奈良へ

2010.03.27

すみません、
皆さんに黙って出かけてしまいました、（笑）
奈良まで。
さっき帰ってきました。
三日間だけのちっちゃな旅。
くるくるいろいろまわって。
楽しかった。
今度は師匠が人間ドックだったので、
一晩目は、
私もこの前お世話になったセンターへ泊まらせてもらい、
二晩目は、
ホテルと旅館のハーフみたいな不思議な場所に泊まりました。
出発した日は雨。
妹の十回目の月命日だったので、
一緒に出かけた気分。
奈良、寒かったです。
センターの近くに、吉野の千本桜があります。（世界遺産）
そこへ一番に行こうと思ったんだけど、
知らない場所で、よく調べもせず（いつものこと）行ったので、
着いてびっくり。
なんだ？これ。　熊野じゃん……..　みたいな。
あちこちに「霊場」と書かれた立て札が。
そういえば、熊野地方って、
和歌山と三重と奈良をまたぐんだよね。
途中「修行門」と書いてある鳥居があったけど。
すみません、今日は勘弁してください、と思って
そっちへは行かなかった。（笑）
今回は、なんとなく、びしっ！とじゃなく、
ゆらゆらぁ～っとしたかったので。
　　
まだ桜は二分咲きくらいで、満開までにはあと一週間ほど。
山には霧がかかって、あまり遠くまで景色は見えなかったけど、
それでも行ってよかった。
来年は桜の季節に来たいなあ。

お腹が空いたので、柿の葉寿司を食べました。
お客さんはだあれもいません…….　雨だし。
お店のおばあさんが可愛らしかった。
外まで見送りに来てくれて。
「紅葉の季節も奇麗だから、ぜひまたいらしてね」と言ってくれて
なんかすごく嬉しかったです。
カメラを向けて手を振ったら、恥ずかしそうに笑って。
気をつけしたまま動かなくなっちゃった。（笑）
あの人は天使だな、と思いました。
　　
センターから歩いて10分ほどの場所に、水の神様が祀ってある神社を発見。
二日目の朝、ひとりでてくてく歩いて行きました。
古い神社で。
すごい樹がありました。
しばらくじっと立ったままみつめてしまうほど、すごかった。迫力が。
境内に座って瞑想していたら、
突然、閃光のようにパッと………..。　ある答えが。
私の心は急に元気になって（これまでよりもっと、という意味）
幸せ感が胸いっぱいに広がる感覚。
気持ちよかったあ。
雨が、奇麗だった。
その後、そのまた近くに黄金色に輝く弁財天を発見。
手を合わせてお参り。
それから、
マネーズのゆきちゃんに「奈良に行くならぜひ」と教えてもらってた
大神神社（おおみわじんじゃ）へ行くことに。
どどーん、と重い感じ（厳かなという意味）の場所でした。
参道入り口の鳥居が……………
でかすぎ。（笑）
おおお！と驚いてしまいました！（ここは水と白蛇の神様だそうです）
　
神社の中に、あらっ？と思う場所があって。
だいたいそのあたりから、なんで急に自分は今回奈良に来ちゃってるのか、
ちょっとずつわかってきたような。
三日目は、
泊まった場所からすぐのところに、
春日大社と東大寺の大仏殿があるのを知って、
じゃあそこに行ってみようかなと。
春日大社………….
いきなり平安時代にタイムスリップしたかと思いました！
なんともいえない～～～っ
不思議な雰囲気！
ここにも、あれっ？と思う場所があって。
あれ？　あれ？　…………あれ？
そういえば、
この前の名古屋七福神巡りの時も……………
鎌倉でも？
いや、そんなこといったらもう去年からずっと続いてる…………
そっかー。　もしかしてー？　これはっ？
ぷぷぷーっ（笑）　天使がシゴトしてるー　
って思いました！
そして。
まあ、あるだろうとは思ってましたが。　ありました。（笑）
金龍神社。
財運の神様です。
（今回の旅、龍との出逢いは数知れず。あちこちに、龍、現る）
ごぉ～ん　っと、祈ってみました。力強く！
　　
大仏殿では、面白い発見が。
　
あ。
奈良公園の鹿、怖かったです。
せんべい目がけて追いかけてくるの図。（笑）
　
ランチに食べた三輪そうめんと柿の葉寿司（また笑）、
美味しかったです！

今回の旅、ずっと雨だったけど、
大仏殿到着後、
遠くの空に晴れ間をみつけた時、
嬉しかった。
なんだか、抜けた気がして。
十日間くらい、うっすら心に雲がかかったようだったけれど。
もう過ぎたのかも。
あの嵐。
心を込めて、通過することができたかも。
それが嬉しい。
じっと静かに我慢できたことが。
天使が
助けてくれたんだと思います。
いつもそばにいて応援していますよ
って言ってくれてたような気がします。
旅の間中も、ずっとずっと。
私は天使と会話し続けていたように感じます。
旅に出ると、
非日常的な扉が開いて、
普段は聴こえないようなものが聴こえてきて。
見えないようなものが見えてくる。
そんな場所にひょっこり落ちている「答え」をパッと掴んで、
ふたたび日常に戻ってくるということが、
すごく楽しい。
そうだよ、この、戻ってくる感じがね。
いいんだよね。