真実のサイン
優しいということは
弱いということではなくて。
思いやるということは
同情するということではなくて。
恋をするということは
執着するということではなくて。
親切ということは
ただのお節介ということではなくて。
こまった。
いったいあのひとにはどうしたらわかってもらえるのか?
自分で何度も「嘘」をついてる自覚がないらしい。
ぜんぶ「正しい」と思い込んでいる…なんて恐ろしい…
あのひとの一番の罪は、自分への偽りだ!
そろそろ本気でぶっ飛ばした方がいいだろうか?
しかし。
私は自分では手を下さない。
天使にお願いをするだけだ。
もっとも公平なジャッジは天に任せるにかぎる。
このことについて私が「どうなんですか?」とひとたび問いかければ。
答えはもたらされる。
それは決定的な作用を及ぼす。
宇宙全体に。
もちろん、あの人の人生にも。
できることなら、
私が本気で天に問いかける前に、気づくべきだ。 あの人は。
天罰は…
こらしめるためではない
愛を持って、教えるため
そんなことできるのって
かみさましかいないだろ
山に登る。 山頂に着く。 そこから見える景色。
下にいたのではけして見えない、
その景色。
山へは誰でも登れる。 自由に、誰でも、その気があれば。
しかし、
山頂にとどまることはできない。 やがて下山の時がくる。
もう景色は、見えない。
けれど一度は見たのだ。
それを忘れず生活するということ。 呼吸するということ。
どこの位置にいてもぐるりと世界が見える人、心のなかに。
上にいるものは下を知っている。
下にいるものは、上を知らない。
もし忘れてしまったなら。
何度でも、山へ登るひと。
そして
必ず下山し、
また静かに日常を営むひと。
人生を山登りにたとえるなら、こんな生き方をしたいと思う。
私だったら。
マチルダはいつも、こちょこちょと、
すばらしく!すてきな!じゅうような!たのしい!
ことを、たくさんたくさん教えてくれます。
わたしはそのたびに「ほぉーっ?」と驚いたり、
ぐっと感動したり、
ひとつ利口になったりします。
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