雪のなかで
帰ってきました。ただいまちゃん。
たった一晩、奇跡のように降り積もった雪のおかげで
思う思う思う思う思う通りの写真を撮ることができました!
もうかれこれ5年ほど前から絵コンテを描いて構想していた画面です。
知り合いの女優さんをモデルに撮ろうかと考えた時期もありましたが、
生っぽくないのがよかったので、ずっとどうするか迷っていました。
人形を創り始めた時、これはいよいよイケるかもと思い、
今回の成功となりました。
心の中にあった世界と1ミリも狂わず表現できたと思います。
年の初めから本当に私は幸せな心。
次は、
これを皆さんにお届けする方法を考えなきゃ。
やっぱり本を創ろうと思います。
それが一番いい。
表現したかったのは、音のない世界。
静かな世界。
孤独な世界。
美しい世界。
どんな人のなかにも必ずある、
あの世界。
そういえば、
ひとつ、とても驚くことがありました。
羽田から乗った飛行機に雷が落ちました。
飛行中、私は窓側の席にいましたが、
その瞬間、
爆音とともに青い閃光が走りました。
一瞬のことでしたが強い衝撃でした。
人生で雷に打たれた経験は初めてです。
そこで思い出した話が…。
去年、アリゾナへ行く時、
グランドキャニオンでの落雷を恐れていた私に
なるちゃんからメールが届きました。
雷に打たれたあとシャーマンになるって人、多いらしいよ
どうでしょうか?私のこの先の人生はシャーマンでしょうか?
(笑)
そんなこといったら、乗客は全員シャーマンになってしまう!
それに直接打たれたわけではなく、避雷針に落ちたのだから。
でも。
「違ってしまった」ことがいくつかあるのは無視できないことです。
打たれる前と後での決定的な違いは、自分の左半身の感覚です。
聴こえる音の質やその聴こえ方、皮膚の感覚など。
とても敏感になりました。
私は左目でファインダーをのぞきシャッターを切りますが、
撮影時への影響の変化も感じます。
言葉では説明できませんが、
雪の中で撮影した時、そのことを感じました。
これから写真表現が大きく変わってゆくような予感がしています。
とても楽しみ。
北陸は、海の幸が美味しいのでした。
越前海岸でカニらーめんを食べました。
あとハマチ丼。
海沿いの、少し寂れた感じのドライブインで。
お客さんはほとんど来ないのかもと感じるようなレストランだったけれど。
すごく美味しかった。
たまに来るお客さんのために、丁寧につくる心意気をみせてもらったような気分。
大殺界は続いているはずなのに、年の初めから素敵なことばかりに遭遇。
ひょっとして、これが今年のヤマか?
正月三日間で早くも幸せの頂点は過ぎ,あとは下降するばかりだったりして。
ぶははははははは(爆)
ならば一層心して、先へ進もう。
(落雷する前に撮った最後の写真がこれ。富士山でした)
(越前海岸のカニらーめん)
(師匠が頼んだぶり丼。
一口のつもりがあまりの美味さに1/3ほどもらって食べてしまった私…)
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