都会の杜
エッセイに、
「どこかにいきたいな~」と書いたばかりですが。
今、菖蒲が満開ということで、
Yちゃんから「明治神宮へ行こうよ」とお誘いメール。
わーい。
菖蒲といえば、妹の戒名の中の一文字に「菖」がある。
五月に逝ったということと、
あの花のように凛と生きたということから、
つけていただいたようだ。
だから菖蒲は妹の花と決めていたんだけど、
なんと、それを観に行こうとは、とても嬉しいお誘い。
明治神宮へは何度も行ったことあるけれど、
菖蒲園があるなんて全然知らなかった。
参道を歩いて行く途中の脇道に、拝観料を支払う場所があって、
そこから森の小径を抜けていくような感じで菖蒲園に続く道がある。
びっくり。
こんな場所があったなんて!
しばらく歩くと、……あったあった、遠くの方に見えてきたよ。
菖蒲の花がたくさん。
もっともっとずっと奥の方に、湧き水のある場所もみつけた。
水が湧き出てるところをまあるく囲ってあるから、
そのせいで、
しゃがんでみると、まるで心の中を映す鏡のよう。
ぴきーんと張って、とても美しい。
手を入れたら、きーんと冷たかった。
ハートのローズクォーツを浸して、短いお祈り。
ここ、好きだなあ。
また来たい。
Yちゃん、連れてきてくれてありがとう。
ふたりで「自然はいいねえ」と言い合いながら来た道を戻る。
なんだか私はやっぱり樹が好き。だから山好き。
海も好きだけど、それだったら山の中の湖とか、
…..水辺へ行くなら、そういうところが好き。
(行きたいなあ。もうしばらく行ってない、そういうとこ)
自然の神様からはたくさんのことを教わる。
人が人から教わることには限界があるから。
ものをつくる人間は、時々は外へ出て、
大いなるものの声を聴く必要があると思う。
表現者は「出す」作業の繰り返し。
だから、「入れる」ことが重要。
何を入れるかで、何を出すかが決まってくる。
誰か人の作ったものばかりを手本にしているような人の作品と、
大いなる源と繋がって自分の使命を果たしている人の作品では、
その違いはすぐにわかってしまう。
自分の真ん中が枯渇し始めたと感じたら、
自然の中へ飛び出すのが一番だと思う。
菖蒲園を堪能したあとは、厳かな気分でお参り。
永島さんのライブの前に、こんなふうにできて、嬉しく感じる。
凛とした心で撮影に臨めるから。
祈りから始めることは、
必ずうまくいく。
お参りが終わってくるりと振り返ったら、お嫁さんが…..
縁起いいなあ!
私は、明治神宮へ行くとなぜか結婚式によく遭遇する。
おめでとうございますと、
祝福の心を贈る。
ゆうべ、Yちゃんに私はこんなメールを送っていました。
「明日の待ち合わせですが。
表参道に11時はいかがですか?モリハナエ前。
ぶらぶら明治神宮に向かって散歩しながら
ぴんときたところでランチする….
という、いい加減な計画でいきたいんですが。
よろしいでしょうか?(笑)」
ぶははは(笑)
それで今日は、原宿の裏通りでランチとお茶を。
二軒とも知らないお店。
通りがかりにパッと直感で決めて。
ランチはタイフードレストランで。
グリーンカレーとフォーのセットメニューを注文した私達……
ひと口食べて「これはだいせいこう~」と心が叫んだね~
知らない店に入るって、リスクも伴うけれど、
ものすごいアンテナ張って勘を研ぎ澄ましていれば、
あまり失敗することない。
私はとても食いしん坊なので、成功の確率高し。
お茶に入ったお店もびっくり最高!
アリスの丘のケーキに比べるとやっぱり少し甘いけれど、
それでもそのへんのケーキよりはずっと優しい味。
グラニュー糖は使っていないとのこと。
小さなチェリーのショートケーキを注文。
あっという間に完食。
この店、
天井では天使が踊っていて、
床にはアリがたくさん歩いていた….
(どうだろう!都会のカフェでアリとはっ?!
素敵すぎるー
あいつらは美味しいもの在り処を知っているから。笑)
とーっても気に入ったので原宿に行った時は必ず寄ろう。
お土産にココナッツのシフォンケーキを買ったので、
これから食べる予定。
さて、どんなかしら? たのしみー
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