新しいペンダント
和歌山から帰ってきてからすぐに行こうと思っていたんだけど。
なんとなくぐずぐずしてました…
無くしたものとまったく同じ、
プロテクト用で同じデザインのものを創ってもらおうと思って、
じゃ、石を買おうかと考えてたら時間がどんどん経っちゃって。
でも
3日前くらいに急に「あ。あの石」と浮かんだムーンストーン。
それを使うのはどうだろう?
急いでグリモアで調べた。
そしたらプロテクトではなく、今回目に飛び込んできた護符は
「この護符を持つ者は何をしても必ず運が味方する」
というもの。
必ず …かあ。
手のひらに置いて、ムーンストーンを眺める。
月の石。
乳白色の、スリランカから来た石。
スターライトが入る石。
無言のパワー。
出番か?
じっと見てたらもうひとつ。 別の石の声が聴こえる。
それは、ブルーサファイア。
師匠が3年ほど前にスリランカへロケに行った時のお土産。
透き通る、蒼。 ミカエルカラー。
私は宝石の価値がわからない人間なので、
そのちっさな蒼いつぶを見てもなんとも思わなかったけれど、
あとから値段を聞いて驚いた、という石。
偶然、両方、スリランカ。
で、昨日。
朝、目が覚めたら「よし、今日行こう」と、すとんと思ったので、
アルケミストの工房に電話。
息子さんが出た。
アルケミストはちょうど昨日まで
旅に出ていて、不在だったらしい。
本当は今日まで休む予定だったのを、
「夕方行くから」とさっき電話があったとのこと。
すごい! すごいタイミング!
繋がってる。
師匠とふたりで訪ねた。ここに来るのは久しぶり。
魔法ムード漂う、素敵な場所。
アルケミストは、「ちょうどよかった」と言って
旅のお土産をくれた。
彼が自分で掘ったという8800万年前の琥珀。
「はっせんはっぴゃく…まんねん?ですか」と、3回、尋ねる私。
琥珀をとりまく黒土はそのまま削って泥パックに使えるからと教えてくれた。
お肌つるつるりんになるらしい。
「で?今日は?」と聞かれて、石を見せる。
見たとたん「スリランカだね?」と言ったので驚く。
なぜわかるのかしら?
いろんな角度からルーペで石を見る、彼の様子から、
これらが“よい石”だというのがわかる。
グリモアを見せて、創って欲しいものを伝える。
「いいね!最高のものを創ろう!」と張り切るアルケミスト。 よかった!
石はふたつとも使うことになった。
宇宙を表現したものを創るらしい。デザイン画を描きながらそう言っていた。
護符は、ペンダントの裏側に銀細工で創る。
出来上がりは、私の誕生月の予定。 どきどきするー。 たのしみ。
もしもあれを無くさなかったら新しいモノを創ろうとは思わなかっただろう。
無くしてから初めて、「よかった」と思った。
今度のはさらにさらにすごいことになりそう。
次の新しい場所へ行く時には、こんなふうに、
なかば強制的なことが起きたりする。
強い流れに押されて、ぐいぐいと。
帰宅してから、ものすごーいイイ気分でカレーをつくった。
気絶するほど美味しくできた。
自分でつくったものをこれほど嬉しく思えるなんて、
私は最高にオメデタイ人間だと思う。
大盛り過ぎてカレーがお皿からはみ出そうになっちゃった。
「あなたもっと大きなお皿使いなさいよ~」と
師匠に注意される。 ぶははは(爆)
夜、ちょっと人形の顔を直してみたら、今度は
いかりや長介になった。
困った。
うーん
うーん
うーん
と思いながらいじっていたら「あ」と思う瞬間があって。 そこで手を止めた。
これでいこうか?
顔が乾くまでの間、手を創ることにした。
ちょっとこれは… かなり、リアル。
少し寒くなって、
やめた。
明け方、夢に
月の女神が出てきた。
サファイアとムーンストーンのペンダントに、魔女名を刻印せよ、と。
なので、今から
アルケミストに手紙を書きます。
今日は、新月。
☆「天使のダンス」ポストカード。
5枚1セット 1,000円
希望者はinfo@ichigo-natsuno.comまで。
今回限りの「天使のダンス」記念ヴァージョンです。
(5月末〆きり)
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