四国 4
さてー!
張り切って起きて。朝食ルームへ。
どうも私はバイキングを見ると、全種類食べなきゃ気がすまない方。
子供っぽいなと思うけど、やめられない。
で、その結果、
たくさんの種類をちょっとづつお皿に持ってくることになりますが、
その盛り方がぐちゃぐちゃになってしまう。
食べる前から残飯、みたいな。
盛り付けのセンスが悪いのだと思います…..
ホテルの周辺を散歩してから
チェックアウトして、荷物をフロントに預けて、
歩いてすぐの愛媛県立美術館へ。
休みだった。
がくーーーーん……(ガイドブックを見たらちゃんと書いてありました)
ショック受けたけど、1分ほどで立ち直った。
もうこのまますぐ道後温泉へ行こうと思い立ち、路面電車乗り場へ。
そうだ!坊ちゃん電車に乗ってゆこう!
と思ってうきうき心で乗り場に着いたら、「本日点検のため…」
と貼り紙がしてあり、今からだとあと2時間も待たなきゃならない。
発車本数がいつもの半分とのこと。
がくーーーーーん………。
ショック受けたけど、30秒ほどで立ち直った。
帰りに乗ることに決めて、行きはちょうどやってきた普通車両に乗った。
道後温泉ふたたびー! わーい。
すごい嬉しい。
正面玄関から見える、建物のてっぺんにある白い鳥。
(写真でわかるかな?クリックして拡大してみてね)
これは、
昔ここに湧き出た湯に、怪我をした鷺が足を浸したら傷が治ったという
話(白鷺伝説)に由来して作ったものらしい。
今日は個室を借りることにした。
1500円と価格もお手ごろ。
浴衣と、タオルと、湯上がりにお茶と坊ちゃん団子のサービスもあるの。
素晴らしいでしょー
こちらでは「霊の湯」(たまのゆ)という浴室を使う。
さっそく浴衣に着替えて、まずは
皇室専用のお部屋とお風呂を見学させてもらうことに。
建物の中は急な階段がたくさんあり、複雑な作りになっている。
そこを上がったり下がったりしながら、辿り着いた。
….大変珍しいものを見た気がする。
あのお風呂…..ぜひ入ってみたいが。 皇族ではないので一生無理。残念。
けれどこちらだって天国、霊の湯。
ごくらくじゃ~
神の湯にも入っていいと言われたので、飛び上がるほど嬉しかった。
やっぱり神の湯はおばあちゃんパワー全開浴場!
ゆっくり浸かって、部屋へ戻るとお茶のサービス。
ここはホント、みんな来たらいい。 素晴らしいからね!
その後、道後温泉周辺を散歩。
湯神社という小さな神社と、伊佐爾波(いさにわ)神社と、
続けて二ケ所お参りした。
伊佐爾波神社は石段がすごくて、
遠くから見た時あれは何かの冗談かと思ったけど、
全然冗談じゃなかった…。すごい、ほとんど「縦」….(笑)
苦しかったのでゆっくり登った。
でも上からの眺めは最高だった。
あの城山公園で逢ったおばあさんの言葉を思い出す。 なるほど….。
それから「ネオン坂」と呼ばれる小さな歓楽街を歩いた。
ここは夜来たかったなあ~(笑)
場末のホステスのドキュメントとか、撮ってみたい…
道後温泉駅前には「坊ちゃんからくり時計」がある。
1時間ごとに小説「坊ちゃん」の登場人物達が現れるそう。
じっと狙って見てたら、出た!すごい!可愛い! 欲しい!(笑)
時計台のすぐ下に足湯があったから、
坊ちゃん列車が到着するまで、また温泉に。
念願の坊ちゃん列車に乗って、市街地へ戻った。
最後に!
「ことり」というお店に行くことに。
ガイドブックにも載っていたけど、
女神の母もお薦めと言っていた…
うどん屋さんです。
四国….うどんだろー。やっぱり旅の〆は!
行ってみたらそこは、路地裏にあるちっさなお店。
あら。ここはなにがすごいって、メニューがふたつしかない….
↓
プロを感じる… 徹底している。
出てきてこれまたびっくり。
ぴっかぴかのアルミの鍋だ。
実にシンプル。 なにもかもが。 シンプル。
うーん、店内もシンプル。テーブルの上なんて、七味しか置いてない。
このシンプルさは私の目指すところだ。
いい所に来たな…としみじみうどんをすする…… 美味しい。味もシンプル。
ホテルまで戻って、荷物とって、
リムジンバスに乗って、松山空港まで。
今日もまた夕陽が綺麗。
旅の間、毎日見ることができた。とても嬉しい。
そしてあっというまに戻ってきました、東京に。
今回の旅のお土産は、
松山で買った五色そーめんと、
道後温泉で買った
一六タルトとマドンナというお菓子とゆきうさぎというお酒と、
ちくわ。(笑)
女神の母にいただいた、坊ちゃん団子や愛媛銘菓の詰め合わせ。
あと、女神にもらったみかんジュース。
これは松山城に着いた時、どっかそのへんの売店で買ってくれた。
なんか、名前がいいよな…
希望の島
だって…。^^
いい旅でした。
今の私の人生に関係するヒントがいっぱい散りばめられた旅だった。
どれもこれも、
心の引き出しに大切にしまったので、これからゆっくり取り出して、
みつけた答えと丁寧に摺り合わせていきたいと思います。
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