「限界を突破するとき」
昨日のTokyo演Jyo倶楽部の稽古は、
私たち素人にとってはスパルタな稽古だった。
右近さんがいきなり「台本外してみようか」と言ったので、
全員ピキーンと固まり、かなりな緊張感。。。。
シーンを区切ってやってみたけど、
すらすら台詞を言える人は皆無。
そう、まだ全く自分の中に台詞が入っていない。
でも数回稽古していくうちに、だんだん言えるようになってきて、
ああ、こうやってやっていくのか、ということが腑に落ちてきて。
いつまでも台本を見てないで
できるだけ早く「補助」は外すこと
右近さんに言われた言葉は、
そのまま人生にも当てはまるなと思う。
そういえば、
写真の仕事も着物の着付けも、
「うまくなったらやろう」じゃなくて、最初に飛び込んじゃって、
やっているうちに段々うまくできるようになっていったんだ。。。。
同じか。
同じだね。
このやり方が一番早く上達する方法なのかもしれない。
舞いのお稽古もそう。
始める前は、
最初に先生が丁寧に型を教えてくれるのかと思っていたのに、
初日にいきなり、
「私や他のみんなを見ながら一緒に舞いましょう」と言われて、
えーっ!とびっくり。
やっぱりね、
一番大事なことはね、
「教える」ことはできないんだよね。
みんな自分で見つけていくしか。
先にできるようになった人に見せてもらうものの中から、
掴み取って(あるいは選び取って)いくしか。
わかるまで教えてもらおう、とか、
うまくなってから見てもらおう、とか、
そんなことやってると何も完成しないうちに人生タイムアップしちゃう。
おそらく、何事も。
Tokyo演Jyo倶楽部メンバーのけいこはんの役は、
ものすご〜い、ありえないくらいものすご〜い長台詞があるので、
(私が最初に台本読んでびっくりした役)
昨日は皆から離れてひとり集中稽古。
台詞を頭に叩き込んでいる後ろ姿を見て、
なんとも複雑な気持ちになった。
可愛らしく健気にも見えたし、
胸がきゅっと苦しくなるような切ない感覚も。
これは、なんだろ? この思いは。
なんで私たち人生の後半に突入するあたりで、
こんなことやり始めたのか?
今更なにやってんの?と笑う人もいるかもしれない。
それでもなんでやるんだろう?
メンバーの中にきちんと説明できる人はいないだろうと思う。
それでもやるって? ホント、なんだろう?
なにがそうさせるんだろう?
その理由はわからないけど、
ただひとつ「やらずにはいられない」ということだけはわかる。
きっとみんなも同じ思いのはず。
その一点だけで、
私たちは繋がっている。
さあ、
これはますます大変な道に足を踏み入れてしまった。
ここから先はとてもじゃないけど一人のチカラでは無理だ。
私もいろんなものに助けてもらおう。
私は食いしん坊なので、
食べ物に助けてもらうことも多い。
今ものすごく凝ってほとんど毎日のように作っているスープがあるんだけど、
これがめっちゃ簡単で、
玉ねぎとキャベツと生姜と黒胡椒とソーセージのスープ。
たまに卵を落として。 味付けは塩のみ。
生姜と胡椒をかなり効かせるので結構ピリリと辛いけど、
キャベツと玉ねぎもいっぱい入れるので、甘みも強い。
ピリッとした感じを体が欲しがるのは、
精神に喝を入れたい証拠。
でも、厳しいだけのものは求めていない。
キャベツも玉ねぎもまあるい形をしているから。
今のような状況の時は、
心の丸みを大切にすることを忘れてはいけないんだろう。
尖ったものを転がすことは難しい。
まあるいものなら、
どこまでもコロコロゆけるから。
目標が遠くにあるなら、
そこまで無事にたどり着けるようまあるい気持ちを忘れずに。
そして自分に厳しすぎず。甘い感覚も大切に。
玉ねぎとキャベツはそういうメッセージを伝えてくれている。
自分が食べたいものをよく観察すると、
いま必要なメッセージが聞こえてくる。
助けてくれているチカラに、
感謝できる。
聖なるメッセージを心身に取り入れて、
限界を突破しよう!
もうずっと前に、おのせちゃんにプレゼントしてもらった大理石の小さな擦り鉢。
スパイスは粉状のものではなくホール状のものを買って、食べる、または使う直前に擦ります。
その方が香りも立って、風味も増して美味しいのです。これは一生の宝もの。スープ作りにも欠かせない。
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2018年 7月7日、8日、14日、15日の四日間。
場所は東京、日本橋にて。
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