雨の夜のメール

『私は、6年前、
 まさしく彼女と同じでした。
 そして当時の師が、今の苺さんでした。
 6年前に起こった出来事を、
 あれが愛だったと、はっきりと確信し、言葉にできるまでに、
 6年かかったような気がします。
 そして、今回、苺さんが見せてくださったことたちのおかげで、
 全てのパズルピースがぴったりはまった、そんな気持ちです。
 私は、むしろ、
 苺さんのことのほうが気になります。
 ずっとずっと傷を負っておられるんじゃないのかと。
 ただ、
 創る喜びのほうがあまりにも大きくて、
 傷口が皆に見えないだけなんじゃないのか、と。 』
ふふふ(笑)
私は自分で傷を負っている認識はありません。
やはり傷ついているのは彼女の方だと思います。
傷は、「つけられる」ものじゃない、ホントは。
自分で「つける」ものなんです。
いつでも、傷つくというのは自分の選択でしかない。
彼女は自ら傷つくことを選んだ。
そして私は
選んでない。
だから、誰も私を傷つけることはできない。
『 苺さんがもし、「間違っていた」とご自分のことを思われるなら、
 それは正しいのですよね、他の人間が否定することはできない。
 苺さんがそう思っておられるのだから。
 苺さんの思いだから。 』
すべて、ではありません。
間違った「部分」があったということです。
それは、誰に対して、とか
そういう種類のものではなく。
私の個人的な、たったひとりの世界の話で。
ハッと、気づいたことがあったのです。 宝です。
『 でも、
 根底には「愛」しかない、「愛」だけが見えたんですよ。 』
そうです。
それしかないですよ。
それ以外が見えた人は、ただ自分の心の中を見ていただけにすぎない。
私の行動に自分の暗闇を投影して見てるだけ。
私とはなんの関係もありません。
『 だから、
  受け止められなかった人は、それだけのこと。
 あの大きな宝石を、曇らせないでくださいね。』
私は曇っていません。
輝きは増したと思うのだけど。どうかな?(笑)
『客観的にみていても、
 「自分らしく輝く」ことを追求する方の今回の選択は、
 本当に残念ですし、個人的に心底がっかりしました。
 誤った自己愛など、不要なのに。 』
そうですね。
残念です。私も。そのひとことにつきる。
本当に飛躍のチャンスはもう目前でした。
私が「間違った」部分とは、そこに持っていくまでの
(私自身の)自己のあり方でした。
しかし、間違ったことで掴んだものがあります。
彼女がやってくれた役は私の人生にとってもとても重要でした。
感謝しています。
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お会いしたことのない方とのメールのやりとりです。
見えている人には届いているので、よかったと思う。
たしかに存在した思いは何か、
それは
この私が一番よく知っている。
自分は騙せない。真実はひとつだけ。 だから大丈夫。 
私はこのまま、胸を張って、生きてゆこうと思います。

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