2007
綺麗な夕暮れ。
静かな年の終わり。
大晦日は私の実家に集った。
妹と相談して、手巻き寿司でもやるか!ということで盛り上がり、
それはそれでよかったんだけど、いざやってみると…
ふとみんなの手元を見たら「それっておにぎりじゃん?」みたいなことに。
(笑)
げらげら笑いながら食べた。
そうして、除夜の鐘が鳴る頃、
私がなにをしていたかといえば、
…人形磨き。
やる気満々です。(笑)
11月に開催される人形展に出品することになったので
張りきりモード全開。
そういえば、私は「大殺界」だそう。 今年から3年間ですって。
大晦日の番組でやっていたの。
それを知った瞬間、心がぽよよ~んと盛り下がった。けれど。
これは誰にでも巡り巡ってくるものらしい。
なんだ、順番か。
と思ったら急に気が楽になった。 ならば仕方ない。
昔流行った(?)天中殺みたいなものか?
よくわからないが。
でも、
よーく
よーく
よーく考えてみたら、こんな年の始めに「警告」がやってくるなんて。
なんてツイテるんだろうと思った。
だってそうでしょう。
何をするにも「今年の自分は大殺界」と思えば、
自然と気が引き締まるというもんだわ。
2007年は、ぜひ成し遂げたい大きなことがいくつかあるが、
うまくいくだろうか。 とても楽しみ。
警告を聞いたことによってうまくいくのかもしれないな。 ふふふ(笑)
なんと!師匠も大殺界らしい!
なので、「われら大殺界チーム」というのを結成した。
それを聞いて大爆笑の甥ッコたち。
….子供が笑ってる。ならきっと大丈夫。(笑)
元旦は家族全員揃って、恒例の「夢神社」へお参り。
「厄よけうどん」というのを食べたけど、ひっくり返るほど美味しかった。
聞けば、もうずっとあるとのこと。去年までは知らなかった。
これからは毎年食べようと思う。
神社は
長く工事していたけれど、今年は完成していて、
金ぴかな感じと、色彩豊かな感じがとてもよかった。
師匠がやけに信心深くなっていて驚く。
賽銭箱の前で手を合わせている時間が長い。
大殺界効果か。(笑)
私はといえば、
年々、真剣に祈りを捧げるという気持ちが薄れていくような…
かみさまと呼ばれる存在は、日常のなかでいつも感じるようになったので、
特定の場所で一心不乱に願掛けするというよりは、
神社やお寺へ行っても、気楽な挨拶をするような心にしかならない。
気楽といっても、ふざけるわけじゃないので。
挨拶する時は真剣なので、それでいいかなと思う。
そのあとみんなでカラオケに行った。
私は、
OL時代は大のカラオケ好きで、死ぬほど行っていたけど、
もうさっぱり行かなくなってしまった。
なんで昔あんなに好きだったのか、まったく思い出せない。
カラオケの何がそんなに楽しかったんだろう。
?
今は、
他にもっと楽しいことをみつけた、
という感じ。
帰ってからまた人形磨き。
夜中に本を読む。
暮れに読んでいた、苦しくなる本はもう読み終わり、
(あれはもう古本屋に売ってしまおうかと思ったけど、
なんとなくいつか「必要」になる時がやってくるような気がしたので
仕方なく持ってることに。 本棚の一番下の目立たない場所にしまった)
じゃあ、次の本は楽しいのかといえば、
これまたちっとも楽しくない。
あたまのてっぺんをこんこんこんと叩かれてるような。
自分はまだまだ全然だめだなあと思わせるような、本。
しかし、
冬ごもり中にこれを読み終わらなければならない。
虹色の指令。
魔法修行なんて。 ばからしくて、もうやめたいと思って。
そのように心の中で叫んだあと、
よぅく耳をすまして
宇宙からの声を聴いてみたけれど。
「そうよ!」
とか
「そうなさいよ!」
とか
そういったような声は、
まったくどこからも、
なんにも聴こえてはこなかったので。
とぼとぼこのまま歩き続けることに。
私はもともとものすごいビビり屋なので、これはまたいつものこと。
ちょっとあの本を読んだばかりに、怖くなってしまっただけのこと。
いまさら引き返せないことは、
私が一番よくわかっている。
始まりました、2007年。 みなさま今年もよろしくお願いします。
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