ よかったぁ~
最初っから観れるぅー!!!!!!
ゆきぞう、顔が今度は真っ赤になってる。走ったからか。
ドリンクを注文して、席に着く。
すぐ開演。
きたきた。
永島くん、
もうステージに立つシルエットがかっこいいよ。
(後ろから光りがきてるので)
存在そのものが、かっこいい。 オーラが違う。
音まだ何も出てないけど「今日は成功」と直感。
だって自信がある人特有の佇まいだもの、あれって。
オープニング。
これ、アレンジ、最高っなんだよね~
なんじゃ?こりゃ。
この前リハスタジオでぶっ飛んだもの。
この新アレンジヴァージョンのアルバム作って欲しいなあ。
今一番欲しいものは、それ。
アンコール一番最後の曲のアレンジもすごく好き。
(この日、私は一観客として観てたんだけど、
 本気で一回だけ、ホント「あの部分」で、
 今日カメラを持っていないという自分を後悔した。
 ひどくひどく。
 もう一生取り返しがつかないほどに。
 自分を呪うほどに。
 後悔した。
 
 それくらい、撮りたい一瞬があった。
 心の中にシャッター音が響いて。
 その音が今も悲しく切なく心に残ってる。
 撮りたかった。
 のに、
 撮れなかった。
 悔しい。
 それほど、かっこよかった。
 とうとう誰にも見せられない。
 私の心の中だけに焼き付けられた、あの一枚。あの一瞬。)
ギターの中村康太の変貌ぶりにもびっくり。
出会ってから初めてきちんと「かっこいい」って思ったかも。
なんとな~く表面的な意味では、
顔も奇麗だし、姿も美しいし、
ギター持つ感じもサマになってるし、
かっこわるいよりはかっこいい人って言うんだろうくらいには思ってたけど。
目には見えない部分がかっこよくなってました。
本当にかっこよくなってました。
きっと彼は「かっこつける」のをやめたんだろう。
男が本当にかっこよくなる瞬間って、
案外「もうどうでもいいや」みたいに思う瞬間なんじゃないかな?
それは、
投げやりになるという意味ではなく、
正しくすべてを諦めるというか。
考えるのをやめて、
コントロールをやめて、
自然体で楽になるというか。
本能のままに生きるというか。
もう全部捨てちゃって、素で勝負というか。
こーたは、そういうことができたんじゃないかな。
このあと鶴見、豊橋とライブは続きますが、すごーくたのしみっ
特に、“あの曲”の時の、こーたといったら!
ああ……。(惚)
ライブ終了後、一緒に行ったみんなでこーたと記念撮影。
「はい~撮るよぉー」っとコンパクトカメラをかまえて、
シャッターを切ろうとした、まさにその瞬間、
一番後ろからひゅっと顔を出した永島くん。
やだーびっくりー(笑)
そこに隠れてたの~?
てなわけでこんな写真。ぶはははは(笑)
ぜひ皆さん、クリックして大きくして見てくださいね。
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さて、旅は続きます。
大阪チームとはお別れして、
京都在住のカヴンメンバーhちゃんと、
同じくメンバーで札幌から飛行機で飛んできたくみぽんと、私、
三人で電車に乗って京都へ移動。
大阪を出発してまもなく、
東に昇り始めたまあるい月を発見。
そう、今夜は満月。
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ボックス席で、進行方向に向かって後ろ向きに座っていた私、
窓の外を眺めながらどんどん現在が後ろへ飛んでゆくイメージの中にいた。
今が遠くなってゆく。
私はどこへ向かっているだろう。
この先、どうなるんだろう。
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途中「桂」という駅を通過した。
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京都到着後、ホテルへチェックイン。
部屋に荷物を置いて、すぐに出かけた。
満月に向かって歩きながら今夜のディナー場所を探す。
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あらかじめhちゃんが調べておいてくれた、
「ロータス」というお店を見てみることに。
店の前で、なんとなく直感でここに決める。
「いらっしゃいませ」と出てきたお店の方の感じもとてもよかったので。
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入って大正解。
食事は何をいただいても美味しかった。
京都に行くことがあったらまた寄りたい。
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お店のネームカードも可愛かった。
センスいいなと思う。
2129-14.jpg
食事をしながら三人でいろんな話をした。
常々伝えたいと思っていたことも、なんとか話せたように思う。
私は、
会話をしながら思うことを正確に伝えるということが、
なかなか上手にできないので、
途中で諦めてしまうことも多いのだけど、今夜は大丈夫かなと思った。
くみぽんと私が同じところで涙をこぼせたこともよかったな。
いい想い出になる。
きっと。
食後、鴨川でお月見しようということになり、タクシーで行く。
hちゃんのお気に入りポイントに連れてってもらった。
すごぉーい!素敵な場所! ここに住みたい。
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満月。
強い光り。
河原でしばらく瞑想。
持って行ったみっつの石を手のひらに乗せて、月光浴。
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