「迷わぬ者に悟りなし」

ここ数日、ひとりでゆっくり過ごせて、

やっぱりこういう時間は大事だなあと、しみじみ。

久しぶりに読書もできて嬉しい。

心に栄養が染み込んでゆくよう。

アウトプットばかりが続くと枯渇して次へ進めないから。　

インプットの時間を十分に取らないとね。

こんな休息タイムに心から感謝。

ゆったり時間の中で、

ここ最近のことをいろいろ思い返してみたけれど、

私が自分であれこれ思い悩んだり、

つっかえたり転んだりすることは、

実はとても大事なことで、

そういうこと全部が、

人生の大きな学びになってるんじゃないかなと。。。

誰にでも、その人の速度があって、

「とっくにそんな場所は通り過ぎたから知ってるよ」

という人からしたら、

遅れてノコノコ歩いてる人のことは、

面白おかしく見えたり、

「何でそんなことで苦しむの？」と思えたりするかもしれない。

（おそらく）親切心から、

誰も求めていないのに、

「それは〇〇だよ」と勝手に結論付けて、

目の前の落ち込んでる人に、

答えを押し付けたくなる人もいるかもしれない。

でも、

そうして早く「答え」に行き着くことだけが、

大事なことなんだろうか？

別に求められてもいないのに、

「ほら、これが答えだよ、人生そういうもんだよ」

と乱暴に言葉を投げてしまうような人は、

そのことがもしかしたら、

他人の（本当の意味での）楽しみを

奪うことになるかもしれないことに気づいてない人なのかも。

自分の力で歩き続けた結果、道の途中で、

「あった！」「見つけた！」「これだ！」と自ら答えを見つける喜び。

それを経験できるのは、迷うことを知ってる人だけだ。

簡単にすぐ誰かに尋ねたり、

教えてもらってばかりいる人には訪れない種類の喜びだろう。

道に迷って心細くなったり怯えたりしたことのある人だけが、

「答え」という明かりを発見した時に

心から感謝するという境地に達することができるのだと思う。

私の近くにいる人たちは、

私の気難しい性格を理解してくれている。

だから、

私が暗く打ち沈み、顔を下に向けている時は、

ただ黙って見ていてくれる。

それは、

私を信頼してくれているからだろうと思う。

「苺さんは大丈夫」

そう信じてくれているから、

私がひとりで立ち上がるのを待っていてくれる。

ありがたいこと。。。。

本当に、ありがとう。

先日も、

胸の内にある言葉をゆっくり吐き出す私を受け止め、

じっと何時間もただひたすら聴いてくれた人がいて、

もう感謝の気持ちしかない。

私よりずっと経験豊富なあの人の中には、

私に言いたいことや、伝えたいことや、

ひょっとしたら諭したいことなど、

いろいろあったに違いないけれど。

それでも黙って聴くことだけに徹してくれたことに、

宇宙愛を感じる。

私はこれからも、くねくね迷い道を、

行きつ戻りつしながら進んでいくだろう。

歩みの途中で、

ほんの少しでも違和感を覚えたら、

その正体は何かを自分に問いかけながら。

心の瞳で、真実の道を探しながら。

さて、

こんなことに思い巡らせながら、

日めくりカレンダーをめくったら、そこには、

「迷わぬ者に悟りなし」

と書いてあった。。。。。

だよね。

やっぱりね。

そうだよね、

そういうことなんだろう、宇宙は。

世界はそういうふうにできている。

6/2の二荒山神社での奉納舞。
この日から、新しい衣装だったんだけど、
嬉しくて。嬉しくて。嬉しさが溢れてる笑顔の私。
撮影してくれたカメラマンさん（yonedaさん）に感謝します！
次は9月にまた二荒山神社（中宮）での奉納があるから、
メンバーに入れるよう頑張ってお稽古しよう！

お稽古といえば、夢華座。。。
先月の公演の打ち上げランチ会に参加してきました！
Tokyo演Joy倶楽部とは主旨も目的もまったく違う劇団。
ここでも頑張っていこう。楽しく。軽やかに。時に迷いながらも。
しかしながら団員がみんな大先輩なので心強い！（平均年齢７５歳？＾＾）
芝居の稽古を通して、ここは人生が学べる場所。ご縁に感謝です★