「森村桂さんのバナナケーキ」
ものすごーく久しぶりに作ってみたのです。
森村桂さんの「忘れんぼのバナナケーキ」。
食べると悲しいことなどすべて忘れてしまう!
というくらい美味しいということから、
この名前をつけたという、魔法のケーキ。
私はスイーツ好きなのに、白砂糖がダメなのです。
砂糖の味しかしない甘すぎるものは苦手なのです。
でも世の中のお菓子はたいてい甘すぎるのでした。
なぜなら、
お砂糖を強めに入れると保存がきくからne、、、、
仕方ないかもですが。
私は食べたくない。
でもでもでも、スイーツは食べたい。
じゃあ、自分で作れば?
ということなんだけど、どうもうまくいかない。
お菓子作りは、
分量をきっちり計って、
美しく丁寧に整える世界。
これね、
大雑把でなんでも勘で動く私の性分に合わない。
だから、あまり甘くないケーキやお菓子を見つけると、
嬉しくてたくさん買いたくなってしまうのだけど。。。
なのに!森村桂さんのレシピだけは特別!!!!
初めて「おいしい!」と感じるものを作ることができました。
うまくいく一番の原因は、
白砂糖を使わない。使うなら赤砂糖に限る。
なんなら、
砂糖は一切使わずともケーキは美味しくできる!
と言い切るあたり。
神の出現!と思ったわー。
で、冒頭に書いた「忘れんぼのバナナケーキ」ですが、
これは簡単で本当の本当に美味しいのです!!!
私にとって最大の簡単ポイントは、
「分量を測らずなんとなく適当に作ってオッケー」というところ。
でも、森村桂さんが1冊目のお菓子本を出した時、
分量が書いてないことについて出版社に苦情があったらしいです。
「これじゃわからない」って。
まあ、そうか?
そうかもな、そういう人もいるだろう、
と思ったけど。。。。
私のように「これぞ神レシピ!」と思った人だって、
実はたくさんいたんじゃないかとも思うんだけど。
自分勝手に作るって、結局、創意工夫の話だよne?
すでに完成形があって、
分量もきっちり決まってて、
レシピ通りに作って、
はっきりとしたゴールを目指す、、、、、、
それがお菓子作りだよと多くの人は言うだろうけど(そっちが普通?)、
森村桂さんは「みんな自分のケーキを作って」ということを
伝えたかったんじゃないかな?
美味しく感じる分量はなんとなく決まってるけど、
あとは自分好みで色々実験してみてねって。
それは、つまり、
「自分の人生をつくること」
「自分の時間を生きること」
「自分で自分を決めること」
ということなんじゃないかと思うのです。
森村桂さんは、ケーキ作りを通して、
私たちにとても大切なことを伝えようとしてくれていたと感じます。
で、そのなんとなく決まってるレシピはこちら。
↓
★森村桂式 忘れんぼのバナナケーキ★
バターと粉を同量(ex.バター120gと粉120g)
赤砂糖(精製されてないお砂糖)お好みで0~48g
卵 1~3個
洋酒漬けレーズン 好きなだけ
ベーキングパウダー ちょっと
ブランデーお好みで 適量
バナナお好みで1~2本
1冊目の本のレシピページはもっとすごいよ、
こんなだから。
↓
バターと粉と卵を同量。 お砂糖とお酒はお好みで。
笑笑^^笑笑
私はいろいろ工夫して、
今はその時々で自分の作りたいように自由に作っています。
例えば、その日の気分で、
お砂糖の代わりに蜂蜜を使ったり、
小麦粉をアーモンドプードルにしたり、
レーズンじゃなくてナッツやドライプルーンにしたり、
生クリームを追加で入れたりしています。
いつどんな時のどんなバナナケーキも美味しくできます。
同じものが二度とできないようなケーキだけど、
それでいいのです。
人生に全く同じ日が二度とないように。
ケーキも一期一会の世界でいいのです。
私が作る、
森村桂式「忘れんぼのバナナケーキ」はこちら!
↓
バターとお砂糖少しを混ぜます。
卵を加えてさらに混ぜます。
バナナと洋酒漬けのレーズンと粉を入れて、さくっと混ぜ合わせます。
生地がつやつや光ってきたら、おっけー。
私の宝物、テンピに火を入れスタンバイ。
高熱で生地をびっくりさせて焼くのが桂式。
いい匂いが部屋中にしてきたら、出来上がりです!
少し冷まして、一口大にカットして、ちょっとずつ食べます☆
ぜひ、みなさんも、
自分のケーキを作ってみてください。
自分の人生を、
生きてください。
★おまけの写真★
森村桂さんの忘れんぼのバナナケーキは、
バナナの代わりにブルーベリーとチーズを入れても
美味しいのです!
今日はそちらも作りましたyo〜♪
これは作ったことないけど、、、、↓
森村桂さんの本のこの写真を見た時、
心にさーっと爽やかな風が吹きました。
あー、こうでいいんだ。って。^^
すごくない?このケーキのデコレーション。笑
これで完成って。。。。これで本に掲載するって。。。
アートすぎる!! この本を作った編集者にも拍手♪
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