2012年最初の旅 その2

やってきました、玉造温泉。
ここには玉作湯神社という神社がありまして。
スクナヒコノミコトが奉られているのでした。
この神様は医療の神様。おまじないの神様とされています。
「毎日1分!朝のおまじない」というタイトルの本を出した私としては、
ぜひここは年の初めにご挨拶に伺わなければー★というわけで、
今年最初の旅第二番目の目的は、
玉作湯神社で一年の計を立てること
でした。
去年の夏に来た時、
「ああ、ここの神社に願掛けするならただお参りするだけじゃダメだなー。
 ここの湯に浸からなければ」
と直感したのですが、
だったら一泊、温泉宿に泊まろうではないか!というわけで、
島根最後の夜は玉造温泉に滞在することに。
ひとりで旅館の豪華な食事をしても仕方ないので、素泊まりできる宿を探しました。
二十軒以上も電話をかけまくって、やっと一軒みつけてくれたのは、
去年の夏の旅の時、松江しんじ湖温泉駅の足湯で声をかけてきてくれたようこさんという女性。
あれから彼女とはメールのやりとりを続けていて、今回とてもチカラになってくれました。
ようこさんとは出雲大社を参拝した直後に出会ったので、
縁結びの神様のお導きだーと、嬉しく思ったことを覚えています。
神社から歩いて五分ほどの場所にあるお宿は、とてもいいところでした。(千代の湯)
私が予約したのは素泊まりプランなので夕食はありません。どこか近くで軽く何か食べようと、
まずは神社に軽くご挨拶(参拝)してから、川沿いの温泉街をぶらぶらと夕方散歩。
一軒「そば富」というお店をみつけました。
お蕎麦が美味しいのかな~と思って入ったら、そこは完全なる居酒屋さんでした。(≧∇≦)
ひとりで呑んでいた地元の女性に誘われ、なぜか向かい合ってサシで呑むことに。
おもしろすぎるだろこれ。
そうしているうちにその女性のお友達がひとりふたりと集まって。
なんか新年の宴会みたいな状態に。
馴染みの無い土地で、知らない人たちと輪になって呑んでいる自分。
これもみんな縁結びの神様のお計らいなのでしょうか?
素泊まりじゃ明日の朝ご飯にも困るでしょうと、帰り際にいろいろ食べ物を持たせてくれて。
なんだかすみません本当にありがとうございます。
遠慮なくたくさんいただいてきてしまいました。
部屋に戻って、温泉に浸かって。早めに就寝。
翌朝は5時前に起床。
誰もいないうちに参拝したかったので。
まずは朝一番の温泉で体を清めて。白湯を飲んで。出発です。
6時でもまだ暗い。
通りには誰の姿も無く歩いている人はひとりもいません。
神社にも誰も居ません。
静かに境内への階段を上ります。
少しずつ東の空が明るくなってきました。
玉作湯神社には願い石と呼ばれている石があります。
その石がある場所はとてもひんやりしていて、
夏でもずっと立っていると足下が冷たくなってゆくような場所です。
私はここで、あることをしたいと思っていたのですが、
この日、その目的を無事果たすことができました。
よかったです。
来てよかった。
日が高くなる頃、宿までようこさんが車で迎えに来てくれました。
島根最終日。
まず、もう一度ひとりで八重垣神社へ行きたいと希望していた私。
彼女の家は神社からすぐ近くなので、私を送ってようこさんは自宅待機。
ゆっくりひとりで、この大好きな神社を巡ることができました。
ちょうど無料ガイドサービスもやっている最中で、(期間限定)
30分ほど八重垣神社に関するいろいろな話を聴くこともできました。
佐久佐女の森や鏡池には、ずいぶん長い時間ひとりで立っていました。
この胸の真ん中のざわめきはいったいなんだろう?と思います。
恋い焦がれるような想いです。
そういえばある人から聞きましたが、
この場所に来ると気分が悪くなる人がいるそうです。
まあ、と私は驚きましたが……
案外そういうもんかもしれないなあと今は思います。
きっとこの場所は「強い」のでしょう。
強いものというのはそれがなんであれ(良くも悪くも)一時的なショックを生み出すものです。
合う人には良く作用し、合わない人には悪く作用するのかもしれません。
たまたま私には良いカタチでハマったのでしょう。この場のパワーが。
さあどんなご縁があるのでしょうか。
自分のこれからとクシナダヒメの秘密がどんなふうに絡み合っていくのか、
それを思うと楽しみでなりません。
強い導きを感じるのです。
クシナダヒメの姿と天使の光が重なります。
その一点を、
みつめてゆきたいと思います。
八重垣神社のあと、再び迎えに来てくれたようこさんの案内で熊野大社へ行きました。
古い神社です。
とても好きだと感じました。
ここは初詣客がたくさん居たので、次回は人の居ない時に来てみたいと思いました。
その後、須我神社へ。
ここはスサノオノミコトとクシナダヒメが新婚生活を始めた場所と言われている神社です。
(今回の旅のなかで、一番雪が深かった)
人が居なくて。しんとして。
ここも、本当に、心から、大好きな場所です。
そしてまた出雲へ。
ようこさんが出雲大社へお参りしたいと言うので。
結局今回の私の旅は、最初と最後が出雲大社というカタチになりました。
そう計画したわけではなかったのに。
自然に任せたらこうなったので、これはどういうことなのかなーと思っています。ふふ。^^
参拝後、また少しようこさんとは別行動。私はひとりで稲佐の浜に向かいました。
そこでこの旅一番最後のびっくりです。
この前よりさらに潮が引いてる……。
今日は弁天岩に座れるではないか。
今までで一番の接近です。
そして遥か沖一面に天使の梯子。
私はもう胸がいっぱいになってしまって。
天使だ。 やっぱり、天使だ。 ずっとずっと、天使がいる。
やがてゆっくりと雲は流れて行き、
黄金色の夕陽がまっすぐに私を照らし始めました。
とてもあたたかい。
浜辺なのに、風も無く。
穏やかで。
神在月には、
神様はここに集まって出雲大社へ行くと言われているそうですが、
その神聖なる稲佐の浜全体が、金色に染まってゆくのを見ました。
あの瞬間。ほんのちょっとだけ。私はこの世じゃなくて。あの世に居たような。
美しい光の世界の真ん中に身を置いていたような気がする。
それから世界はだんだん赤く染まっていって。
今度はなにもかもが紅色。
赤い色。苺の色。
これは愛の色だな、と思った。
その時、
そうだ!この光をハートの石に閉じ込めてお土産に持って帰ろう!
と思いつきました。
かみさまのひかりを集めたパワーストーンの完成です。^^
さて。
その後また合流したようこさんの運転で、夕景の海岸沿いを車飛ばして日御岬まで。
わー。ふと東の空を見たら、まあるいお月様!(そう翌日は満月だった☆)
ここは江ノ島にそっくりだなー。東尋坊にも似てるー。
そうそう、聖なる場所はどこも似てるんだよね、きっとね。^^
きっとね。
そうして天使はずっと居るんだよね。何処にでもね。そうでしょ?
と思っていたら、サイン。
暗闇に浮かび上がる十字架の、白い光。
この旅のいちばん最後に私が見たものは、教会でした。
2012-01-08 18.03.18
これで旅のお話はおしまい。
めっちゃ素敵なスタートが切れた2012年。
ま、肝心なのは中身だよね、な か み。 [2012]。-) じーっ
これからどんなものを詰めてゆこーかね~?
ふふふん♪
とにかくがんばるちゃんyo☆
たのしく。がんばるちゃん。 \(^O^)/
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早朝の玉造温泉街。川沿いの道を歩いて神社まで。湯気もうもうの中。
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道沿いの灯籠。よく見るとハート型だったりして。
昼間は気づかなかったけれど。すてきだなー。
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朝6時過ぎの玉作湯神社の鳥居前。
といっても見えないか。一応写してみたんですけど。
すみません。フラッシュたくのは好きじゃないので。
だってこの方が感じ出るじゃない?
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稲佐の浜で見た天使の梯子。
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弁天岩とハート型の石。
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稲佐の浜を黄金色に染める夕陽。
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日御岬へ向かう途中、海が桃色に。きれいすぎたー☆
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まるで東尋坊のような日御岬の断崖絶壁。
かみさまのひかりを集めたパワーストーン。
この写真は、今年個展にいらしてくださった方の中から
ご希望される方全員にサイン付きでプレゼントいたします☆
「ハートの写真ほしい!」と言ってくださいねー。(^ー^)ノ♪
↓↓↓
2012-01-08 16.38.59
(いらっしゃれない方はこれをプリントアウトしてくださいne)

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