軽井沢~アリスの丘~
一泊で、軽井沢にある「アリスの丘」へ行ってきました。
二日間とも晴天で、
昨日は噂通りマイナス10度でしたが!
今日は春のようなぽかぽか陽気。
でもなぜか粉雪が舞っていました…….
冬はお客様が少ないので、
店内の隅っこを書斎スペースにしてもらい、
そこで本のためのテキストを書いていました。
お茶を出してもらったり、食事を用意してもらったり。
い~気分でお仕事はかどりました!ありがとうございます。
ふと、ナオちゃんが
「そこは桂さんがお座りになって書いてらした場所なんですよ」
と言ったのを聞いた時、なんだか、胸がいっぱいになってしまいました。
私は、生前お会いすることはできなかったんですが、
ずっとずっと桂さんに見守られ、導かれているように感じるのはなぜなんだろう?
人の縁とは不思議なものだなあ。
軽井沢の磁場がいいのでしょうか?
東京のアトリエに居る時の三倍くらいのスピードで作業が進むのです。
さくさくするする書けました。
そして、なぜか、ペンを走らせている間中、鳥肌が立っていました。
私は「なにか」に感動しながら書いていたのです。
何に感動しているのか、自分でもわからないのですが。
とても変わった体験をしたように感じます。
ナオちゃんが、写真を撮ってくれました。
今でも日本全国の森村桂ファンからの贈り物が絶えないそうですが、
それらに囲まれながらの、夏野苺、執筆風景です。
ナオちゃんったら、
「書いてらっしゃる苺さんの後ろ姿を撮りたい」と言って、
寒いのに外へ行って、窓から写した一枚がこれです。
なんか……
なんともいえない写真です。
私は、たぶん、この写真を、
ずうっと先にいって、
たとえば自分がおばあちゃんになった時に見たら、
きっと泣くと思います。
これは、
そんな一枚だと思います。
この写真には写した人が写っています。
私じゃなくてナオちゃんが写っています。
ナオちゃんの、私を見る眼差しが写っているのです。
だから、
この写真を見るたび、ナオちゃんを懐かしく思い出して、
私は涙すると思うのです。
帰りの新幹線の窓から、
インカローズ色に染まる夕焼け空の向こうに小さく富士山が見えました。
今年はまだ始まったばかりです。
楽しい年にしたいと思います。
本当の意味で。
楽しい一年に。
さあ。
一緒に飛ぼう。
クリックすると私のツイートページに飛べます
↓
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。